仙台湾ワラサジギング絶好調!
仙台湾のワラサジギングが絶好のシーズンに突入。9月下旬よりイナワラ~ワラサ級の大きな群れが入り、60cm前後を中心に釣れまくっている。うれしいうれしい腕パンは必至。今スグ予約してGO!なのだ。※2010年10月掲載の記事です。
イナワラ~ワラサが広いレンジにびっしり!
いま最高潮の盛り上がりを見せる、仙台湾のワラサジギング。9月下旬頃から仙台湾周辺が一気にラッシュに突入し、60cm前後のイナワラ~ワラサが連日ハイアベレージで釣れまくっている。
縮さん達TEAM MARVELのメンバーは10月3日、えびす屋主催の「仙台湾ジギングバトル2010」に参戦するため仙台湾に釣行した。同大会には3年前の初開催から連続出場しており、初年度はチームのメンバーが3位と10位に入賞。今回も、優勝を狙ってのエントリーだった。
沖に出ると、前評判通り、ワラサはかなり高活性。56~60cmくらいのワラサ(イナワラ)がコンスタントに釣れてきた。ただ、60cm以上となるとぐっと少なくなり、5本計測の大会ルールで上位を目指すには60オーバーをいかに揃えるかが勝負の分かれ目となった。
オーバー60目指して、ボトムを集中的に攻める
脱アベレージをめぐる厳しい接戦の中、経験豊富な参加者の多くはボトムに狙いをシフトさせた。「やっぱり大きいのは底の方に着いていることが多いですから。イナダやイナワラが多い上中層はスルーして、ボトムを集中的に攻めました。本来、ジグのウエイトは150gで十分なんですけど、この日は200g近いジグも使いました」と縮さん。
また、ワラサ狙いのアクションについて、「仙台湾のワラサの場合、イワシパターンのように激しくシャクるのはあまりよくなくて、メロウド的なスローな動きの方が効果的です。テンションをかけたままゆっくりロッドを立てて、水平に漂うような、スローなスライドがよく効きます。以前、うちの若いメンバーがしゃかりきに誘って全然釣れてなかったのを、スローな誘いに変えさせたら、いきなりワラサがヒットしたってこともありましたよ」
この日は、アベレージサイズのワラサが終始好調に釣れ続き、11時半に早上がり。釣り過ぎて(シャクり過ぎて?)半ばでダウンする参加者が出るほどだった。優勝は、レギュラーサイズに加え、頭一つ大きい73cmをキャッチした吉田哲志さん。73cmは他の多くの参戦者と同じく、180gの重めのジグで、ボトムを丁寧に攻めてヒットさせたとのこと(優勝者挨拶より)。
今年のワラサの釣れっぷりはかなり記録的だそうで、えびす屋の伊藤船長が「ワラサは毎年釣れてるけど、ここまで釣れたことは、これまでありませんね」と言うほど。例年の傾向からすると、ワラサのシーズンは10月一杯。魚群次第では11月に入っても狙えるかもしれないとのことだ。例年、シーズン終盤にかけてはサイズがよくなるそうなので、釣り河北の釣果速報とにらめっこして釣行してみてほしい。青物(もちろんワラサも)は秋の空ほどに移り気なので、行くなら早めの方がいいかもですよ。
大会結果
■順位■
優勝/吉田哲志
2位/柳賢太郎
3位/佐藤安宏
4位/大場周弥
5位/川端孝博
レディース賞/穂積順
取材・解説/縮彰
取材協力/えびす屋(TEL:022-362-2220)