東北堤防ロックバトル2024年初夏大会をレポート！
宮城の防波堤ロックフィッシュイベント「2024初夏のロックフィッシュバトル雄勝波板」を2024年6月23日（日）に開催した。今シーズン東北根魚は例年と少し状況が異なり厳しい条件の中での釣りとなったが、見事入賞されたアングラーの釣り方も含め、イベントの模様をまとめて紹介します。
終日雨予報の中、雄勝波板海岸駐車場からスタート
東北南部の梅雨入りと重なった6月23日、毎年恒例となった根魚ルアーのイベントを実施した。いつもの年であれば6月下旬頃はアイナメ釣りの盛期なのだが、今季は冬から水温が高く、早春からアイナメが釣れ続けていたこともあり例年だとハイシーズンに入っている頃にはすでに息切れ気味。梅雨入りしたばかりなのだが、夏ロックのような劇シブな釣況が予想された。
それでも定員100名を超過するほど多くのエントリーがあり、若干キャンセルはあったものの多くのロックフィッシュファンが会場である石巻市雄勝地区の波板海岸駐車場に集結。宮城県内の漁港、護岸からアイナメ、ソイを対象としたロックフィッシュゲームの腕を競った。
好みのカラー1パックが参加賞として提供された。ターゲットに警戒心を与えにくい、喰わせ系クロー系ワーム。空気抵抗の少ない設計で遠投性も抜群！
「ロッキーフック」細軸かつナローゲープの設計で細身～扁平ワームとの相性抜群のオフセットフック。ワームホールド性、根掛かり回避性も優れる。
「ヘキサシンカー」平面を取り入れた多面体構造により無駄な動きを抑えて操作しやすく、感度にも優れたバレット型シンカー（パイプ内蔵）
不織布タイプの特殊フッ素樹脂コーティング剤。携帯して使用でき、スベリ効果、撥水効果、光沢アップに期待！
雄勝周辺漁港でゲスト実釣
参加者が釣り場に向かった後、ゲスト・MCの千葉めぐみさん（釣りTiki東北イメージキャラクター）とハピソンガールみなせちわさんは尾形慶紀さん、相澤純さんのサポートアングラーと実釣を楽しんだ。
検量時間までに戻れるように近場の釣り可能な場所をピックアップするため、毎回ゲスト実釣は大体同じエリアになるのだが、いつもに比べて参加者の方の姿も少なく状況は激シブ。途中でお会いした参加者の方が釣っていたのは大型のショウサイフグのみ。高水温のためフグなどエサ盗りも増えていて、エリアを厳選しないと本命の根魚は釣れないような感じだった。
検量会場に持ち込まれた釣果
実釣隊がノーフィッシュに終わったように、25cmの規定サイズクリアが難しい状況。個人戦は一人2尾、チームは二人か三人の1チーム3尾を揃えるルールで実施したが、リミットメイク（規定の匹数を揃えること）が難しいような釣況だった。そんな中、みなさんが持ち込んだアイナメ、ソイ（一部外道含む）の釣果写真を紹介します（検量開始後は雨が強まり、記念撮影も皆さん雨具姿に‥）
出展メーカーブース紹介
検量結果を集計、表彰式を準備する間に出展ブースのアピールタイムを実施しました。
個人戦、チーム戦結果発表！
朝イチ、誰よりも早く投稿していただきました！
【instagram投稿釣果まとめ】
小さくたたんでポケットに収納できて持ち運びに便利な、軽量携帯ウェア
バークレイとアメリカのアパレルメーカーRUSSELL ATHLETICがコラボレーションしたおしゃれパーカー
いよいよ個人戦から上位入賞者の発表。
5位：小山彬帆さん505g
4位：三浦海都さん555g
3位以上の方にはお立ち台でインタビューに答えていただきました。
個人戦3位：小田島海斗さん 605g
チャックを使わずとも上蓋にある窓がパカパカと開閉し、魚を出し入れでき、中からは開かない仕組みの活かしバッカン。底に少し水を溜めることが出来るので、移動時に魚を弱らせにくい！
［小田島さんのインタビュー内容］
―釣った場所を教えてください。
気仙沼の商港岸壁です。
―釣り方は？
ビフテキ28gにHPシャッドテール2.5インチ、カラーは自分が監修したブラッディーベイトです。
遠投して着底させてから、ボトム付近をリーリングで誘うような感じで釣りました。あまり浮かせずに、ボトムを感じながらのリーリングです。
個人戦2位：佐藤正治さん 865g
フロントポケット部を面ファスナーで着脱、4段階に位置を変えることができ、釣りをしながら邪魔になりにくい位置にカステマイズして使えるフィッシングゲームベスト。収納性も抜群でゲームフィッシングに最適！
［佐藤さんのインタビュー内容］
―場所はどちらで釣りましたか？
漁港名はちょっとわからないのですが、雄勝周辺をランガンしての魚です。
―釣り方を教えてください。
リグは14gのビフテキシンカー、ワームはゲーリーの「レッグワーム」の黒色です。釣り方はリーリングで巻きで釣りました。
―3位の小田島さんと同じような底引き？プラでもそれが良かった？
プラはほとんどしていませんが、リーリングで浮かせた時に反応が良かったためその釣りを通しました。
個人戦優勝：菊池勇貴さん 1540g
バレーヒルのロックフィッシュロッドHRXシリーズ上位モデル「プロスペック」。更なるロングキャストを可能にしたベイトモデルのロングロッドで、パワーと遠投性が求められる大型ロックフィッシュゲームに適
［菊池さんインタビュー内容］
―どちらで釣りましたか？
気仙沼コの字岸壁と対岸のお魚いちば周辺で、1kgちょっとの魚と400gくらいの2尾を上げました。
―地元の気仙沼ですね。
仕事帰りなどにやってちょいちょい魚は釣れていました。長面浦で2週プラしていたのですが、全くアタリがないため（地元の場所に）戻ろう、と。
―使用したタックル等は？
ベイトタックルでタングステンシンカー5g、ワームはノリーズ「パドチュー」のカスミスーパーです。
―釣り方を教えてください。
岸壁ギワに落とすような釣りです。牡蠣殻の裏にアイナメが着いているので、岸壁にラインをこすらせて落とす形。それで釣れないようなら、ボトムに落としてシンカーで数回叩いたりして誘います。
夕方の時間は上の方でバイトしてくることが多いのですが、朝から日中はそういうバイトは少ないので、落としてちょっとアクションかけて止めたりいろいろなことをして喰わせました。
―牡蠣殻にこするのがこわくないか？
ラインはメインがフロロ3号。ロッドがやわらかめなので意外とこすっても切れないです。
※ここから雨が強まったため、インタビューなど短めに進行しました
チーム戦3位：深澤家 1685ポイント
［インタビュー内容］
女川で50UPのアイナメ（1685g）がでました。が、バイトはこれ1本のみでした！
チーム戦2位：むっちりラリアット2090ポイント
［インタビュー内容］
場所は歌津方面です。40cmを頭に37cm、30cm前後と揃えました。他にアイナメやタイ、ヨロイメバルなども釣れました。
チーム戦優勝：マーマレードボーイズgen2 2120ポイント（2220g）
［インタビュー内容］
朝イチに長面浦に入っていちばん大きいのを釣りました。そのあとラン＆ガンして（リミットメイクできるよう）かき集めて、最後にもう一度、長面浦へと戻り1本追加して3本を揃えました。
表彰は以上です。難条件をクリアされた皆さんおめでとうございました！！続いてお楽しみの抽選会へ。
全員に当たる抽選会（2回戦あり）を実施！
今回、雨天でジャンケン大会には厳しい天候だったため、ご協賛いただいた賞品の多くは抽選会で皆さんにお配りしました。ご協賛多数につき抽選券2回転目まで賞品を配らせていただきました。
ミドルサイズのショルダーバッグで、ベルトのモール加工は、ポーチやカラビナの脱着に便利。フラップは片手で開閉ができ、釣りに集中できる
4個のロッドホルダーを備え、タックルの運搬にも便利なミドルサイズバッカン。前面にプライヤーホルダー装備、脱着式のショルダーベルトも付属
クリアなグリーンのreinsロゴ入りポーチ。A4サイズ程の中身が見える大きめサイズ
本体の切れ目にタオルを差し込むだけでOKなタオルホルダー。ベストやバッグに装着できるカラビナ付
ハンター塩津監修！地形の変化を伝える超高感度フロロカーボンライン。沖の根にスレるような状況でもブレイクしにくい高耐摩耗性、P-Ion加工によりキズが付き難く、飛距離UPも実現
シューズやブーツを収めるEVA製ボックス。フタがクリアなので中身の確認がしやすいタックルボックスとしても使用できる
ロゴやイラストが入ったクリアボトル。コンパクトな飲みきりサイズ。「Hayabusa ステッカー」も付けて
超低重心設計、特徴的な形のフラットフィッシュ用のジグヘッド。テンションフリーでの大きなスライドフォールが特長で、ヘッドの姿勢と重みでフックが食い込みやすくフッキング効率抜群
各パーツのそれぞれ異なった動きがアピールとなり、フォール中のバイトを誘うクロー系ワーム
個人3位の小田島さんも使用。このサイズのシャッドテールワームに不足しがちなパワフルな振動と水押しを、リトリーブスピードを問わず生み出せる万能型シャッド
引くだけで波動を生みライブリーな動きを実現したジグヘッド。ボトム近くに潜むロックフィッシュ、フラットフィッシュに対し強力ピール、ワームが斜め上の姿勢を保ち、ショートバイトでも容易にフッキングさせることができる
ライブリーな波動アクションを実現したライト用ジグヘッド。スローリトリーブでくねくねと小刻みな波動を発生、ターゲットのバイトを強烈に誘発、水の抵抗を利用することでレンジキープ性にも優れている
ガンガンジグシリーズの万能メタルジグ。スリムボディは潮切れ抜群、引き抵抗が少なく、飛距離も武器になる。
オーシャンルーラー「ガンガンジグ スロー 20g、30g、40g」
ガンガンジグシリーズのスロータイプ。左右非対称形状ボディが生むヒラヒラスロー&イレギュラーフォールでバイトを誘発。従来品をより薄くし、ジャーキングでの引き重りを軽減しつつ、抜群の飛距離を実現した
ロックフィッシュ、フラットフィッシュなどの大好物「シャコ」をベースにした甲殻類モデル。わずかな水流でも反応する、強すぎないリボンテールで自然なバイトを誘発。カラーはシナモンレッドフレーク、クリアゴーストフレーク、パールグローいずれかを
チャック不要で魚を出し入れしやすく、魚を逃がしにくい。底には少し水を残す設計、サビにも強くて耐久性もバッチリ
夏場のデイゲームにオススメの蒸れにくいメッシュタイプのプロキャップ。ヴィンテージ感ある加工を施したAPIAロゴ入り。
APIA「LOCK ON THE TOP タオル ホワイト」
釣行時や遠征時に活躍してくれる、ちょうどいいサイズ感のタオル
PE、フロロ、ナイロン、ラインの種類を問わず極上のラインコーティングで性能アップ。摩擦抵抗が激減して、劣化を防ぐことができる（20mlの試供品サイズです）
収納ポケット付きの携帯パーカー。120gと軽量で運びやすく、サムホールで手の甲までガードできるので日焼け対策にもなる
最後はじゃんけん大会！
傘の必要な天候のため、協賛品は抽選会で配布し、ジャンケン大会は短めに調整して実施しました。ラストはハピソンガールちわちゃんも登場。
ライブフィッシュ制トーナメントには欠かせないアイテム、電池式エアポンプの限定メタリックカラー・レッド。弱モード約75時間の長寿命、さらにハピソンエアポンプは3年保証付き！
計測マーカーと７つの機能を搭載した便利な釣り用プライヤー。7機能は‥PEラインカット、スプリットリングオープナー、アイチューナー、フックシャープナー、カシメ機能、ピンオンリール、計測マーカーで、ピンオンリールをベストやベルト等に装着しておけばいつでも引っ張って使用できる
途中、雨が弱まってくれることに期待しましたが、最後まで雨は止まず。あいにくの雨模様にもかかわらずご参加いただき、ありがとうございました。ご協力いただいた関係者の皆様、ご協賛メーカー、団体の皆様のおかげで無事盛況のうちに閉幕することができました。次回、秋冬ロックシーズンも予定していますので、是非ご期待いただけたらと思います。
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