釣行記

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いつまで釣れ続く!? 連日好釣 仙台湾アカジと真子鰈

伊藤 育男 2021年3月5日 更新

春先からずっと好シーズンが続く仙台湾のカレイ船。伊藤育男さんとがまかつ社開発チームはニューロッドのテストのため塩釜沖に釣行。GFGの池田正義さんも参加し、良型が揃う好シーズンの釣れっぷりを楽しんだ。※2016年6月掲載の記事です

釣行日は6月7日。無風、波なしの絶好のコンディション
 
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仙台湾カレイは春から好調継続中!

春から絶好調をお伝えしている仙台湾のカレイ釣り。今季はアカジ(マガレイ)、真子(マコガレイ)ともに型がよく、35cmオーバー多数に40UPも混じる好調をずっと維持している。

今回はがまかつ開発チームと釣行。遊漁船は塩釜港の丸洋丸。船長の宮田さんはカレイの実績ポイントを熟知しており、育男さんも信頼を置く存在だ。

釣りをしたのは仙台湾沖の水深40m前後のポイント。新ロッドのテストのかたわらの釣りだったが、一人60枚ほどの釣果。それでもピーク時に比べると食いは少し落ちたそうだが、大型カレイの引きを堪能しながら終日楽しんだ。

久々に登場の池田さん!元気に釣りっこしてますが、今年からシルバー割の対象になることを知ってちょっとだけ落ち込んでいたそう
良型カレイににっこり笑顔に
去年あたりからマガレイも30オーバーが普通になり、以前の仙台湾では考えられなかった状況。まだ釣ったことの無い方はぜひ足を運んでみましょー

仕掛けは一同「育男の仕掛け」。新コンセプトの反射食いスペシャルを使用。オモリからテンビンを浮かせることで高い位置でアピールして食わせるのがこの仕掛けのコンセプト。

高活性な魚に飛びつかせるだけでなく、低活性な魚にもアピールしてやる気を出させて食わせられるのがポイント。誘いでやる気を起こした魚は上バリに食うし、それ以外の低活性な魚も上バリで見せて、2番目、3番目のハリの落ち着いた動きに反応してくる。

仕掛けは育男さんプロデュースの「育男の仕掛け」
2016年リリースの反射食いスペシャルはオモリとテンビン部分の間に捨て糸のような長さがあるのが特長。仕掛けの上バリの位置を高めにすることでアピールを高める効果に期待できる
仕掛けは水深40mの流し釣りということもありノーマル3本バリのIK-31、ショート3本バリのIK-35が良かった
育男の仕掛けでの釣果。育男の仕掛けを使用する天鰈会会員は今季の船カレイ大会で複数入賞するなど大活躍中

発売が待ち遠しいがまかつのニューロッド

「今度のニューロッドにはすごく驚きました。まだテスト中のため詳細は教えることができないのですが、竿が手の延長線上になったような感じで、今までにない感覚のカレイ竿になっています。長年、カレイ釣りをやり込んだ方でも新感覚を味わえて、全く新しいカレイ釣りを開拓できる面白い竿になりますよ」と育男さん。

自ら船竿を制作するなど、カレイ竿にこだわりのある宮田船長も絶賛。期待が高まります
ラインは「スーパーブレイド5・8本組」(サンライン)の1~1.5号。高品質で細いとも使える8本ヨリのPEライン。この糸なら1号まで細くしてもOKだが、カレイ釣りであれば1.5号でも十分な感度で、安心して釣りをできる
サンライン(SUNLINE)
船からのエサ釣り、ルアー(ショア、オフ ショア)まで幅広い釣りに対応

徐々に活性が落ちてきたといっても、以前が異常な釣れっぷりだったというだけで、まだまだ絶好調に釣れている仙台湾の船カレイ。刺身サイズのマガレイが釣れるなんて以前は考えられなかったはず。釣り物も色々と増えてくる季節だが、釣れ盛っている今のうちにカレイ釣りの醍醐味を味わっておきたいものです。

[遊漁船紹介]丸洋丸(宮城・塩釜港)
カレイのほか、ドッカン(コマセ)、青物、イカ釣り、一つテンヤ(マダイ)などなど、仙台湾・金華山周辺へハイテク船でガイド!仙台湾を熟知した宮田船長のもとに、凄腕の釣り師のほか、他地域の船長たちも集まる。
※2016年6月19日「丸洋丸竿頭大会決勝戦」開催(予選実施中)
※65歳以上シルバー割り、平日5人以上割引など各種割引あり。
■予約TEL:022-365-5254

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PROFILE:伊藤育男

10代にしてカレイ釣り大会に優勝した経歴を持つ、東北屈指のカレイ釣り職人。ここ数年は、船釣りをメインに、もっぱら楽しい釣りを追求中。がまかつフィールドテスター、サンラインフィールドテスター

 

※取材・解説/伊藤育男
※取材協力/丸洋丸、がまかつ

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