釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

庄内のスレイカ攻略

秋場 勇人 2021年4月8日 更新

今年は天候に恵まれたことで庄内のアオリイカの数が多く、庄内浜一帯はエギンガーで大盛況!平日、休日ともにどこもかしこも人だらけ!! そんなハイプレッシャーの中でスレたイカに対して、アングラーがどう対応していくのかが今後のポイントとなりそうです。※2012年9月掲載の記事です。

今季はイカが好調な分、アングラーの数も多く、早くもイカはスレ気味に…

絶好調かつ激戦の庄内アオリイカ

はじめまして、エコギアプロスタッフの秋場と申します。今年の庄内のアオリイカは、春の親イカフィーバーに始まり、8月初旬には仔イカの群れも数多く確認され、8月中旬頃には庄内浜のあちらこちらでエギンガーがシャックっている姿もみられました。今シーズンは数が多い上、イカの成長も早く、9月初旬に胴長18cmも出るなど、とても好調です!

釣果に比例して多くなるのがアングラーの数です。昨年が大不調だった事もあり、今年は気合の入ったアングラーが、曜日&昼夜を問わずフィールドに繰り出している状況です。そうなるとアオリイカもスレきってしまい、『スレていて釣れない』、『数が釣れない』などの声が多く聞こえてくるようになります。

そのような中でどのようにすれば釣れるのか?を考えた時に、いろいろと考え付く事があると思います。例えば…
1:竿抜けポイントを探す。
2:潮、時間帯、天気の良いときに釣行する。
などなど。これ以外にもいろいろとあるとは思いますが、1は、庄内で釣り場となる漁港、磯場はどこでも入りやすいため、竿抜けポイントなどを探すのはかなり難しく、探すにしても時間ばかりが掛かりすぎてしまう。2は、仕事などとの兼ね合いで、釣りに行ける日が潮、時間帯、天気などの良い条件の日とは限らない。

であれば、どのようにすれば釣果につながるのか?皆さんもスレイカを攻略するために色々な事を試されていると思いますが、ここでは自分が数年前から行っている釣り方を紹介したいと思います。皆さんが釣行する際の参考にしていただければ幸いです。

今シーズンはイカの成長が早く、胴長20cm超に成長したものもキャッチされている

スレイカ攻略のための道具立て

まずエリアですが、これは皆さんが良く行くエリアで大丈夫。 タックルも、普段使い慣れたタックルシステムがベストです(この釣りでは、比重のあるPEやサスペンドPEを使っていただけると、波が多少あってもエギが安定しやすので、アタリが分かりやすく釣りやすいと思います)。

そして重要なエギですが、皆さんはどこのメーカーのエギを使っていますか?今は、各メーカーさんよりいろいろなタイプのエギが発売されいますが、自分が使うのは、マルキユーさんより発売されているエギリーのダートマックスとフラッシュマックスの2種類です。

フィッシュリーグエギリーの特徴として…、エギリー以外のエギでは大きなストロークのシャクリだったり、力強い2段シャクリ、3段シャクリなどが必要だったりしますが、エギリー・ダートマックス、フラッシュマックスでは、そのようなシャクリは全く必要ありません。

これは、この2つのエギにしか無い、特殊ヘッド形状によるもので、誰でも、軽いシャクリでキレのあるダートや、短い移動距離で縦方向の鋭い跳ね上がりをさせることが出来ます。以下で紹介する釣り方には、エギリー特有のこの動きがベストマッチで欠かせません。

9月中旬にはボートエギングも楽しんだ
潮通しのいい沖側のポイントには大型のイカが多い傾向

シャクリ方とアタリの取り方

釣り方は、まずは基本通りボトムを取り、ロッドを水平から45度の位置の間で止めます。続いて、リールを巻きながらのかるいシャクリで、チョンチョンと2回~3回シャクります(回数はお好みで)。45度の位置からは、軽くラインテンションをかけながら、出来る限りゆっくり一定のスピードで。すると、90度の位置までもって行く時に、バイトが集中します(後は同じことの繰り返しですが、シャクリの回数を変えるなどしてみて下さい)。

この釣り方では、ルアーで魚を釣るときのようにアオリイカのアタリを取って掛けていくのですが、アタリの9割はラインテンションをかけている時にあるので、微かにでも違和感を感じた時には、ロッドでアタリを聞いたりせず即アワセして下さい(アタリの出方については、エギをひったくるようなアタリから、かるく押さえ込むようなアタリ方など様々です)。

※ポイント
1:絶対にエギの頭を下にしない。
2:1にもつながることですが、フリーフォールは絶対にしない。
3:ラインテンションは一定に。
4:常にエギの動きをイメージする。
5:エギのローテーションはこまめに(カラーもですが、縦、横の動きのタイプも)。
6:ボトムからエギを上げすぎない。
以上のことを試していただければ、ごらんのような釣果に!

9月21日、22日の地磯での釣果。やはり、プレッシャーの弱まるローライト時の方が好釣果だった

最後に、安全に楽しい釣りをするために守ってください。釣り場で最近よく見かけるのですが、ライフジャケットが未着用だったり、地磯なのにスニーカーやサンダルといった危険な格好で釣りをしている方をよく見かけます。絶対にやめてください!何かが起きてからでは遅いのです。自分の行く釣り場に適した装備でお願いいたします。みんなが楽しい釣りを長く楽しむために。

磯に降りるなら、最低限の装備はマスト!
ライジャケ、スパイク、グローブなど、場所とシーンに合わせたアイテムの用意を
【使用タックル】
■ロッド:ノリーズ エギングプログラム84EG
■リール:ダイワ製2506H
■エギ:フィッシュリーグ エギリー ダートマックス&フラッシュマックス3号
■ライン:PE0.6号
■リーダー:フロロ2.5号
秋場さんがスタッフをしているバスプロショップTACK!では、バス用品のみならず、エギングなどのソルトルアー関係も充実!
・住所:山形県東根市大字蟹沢79番地の2
・TEL:0237-42-0312
PROFILE:秋場 勇人

釣りはルアーフィッシング(淡水はバス、海水はロック、エギング、アジング、メバル)をメインに、たまにアジ、キス、ワカサギのエサ釣りも楽しむ。仕事は車の整備のかたわら、バスプロショップTACK!に勤務。エコギアプロスタッフ

 

※取材・テキスト/秋場 勇人