釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

ロックも終盤!金華山モンスターハンティング

戸澤 直彦 2021年4月29日 更新

アイナメ、ベッコウ狙いの金華山参りをレポート。船釣り&ボートの超有名ポイントながら、島の側から釣りをするのは、いろんな意味で至難を極める。そんな金華山に通い込み、島を知り尽くした「ヌシ」の案内で、シーズン終盤の金華磯ロックに突撃。はたしてモンスターは出るのか?※2011年1月掲載の記事です。

磯ロックにはそろそろ厳しい1月下旬 魅惑の金華山へ

初めまして。仙台在住「Fishing Club SEARCH」の戸澤と申します。今後も四季折々の釣りをご紹介して参りますので、宜しくお願い致します。

1回目の今回のレポートは、シーズンの終盤を迎えました、ショアからのロックフィッシュゲームをご紹介いたします。この釣りの本格的なシーズンは秋の10月中旬から12月いっぱいとなり、水温の下がったこの時期は魚達も深場へと落ち、岸からは狙い辛くなってしまいます。一日やってアタリの全くない釣りになってしまう可能性があり、最後は気力との戦いになるという過酷なゲームです。

今回のポイントはここ数年で人気が出てきた「金華山」。同行者は地道な努力でこの金華山を開拓してきた、フィッシングクラブ「ロックマン」の阿部氏。今回は贅沢にも土日の二日間泊まりがけでの釣りとなりました。

土曜日朝に渡船、そこから渡船屋さんの車をレンタルし、金華山灯台まで移動します。

そこから徒歩で40分林道を歩き最初のポイントへ。気温は氷点下2℃。しかし歩いたお陰で二人とも汗ダクです。

ポイントへ到着。「千畳敷」と言われるポイントの手前。早速準備を整え釣り開始。しかし、風はないものの、ウネリが大きく潮が速い。

水深が12m前後なため、ラインが潮に流され底が取れません。早々に見切りを付けて移動。ウネリを多少かわせるエリアに入りますが、ここも無反応。昼頃には車を止めた灯台付近に戻り、その周辺をチェックしました。

このエリアでは1週間前に釣友の「ハンター」こと塩津君が50アップのアイナメを出したエリア。他にも数匹釣れていたことから、当日も魚が居るエリアと考えていたポイント。しかし無情にも突然の吹雪!

ウネリも大きく釣りになりませんでした。仕方なく港に戻りながら気になるポイントへ。多少西風が当たりますが、丹念に探っていきます。すると、足元の小さなワンドで、この日1匹目のアイナメがヒット!サイズは40弱と小さいですが、貴重な1匹です。

同じ周辺を探ると、再び反応が…

サイズは30弱ですが、魚が入っているエリアであることが判明し、二人で丹念に探っていきます。阿部氏も「金華スタイル」で集中!(笑)

すると、岸から岬状に水中へ入っている根の際を攻めていた阿部氏にこの日一番のアタリが!しかし残念ながらフックアップには至らず、その後も反応してくることは有りませんでした。

この日の磯釣りは終了!

磯から漁港へ戻り、ナイトゲームでモンスター獲り!

漁港へ戻り、私だけ夕マヅメの時合いに桟橋周辺でクロソイを狙う事に。ベイトタックルからスピンニグのライトタックルへ持ち替え、大きなゴロタの入ったブレイク周辺をスイミング中心のアクションで探って行きます。シンカーはバレットタイプのタングステンシンカー7gに、ガルプ!パルスワーム4インチのホワイトグローを装着。

キャスト後、一度底をとり、ロッドを起こしてゆっくりとスイミングさせます。イメージ的に底から50cm前後浮かせて泳がせるイメージです。水深6mほどのブレイクへキャスト!底をとりアクションを入れると…

「カンッ!!」と明確なバイトが!

一気にアワせると重量感が伝わり、ファイト開始です!ラインはファイヤーラインクリスタル0.8号。リーダーはフロロの1.8号なため、ドラグを調整しながら慎重にやり取りをします。あまりドラグを緩めると根に潜られてしまうので、浮かせることを意識してのやり取りとなります。そして何とか浮かせ、上がってきた魚にライトを当てると、クロソイ!ではなく、50アップのアイナメ!!

産卵後の痩せた体型ではありましたが、51cmのモンスター!深場へ落ちる前にエサを探していたんでしょうね。その後、同じパターンで30前後のアイナメが入れ食いモード!

この漁港周辺にエサとなる小魚が入っていたんでしょう、それを追い、多くのアイナメが入っていました。

寒さも一段と厳しくなったため終了。
二日目に備えます。

この時季特有の北西風とウネリに悩まされた二日目

そして二日目、この日の天気は北西の風が吹く予報。波も前日とあまり変わらない予報でした。この日の朝から、金華山フリークのアングラー2名も合流。

それぞれに思い思いのポイントへと散らばります。我々二人は、前日の状況から灯台より北側のエリアは厳しいと判断。朝一は灯台下の様子を見ることに。しかし、前日よりもウネリが大きく、移動を余儀なくされます。

戻りながら昨日魚が出た西側へ移動。しかし、北西風が猛烈に吹き付け、釣りになりません。

結局二日目は魚を釣る事が出来ず、終了となりました。

我々と別行動をしていた二人は、40アップのアイナメ1本を釣って終了。あの状況で魚を出しただけでも大したもんだと思います。

これで私的にデイロックは終了です。これからの時期はナイトゲームがメインになります。 スピニングタックルでのクロソイ、メバルゲーム。また機会がありましたら、ご紹介したいと思います。

まだまだ寒い日が続きますが、皆さん釣りに出掛けましょう!

●タックルデータ
・ベイトタックル
ロッド:ソルティーステージ ロックフッシュ802EXH(アブガルシア)、リール:レボインショア(アブガルシア)、ライン:PE2.5号、リーダー:フロロ6号
・スピニングタックル
ロッド:ロックスイーパーRC612L(アブガルシア)、リール:レボネオス2500(アブガルシア)、ライン:ファイヤーライン クリスタル0.8号(バークレイ)、リーダー:フロロ1.8号

金華山へは、牡鹿半島先端近くの鮎川港から定期便、チャーター便が出ている。戸澤さんらは釣行時間を確保するために主にチャーター便を利用し、今回のように泊まりがけで行くこともある

 

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取材・テキスト/戸澤直彦(Fishing Club SEARCH

PROFILE:戸澤直彦

Fishing Club SEARCHの代表を務める、プロカメラマンアングラー。東北の釣りシーンを活性化するべく、精力的に釣行中(詳細はブログで)。ロック、シーバスなどのルアーゲームのほか、ワカサギなどの小物系も得意。ピュア・フィッシング・ジャパン、オライノ、リアスフィールドテスター。エフテックフィールドモニター