越喜来湾 冬烏賊ラストチャンス!
大船渡周辺沖の夜イカ船はシーズン終盤戦に突入。12月下旬の冬至のころは冬至スルメと呼ばれる大型のスルメイカをメインに、冬が旬のヤリイカも狙える好機。
こちらの釣行記でもたびたび紹介している通り、昨シーズンあたりからメタルジグを使ったイカジギングのアングラーが急速に増えてきている。秋シーズンに入ったばかりの10月には、大船渡市越喜来・小石浜漁港の億幡丸でオリジナルハンドメイドジグKOMO社 ビルダー薦田さんによる「イカジギング実釣講習会」を開催。さらに冬至スルメがハイシーズンを迎えた11月22日にも同じく億幡丸で釣行会を行っている。
三陸のイカジグはシンプルなタックル、直感的で初めてでも分かりやすい釣り方で人気がでている。そして今なら大型の冬至スルメの釣り味を楽しむことができ、おみやげにも最高のスルメイカとヤリイカが手に入る、3拍子も4拍子も揃ったオイしい釣り物なのだ。
2014年の冬至(12月22日)の時点では越喜来湾沖、お隣の吉浜湾沖ともに胴長30cmオーバーの冬至スルメがトップ100杯超の釣果で安定して釣れていて、ヤリイカも多い人で20~30杯は狙える好調をキープ!
冬至スルメは夏場に太平洋を北上したスルメイカが南下中、三陸海岸に迷い込んだもので、イカが南下したり水温が下がりきってしまうとシーズンは終了となる。なので、チャンスがあるのは例年1月上旬頃まで。1月以降もヤリイカは狙えるのだが、天候の関係もあって出船機会が減ってしまうのがいつものパターン。今シーズンはイカの魚影が濃く、ヤリイカに移行してからいつもより長く楽しめるかも?期待したい。
越喜来湾でイカジギング講習会を開催!
まだ秋イカシーズンの10月4日、KOMO社・薦田さんによるイカジギング実釣講習会が行われた。この頃のイカはサイズ的にはまだちょっと小さく、イカの寄りにもムラがある状況。それでも集魚灯を点けて釣り始めると、徐々にイカが集まりまずまずの釣果になった。
【10月4日のイカジギ講習会の模様】
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※取材協力/KOMO、億幡丸