釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

春~初夏の磯釣り盛期! ~笹川流れ~庄内鶴岡のクロダイ~

亥飼 真司 2021年3月4日 更新

東北日本海側各地は春磯がシーズン本番を迎えている。ただ、今季のクロダイはのっこみの動きがハッキリせず、潮の効きとも関連してやや不安定な釣況になっている。4月24日から5月19日にかけて、新潟・山形に釣行した時の模様を亥飼真司さんがリポート。※2016年5月掲載の記事です。

比較的順調にシーズンが進む笹川流れ

5月19日は新潟県笹川流れの桑川港にクロダイ狙いで釣行した。比較的順調にのっこみシーズンに入った笹川エリア。

今回乗った島は「沖ヒラ」。名前の通り低く平らな島で、凪の日限定の釣り場になっている。沖ヒラは島1周竿が出せ、上り潮、下り潮関係なく釣りをすることができる。

早速コマセを撒き、潮の様子を見ながら海の中を注意深く見ていると、クロダイら しき姿がチラチラっと見え期待大!潮も、朝は沖が下り潮 が流れていて、島の両サイド側はその流れに引かれ沖に流れていき良さそうな雰囲気。

いざ釣りを開始し、サラシの切れ目、磯際、沖のシモリ根、潮筋と色々攻めてみたものの、本命からのアタリは来ず。四苦八苦してるうちに釣り開始から3時間が経過し、テンションもすっかり落ち着いた8時過ぎにファーストヒット (笑)

良い潮が続かないのか、最近はポツリポツリと釣れることが多くなっている。この日も例にもれず次が続かず・・。潮も止まりかけてきた頃だったので少し休憩(昼寝してました)を挟み、12時頃から釣りを再開。

寝ぼけ眼でコマセを撒いてみると適度に潮が流れていい感じ。一緒に乗った友人は、まだ釣れていない様子。急かさず仕掛けを入れてみるとエサが残り、何と3投目でヒット!(笑)

隣から友人の冷たい目線を感じつつも、その後はやはり続かず潮もフラフラ状態。17:00 の納竿間際に友人が立て続けに2枚釣ったところでタイムアップとなった。

笹川流れの桑川港から渡船し、沖ヒラでの釣果
釣友とそれぞれクロダイ2枚ずつ釣り上げた
5月19日時点で、笹川流れは庄内よりはよく釣れている状況だった
のっこみでお腹がパンパンのクロダイ。今回の使用タックルは、ハリが「GRAN ジークチヌゼロフカセ」の3号、ハリスが「VARIVAS ハードトップ磯プレミアムハリス」1.5号、ラインは風が少し吹いていたので「トリビュート磯サスペンドタイプ」の1.75号を選択。

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ウキはキザクラの「Dフラッツ53 P-J6」。遠投できる「Dフラッツ74 P-J6」をメインで使い、近投で細かいアタリも取りたい時はやや小粒な「53」と使い分ける。「53」はエサ盗りの状況をチェックしたい時などにも向く

■渡船情報:「たけよし丸(笹川流れ桑川港)」
※村田武彦船長TEL:090-3007-5432

鶴岡・由良エリアはまだまだこれからの雰囲気

4月24日はマルキューカップがあり由良に釣行。沖磯の御宝前でクロダイ47cmを1枚の釣果だった。

この時は庄内でも堅苔沢周辺は地磯、沖磯ともに釣れていたものの、由良磯はシーズン的にはまだ少し早いかなという状況。御宝前にはフグとタナゴがエサ取りでいたが、磯によっては何もいない所もあり、磯により状況はまちまちだった。

4月下旬の由良磯で47cmのクロダイをキャッチ

5月4日は堅苔沢漁港からエボシ岩へ釣行。この日の亥飼さんの釣果は1枚。堅苔沢周辺ではゴールデンウィーク頃からマダイも回り始め釣況は上向くかに思われたが、5月の連休の後、おそらく一時的なものとみられるが小休止状態になってしまった。

ゴールデンウィーク中の堅苔沢・エボシ岩。この日の朝方にはマダイらしい魚に切られた人も

そして、その不安定な釣況のまま5月15日は庄内エリアで銀狼カップに参戦。この日は潮がよくなかったこともあり激シブのコンディション。予選結果は80人中、堅苔沢で1枚、由良で3枚の計4枚。亥飼さんはそのうちの1枚を由良で釣り、セミファイナルに進んだものの、厳しい条件で魚を出せる選手はおらず、東北からの決勝進出該当者は無しとの結果に終わった。

亥飼さんの予選での1枚はミサゴ島での釣果。ミサゴ島と隣の小ミサゴ島の間の水道の出口付近を狙った。潮がふらふらと安定しない条件だったが、手前のサラシと沖のサラシが絡むポイントにタイミングよく仕掛けを入れることができた。釣れた魚は30cmちょっとと小さめで、のっこみの魚というより初夏のハシリの魚という感じだった。

5月15日は延期日程となったダイワ銀狼カップに出場。難コンディションのもと貴重なイチマイを釣り上げた

不安定な状況は続くものの6月一杯は十分にチャンスあり!

今季はどこの釣り場も潮がなかなか安定せず、例年のノッコミのように2桁の釣果はほとんどなく単発の釣果が多くなっている。こうなると一瞬のワンチャンスを逃さずモノにすることがかなり重要。潮が良ければ昼、午後にもチャンスがあるのだが、朝イチに潮が効くことが多いので、特に朝の好機は逃さないように集中した方がいいだろう。

5月19日時点で笹川流れ周辺のクロダイは上向き状態。数日前には2桁釣果も上がっている。マダイはまだ聞こえておらず、これからに期待。庄内のクロダイはのっこみらしい腹ボテのものから産卵後のもの、産卵に関係しない小型と個体差大。秋田の男鹿周辺もクロダイの釣れっぷりは去年よりは振るわないが、こちらは最近になってマダイが釣れ始めた。

これからはエサ盗りも多くなり、東北各地でフグ、イナダが増えてきている。粟島、飛島周辺はイナダ、ワラサがかなり多くなっているとの情報。沿岸はフグがうるさくなっている場所もあるが、むしろある程度はエサ盗りがいた方が攻める時の目安になって釣りやすくなることも多い。

今後は東北各地でクロダイに加えてマダイの釣果も望めるようになり、6月一杯から7月頭まで磯釣りを楽しめそうだ。

[使用タックル]
■道糸
バリバス「トリビュート磯フロートタイプ」1.75号
バリバス「トリビュート磯サスペンドタイプ」1.75号
■ハリス
バリバス「ハードトッププレミアムハリス」1.5号、1.7号
■ハリ
グラン「ジークチヌゼロフカセ」2号、3号
■ウキ
「D-Flatz74 P-0」
「D-Flatz74 P-J6」
「D-Flatz53-P-J6」
「D-SUS Macro&ディンプルMacro」上下共に4B
※いずれもキザクラ
■その他小物
バリバス「ハードバッカン40cm」
バリバス「エサバッカン」
バリバス「キーパーバッカン」+「メッシュキーパー」

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PROFILE:亥飼 真司

東北各地の他にも北陸方面や関東方面にも釣りに行きます。海の釣りは色々やりますが、最近は磯釣りの合間にテンヤマダイやタイラバに行ってます。サポートメーカー:モーリス。MFC(みなとやフィッシングクラブ)所属

 

※取材・解説/亥飼 真司

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