釣りガールイベントに参加して2~39編~
釣りガールイベントもう一つは、清水希香(しみず あすか)さんとみっちぃさんこと石崎理絵さんによる39(サンキュー)のイベント。この「39」の意味は「海に感謝」や「自然に感謝」しようという呼びかけからユニットを組みPRするのが狙い。確かに釣るだけではなくそういった面からも釣りを通じて何かするのも一つ。※2014年9月掲載の記事です。
金沢八景沖のタチウオ釣りで39
8月上旬、横浜・金沢八景の太田屋さんにてルアーとエサ釣りでタチウオを狙うイベントを開催しました。今季の東京湾は「タチウオ」が絶好調。ルアー、通常の80号オモリで狙うエサ釣り、40~60号で狙うライトタックル船とバリエーションがありお客様も釣り船も多い釣り物。ファンの方々から「あれ?山口さんルアーじゃないの?」という声。今回はライトのエサ釣りを選択しました。
本来は秋から早春にかけての東京湾タチウオ釣り。この5~6年は釣り期が前倒しになり船宿でも狙うようになりましたが、ルアーで狙うタチウオは約20年前にテスト。
乗合船は無く、仕立て船でのアプローチ。乗合船での営業は出来るか?理解が得られるかを検証して当時、フジワラ、ヤマシタ・マリアと共同でスタートさせた記憶があります。その時に付けた言葉が「サーベリング」。なんと言ってもルアー船、エサ船、同船可能かなどを調べてポップを作り釣り具店に配布するなど大掛かりに展開。「餌釣りとルアーが同船できるメジャーな釣り物」として認知度が上がりました。
しかし、エサ釣りの味も捨てがたい。細かい当たりを掴んでヒットに持ち込む。この釣り味は最高です。今回はルアーとライトタックルのエサ釣りとが同船し、午前船で狙いました。
ポイントの観音崎沖までは航程約30分。ポイントに着くと既に大船団が形成されていました。水深は約40m。浅場からスタート。棚は底から20m位の幅にポツポツと出てくるとの事。すると右舷側でヒット。小型ながら本命タチウオ。底に着いたら3m程棚を切り、底から細かくシャクリ上げる様にしてエサをアピールします。
そして自分にも当たりが‥。「コンコン」と餌を引っ張るフィーリング。この時に少し竿を下げ食い込みを良くすると強い当たりに変化。ここで一気に合わせると「ズシッ」。この「決まった・・」という感触がたまらないわけです。指4本サイズ。タチウオの大きさを測るのに幅を「指何本?」という独特な言い方をするのもこの釣りならでは。
今回ご一緒した「小笠原」さんはタチウオは初めてとか‥。レクチャーしながら釣りを楽しみました。カワハギやシロギスといった釣りが得意との事で、その釣りのイメージに合ったレクチャーをすると・・「当たりましたよ」と小笠原さん。「確り食わせて次の当たりで合わせてみましょう」と話しながら「今だ‥」。見事にヒット。「面白いですね」と気に入って頂いた様子。見事タチウオをゲット。直ぐに清水希香さんがフォローに来て記念撮影。
ルアー組も良型をヒットさせ始めて船上は盛り上がり、更に石崎理絵さんがナイスサイズのタチウオを上げる。自分も撮影しながら楽しみ、小笠原さんも当たりを確実に捉えてすっかりタチウオフリークに変身していました。
後半は水深60m付近へ移動。ここでも良型が顔を出し、東京湾のタチウオの好季を皆さんで楽しみました。これからは本格的に深場へ落ちる「東京湾タチウオ」。さらなる大型が期待できます。船も、一日船、午前船、ルアー、エサ、ライトタックルなどレパートリーがあるのでお好みに合わせて楽しんでみるのも良いでしょう。帰港後はイベントで楽しみ、さらに野島公園を清掃活動。楽しい一日でした。
こんな感じで女性アングラーの活躍している2つのイベントに参加。今後がますます楽しみです。
☆船宿データ
□釣り物
ルアータチウオ、午前・午後・ライトタックルマアジ、マダイ他に出船。屋形船あり。BBQプラン等セットプランも。
□ホームページ
http://www.otaya.net/
□船宿所在地
神奈川県横浜市金沢区乙舳町13-10
□TEL
045-782-4657
横浜市在住のライター&フォトグラファー。元2輪レーサーで、「宮城ササニシキレーシングチーム」を結成するなど、宮城や東北にも縁がある。現在は大好きな釣りと魚を求めて各地を旅するのが楽しみ。ヤマシタ・アドバイザリースタッフ、マリア・フィールドスタッフ。ブログShisen
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※取材・テキスト/山口 充