お手軽簡単ハイシーズンの鱈フィッシング♪
[ハンター塩津が岩手県釜石にタラジギング釣行。ここ数年増えすぎというほどのタラを一網打尽にハンティング!ウルトラマンも大活躍!?]
渓流釣りもあちこちで解禁をむかえ、杉の花粉飛び散る今日この頃(汗)。徐々にではありますが陽射しも強くなり、気温も一雨ごとに上昇中。
さぁ、東北もいよいよ春の到来ですね♪
…海の中は別ですがね…(涙)
気温に比べると1ヶ月程季節が遅れてやって来る海中では3月がまさに1年で1番「寒い」季節。そんな季節ですからあらゆる魚がシーズンオフな訳なんですが、そんな「寒い」季節を好む奇特なお魚さん・・
それが今まさに旬な釣りモノの鱈さんです。今回はそんなハイシーズンな鱈釣りを満喫してまいりました!※2015年3月掲載の記事です
産卵後に接岸しているマダラを狙い撃ち!
今回お世話になったのは釜石は両石港の両神丸さん♪
この辺りの船では珍しく個別の魚探が取り付けられているので釣りをしている最中にいつでも自分の目でタナをチェック出来るのと、トイレが付いているので女性の方でも安心して乗れるのがいいですね。船頭さんも気さくで一生懸命なのでオススメですよ。
6時半出船し、向かった先は三貫島のちょい沖合い。
先日まではベイトの鰯がしこたま溜まっていたそうですが、シケを挟んで1週間…見事に魚の反応が無くなっていて迷走すること30分(汗)。やっとそれらしい反応を見つけていよいよスタートフィッシング♪
水深90mなのでとりあえずは様子見で300gのジグでスピーディーにチェック!で、着底と同時にヒット♪
幸先良く全員にヒット♪鱈特有の「ぬ~ん♪」って感じのバイト(笑)
引きも鱈っぽい鈍~いトルクのある首ふりファイト。中~小型の群れでしたが
そしてしばらく入れ喰い♪
ヤル気のある群れに当たったらしく、ジグが底に着くと同時にヒットがしばらく続きお祭り騒ぎ♪
鱈の基本的な釣り方は至って簡単♪
ジグをボトムに落として1回シャクリ上げてリールを1回転。1回シャクリ上げてリールを1回転を5~6回繰り返したらまたボトムに落とす。の繰り返しで、ミソはシャクリ上げたら一呼吸手を止めて喰わせのタイミングをあげること。
なんせ動きの鈍い魚ですからしっかり見せてから喰わせるタイミングをあげないとちゃんとバイトしてくれず、結果バイトが浅くなりバラシの原因にも繋がります。
ちなみにこれはあくまでも基本的なアクション。ベイトフィッシュが沢山いるような時は鱈の泳層も上がり、タナが底から20mくらいの場所になることもあるので船頭さんの指示に従って下さいね。
鱈釣りの基本はトレーラーフックにタコベイトを装着させるスタイルです。これは単純にアピール力を上げるのと喰わせのタイミングを作るため。
ジグをシャクリ上げてからステイさせると、タコベイトがフレアーしてジグが停止しても魚を誘い続けるので活性が低い時なんかには効果は絶大!
ちなみにタックルはバス用のロッドやロックフィッシュ用のロッドでも代用が可能ですので「ジギングタックルが無いけどやってみたい!」って方は是非チャレンジしてみて下さい。
リールもロック用のリールにPEラインの1.5号くらいでやれば、専用のタックルと違って結構疲れますけど充分に釣りは成立しますよ♪
さて、ボコボコと釣れていたのは朝のうちだけで徐々にアタリが遠退いていき釣りが少しテクニカルに…。
それでもポツ~リポツリといい群れに当たると反応があり
飽きない程度に追加追加追加~♪
私はピュアフィッシングさんから今年発売になるスキッドジグで連発!
で、気がついたら2時半(汗)
「そろそろ上がるかい?」
って船頭さんの声で満足の沖上がり。
ちなみに最後に釣れたのは…
オチもついたし楽しめました(笑)
イケスの中だけで100匹オーバー。クーラーの中の魚を合わせると140匹オーバーですね♪
[タラのお料理レシピはこちら!]
釣って楽しく、食べて美味しく、配ったご近所さんにも喜ばれる鱈ちゃん。ぼちぼちシーズンは終盤になってまいりますが、まだまだイケますので気軽にチャレンジしてみて下さい!
ほんと楽しいですよ♪
[使用タックル]
■ロッド
アブガルシア SJC-78/150-KR LF
■リール
アブガルシア ソルティーステージ REVO LJ-3
■ライン
サンライン キャストアウェイPE 2号
■リーダー
サンライン ナイロンリーダー50Lb
■ジグ
アブガルシア スキッドジグ150g
エンドウクラフト 代表ジグ165g
■ウェアー
パズデザイン
■偏光グラス
オークリー タレックスレンズ ラスターオレンジ 和真メガネカスタム
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磯ロックがブームになる以前から牡鹿の磯に通い、50UPベッコウ&アイナメを狙っていたロックフィッシュハンター。険しい、キツイ、危険の3Kを乗り越えながら、数々のモンスターを仕留めてきた。茨城県在住。チーム・ハンター所属。ピュア・フィッシング・ジャパン、サンライン、パズデザイン、がまかつ、ティクトフィールドテスター
※ハンターブログ http://yaplog.jp/jgfahunter/
※取材・テキスト/塩津 紀彦