釣行記

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石巻周辺投げカレイ、アイナメ好シーズン!2015年後半の投げ釣り釣果&今後の釣況予測

東海林誠 2021年3月10日 更新

皆さん、最近投げ釣りを楽しんでいますか? 今シーズンも例年通り、産卵を控えたカレイが続々と接岸中ですよ!こちらは、相変わらず5歳の長男を連れての釣行が続いていますが、ここでは今年の後半戦(6月以降~)の釣果を振り返りつつ、年末までの釣況を予想してみたいと思います!※2015年11月掲載の記事です。

長男君も30~40mくらいなら投げて、引き釣りも出来るようになってきた
 
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【6~9月】週末は日本海でマダイ&キス!平日は早朝or夜に仙台近郊のサーフ、河川へ!

今年も週末はほとんど毎週日本海へ出撃していました!夜釣りで大型のマダイが狙える時期だけに、特に大型の出やすい地磯や離岸堤に入りたいところでしたが、夜中に5歳児を連れていく訳にもいかず、今年はほぼ毎回、車横着けポイントでまったりと中~小型のマダイをやって、早朝からはサーフで海水浴がてらのキス釣りばかりでした…苦笑。

一方、平日の早朝には、ヒラメ&マゴチ狙いで、連日ご近所サーフ通い!また、夕方~半夜釣りでは本命クロダイ&裏本命クロソイを狙いつつ、さらにはイシモチ狙いにもかなり通いました。 ※平日に夜釣りに出撃する際には、息子2人をお風呂に入れて、布団に寝かしつけてから!そして夜明け前に帰宅するパターンでした…(^-^;

日本海で良型キス
夜の仙台周辺サーフで、クロダイ狙いに釣れたクロソイ
50cmオーバーのクロソイも!「これは裏本命で外道じゃありません(笑)」
夜クロダイで釣れたマゴチ。今シーズンはコチ狙いのルアーマンも多かった

【9~12月】宮城のマコガレイ、イシガレイがシーズンイン!アイナメは乗っ込み期に!

今年も、9月半ばにはアイナメ混じりで30~35cmのマコガレイが結構釣れ、25~30cmのイシガレイもかなり数が出ました。10月に入って更にサイズも良くなり、10月25日に開催された『第8回宮城協会オープンカレイ投げ釣り大会/全日本サーフ宮城協会主催』では、最大47.8cmを始め、良型のカレイが好調に釣れました!

また、11月15日開催の『全日本カレイ投げ釣り選手権大会/全日本サーフキャスティング連盟主催』では、悪条件ながら宮城会場で2枚の50cmオーバーが出るなど、いよいよ乗っ込みもピークといった感じです!

ナメタガレイとイシガレイが50UP!マコガレイも30cm台が多数釣り上げられた。
[2015全日本カレイ投げ釣り選手権大会・石巻会場成績表URL]http://miyagi14.net/kare2015i.html

これから12月に入ると産卵活動に入る個体が多くなるため、極端に喰いが落ちますが、年明けの1月中旬には、産卵後で身の薄くなった『戻り』のカレイが釣れ出します。

また、アイナメはのっこみシーズン盛期ですが、産卵が徐々に終わり、12月に入る頃から日中はあまり食わないようになります。そうなると夜釣りが面白い時季の到来!夜のうちはバタバタ釣れていたものが、日が昇るとパタリと止まったりして、昼夜の違いがハッキリ出るようになります。

投げカレイは好シーズン!
エサ盗りのフグも健在

震災後、ポイントの底質、魚種の変化に困惑

よく常連さんやクラブのメンバーから、「震災前に釣れていたポイントで全く釣れなくなった」という話を聞きます。私自身も、マコガレイの数が出ていた潮通しの良い船道周りのポイントが、根掛かり激増で釣りにならなかったり、また、大型のイシガレイが釣れていたポイントが、潮の流れが変わって泥底になったせいか、マコガレイばかり釣れたりとか、逆に、震災前まではアイナメ&マコしか釣れた事の無いポイントに砂が堆積されたせいか、イシガレイが連発したり…という事が多々あります。せっかく開拓してきたポイントが一部ダメになってしまいましたが、また新しいポイントを開拓していきたいと思います!

震災から4年半、かさ上げ工事や、海底に沈んだ瓦礫の撤去作業が行われている釣り場もまだまだ多くあります。特に平日釣行時などは、作業中の場所での竿出しには細心の注意が必要ですが、せっかく良型のカレイが接岸中ですので、問題なく釣りを出来る場所を探して楽しんでいきましょう。

※余談ですが、今年は、所属する『全日本サーフキャスティング連盟』の大物申請(大物賞申請システム)で、クラブ日本一を目標にしています!同クラブのRYU君、ハル君、たかぱち君、えんどう君を始め、他のメンバーも大物狙いの釣行をかなり頑張っていて、また、個人的にも、各魚種とも納得サイズが結構釣れ、何とか全国1位を取れそうな状況です(^_^)V

特にRYUくんには長男のベビーシッターまで!いつもありがとね!(笑)

大物は記録として残せるのも励みになっている

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PROFILE:東海林 誠

家業である米穀店の仕事と育児の合間に、せっせと釣り場に通う、投げ釣りマスター。北は青森から南は愛媛や有明海まで、大物にかける情熱が足を釣り場に向かわせる。仙台広瀬キャスターズ所属

 

※取材・テキスト/東海林 誠

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