釜石磯ロック盛期突入!
三陸のロックフィッシュはいよいよハイシーズン!ちょうど2014シーズンに入りかけのタイミングで開催した「第2回 釣り河北・陸っぱりロックin釜石(2014年10月18日)」の模様をお届け!
>2013年の第1回大会(2013年10月19日)の結果はこちら
今大会は昨年と同じく釜石市平田地区を本部に、大槌、釜石、大船渡の海岸線一帯を競技エリアに設定。アイナメ、ソイ類3尾の総重量を競い、デッドフィッシュの場合は1尾あたり-100g(最大-300g)のペナルティとなるルールのもと実施した。当日は前回を上回る72名のロックフィッシュファンが集まり、協賛、協力メーカーブースも出展し会場は大盛況となった。
翌週に同エリアでパワーオーシャンカップも開催されるということもあり、念入りにプラを行った参加者も。この日の段階ではロックフィッシュの乗っ込みシーズン的にはまだまだ序盤。アイナメはスポーニング行動に入るか入らないかという状況で、産卵のためにシャローに寄ってきた魚を狙うか、スポーニング行動に入る前かスポーニングに関係なく着いている魚を狙うのか、それぞれが思い思いのポイントへと散らばった。
上位は予想を上回る接戦に!
検量終了後、表彰式の前にハンター塩津氏に当日の状況をまとめてもらった。
「今日はエリアによって大きい魚が入ってきている場所もあれば、小さい魚ばかりの所、フグのエサ盗りで一杯の所と、違いがはっきりと出ました。スポーニングの魚は冷たい水の当たりやすい南側のエリアで産卵行動に入っている所があったほか、北側の磯でも水温が下がる要因があれば釣りになったようです。昨年同様に大船渡方面に入った人が多いみたいですが、大槌方面で釣った人もいました」
コンディションの良い魚が釣れて、中にはスポーニングシーズンらしいいい色になった個体も。今シーズンもいよいよ盛期と感じさせる釣果で、これから週ごとにどんどん状態はよくなっていくだろうとのことだった。
[入賞者インタビュー]
「4位の千葉さんとともに御箱崎周辺の沖側の磯に入りました。数日前に降りていた場所で、ベイトブレスのベタンコスリムのみで6本をキャッチ。巻いて止めて、少しフォールさせてというアクションが効き、一か所、連発した場所もありました。大型のバラシがあったのが心残りです」
「東谷さんと一緒に磯に入り、沢の流れ込みにコンブが繁茂するスポーニングエリアを攻めました。水深1mくらいの岩とコンブの間に落として、釣れたのはほとんどがオスでした。ベタンコカーリーテイル(ベイトブレス)のフォール長めのスイミングに、甲殻系もバーチャルクロー(ベイトブレス)で2本獲りました。婚姻色がかったオスがいい所に入っていたので、これからメスが入ってくるのでは?5位の東谷さんが1週前にボートでかなり釣っちゃったそうなので、魚を抜かれてたのかもしれません(笑)」
「プラで北方面の磯に入っていたのですが、あまり調子がよくなかったので思い切って南方面に入ってみました。朝イチで一通りのパターンは試してみたのですが、結果的にはスピニングで遠投をかけてからの遠方のサラシ下で連発しました。エコギアのキジハタグラブがよかったです」と言う大泉さんに、塩津さんは「荒れ後だったので、浅場までは入ることができない魚が沖側のちょっと落ちたところにいたのかもしれませんね」
地元、釜石市平田から参戦しての準優勝!「1位の岩崎さんと一緒の釣り場です。北も南も厳しかったので中間あたりのエリアに入りました。エコギアのキジハタグラブを使って、足下側を丹念に探ってピンポイントから釣果を上げました。明らかにスポーニングに入った魚は1本のみで、他は居着きの魚のようでした」
一人3kg台の好釣果!「2位の久保さんと一緒の釣り場に入りました。キジハタグラブを全色使って釣ったのですが、とにかくフグに食われて、イモグラブのテキサスで釣りました。最初に40UPを上げるまでは全然バイトがなくって‥ブレイクから落ちた所はだめで、ブレイクの上の足下側の方から釣れました。バイトはかなりありましたが、スポーニングの魚はまだまだこれからの雰囲気で、次週以降が楽しみです」
各メーカーブースの紹介!
※ピュアフィッシングブログ。
[大会結果]
第2回 釣り河北・陸っぱりロックin釜石(2014年10月18日)
[協力・協賛]
ピュア・フィッシング・ジャパン、がまかつ、サンライン、ベイトブレス、シマノ、バレーヒル、ティクト、ささめ針、グローブライド、ハヤブサ、リアス、リトルプレゼンツ、プロズワン、ドレス、アクティブ、ヴァンフック、竹の皮屋、アイビック、釣具オヤマ、御箱崎釣具店
※順不同、敬称略。
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