盛期続く根魚ルアー 雄勝周辺地磯&岸壁のアイナメ編
東北ロックフィッシュハイシーズン!遅れてスタートした2018~2019年シーズンも折り返しにかかっている。おなじみバレーヒルフィールドスタッフの千葉正博さんは雄勝周辺の地磯、堤防に釣行!
※2018年12月掲載の釣行記です。
磯ロックは安全装備を整え、複数人で行動を!
東北ロックフィッシュハイシーズン。秋~冬のスポーニングシーズンは磯、堤防、砂浜と、陸っぱりから良型のアイナメ、ベッコウゾイを狙える好機。特に三陸の磯ロックはダイナミックな自然の中で大型魚を追い求めるロマンに満ちた釣りだが、通常、人が入らない磯で釣りをすることは危険と隣り合わせでもある。
どのような釣りでも同様なのだが、磯の釣りでは通常以上に安全装備や釣行計画に厳重な注意を払いたい。
■救命胴衣類は必ず着用(ベルト、股紐等はわずらわしくてもしっかり締めておく)
■スパイクブーツなど釣り場に合った足回りを選択
■万一の際、頭部や体を保護できる装備を整える
■防水ポーチなどで連絡手段を確保。もしもの時は118番
■必ず複数人で行動し、仲間の状況を常に把握する
■ライトや笛の携行
■ちょっとでも危険があるようなら引き返す勇気を
↓の事故事例なども参考にして、無理のない範囲で釣行計画を立てていきましょう。
ナイスなアイナメがお出迎え
大盛況だった第4回 ロックフェスティバルin雄勝波板の翌日、盛期を迎えた宮城の磯ロックに釣行した。エリアは雄勝周辺地磯。バレーヒルフィールドスタッフの千葉正博さんに同社マネージャーの藤井さん、開発部の山形さんもプロトロッドのテストを兼ねて根魚ゲームを楽しんだ。
この日は午後まで雨が降る予報だったが、早めに雨が上がって実釣スタート!前線通過に伴う風とウネリを想定し、回避できる雄勝周辺の風裏地磯に的を絞り入磯した。
※2019年春発売予定
[千葉さんのこの日の使用タックル]
・Rod:Valleyhill サイファリストHRX Pro-SPEC 99MMH
・Reel:Shimano ステラ4000
・Line:Sunline PE-EGI ULT 8 (0.6)
・Leader:Sunline ポケットショックリーダー16Lb
・Rig system:フリーリグ
・Sinker:Valleyhill TGシンカー ドロップショット21g
・Hook:Valleyhill ロックブレード1/0
・Lure:Valleyhill エビシャッド
・Gear:
Rearth フローティングベストズーム
Rearth リーフブーツ
Rearth レインパンツ
Rearth スプレイジャケットステータス
潮の動くタイミングに連続ヒット!
潮が下げ始めたところで時合いに突入したのかアイナメのスイッチオン!先ほどのシャローのポイントでも次々にヒットし始めた。
翌日も好釣果!ロックフィッシュの季節はまだまだ続く
千葉さんは翌日も雄勝方面へ。前日とは打って変わって波も穏やかな好条件に恵まれたこの日は、足場の良い堤防周りをセレクト。
入りやすい場所で短時間限定の釣行ながら、小型を含む多数のアタリがあり盛期のロックフィッシュゲームを堪能した。12月に入り、東北のロックフィッシュシーズンも後半戦。しっかり防寒して、初冬の根魚と遊びに行ってみましょう。
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※解説/千葉正博
※取材協力/バレーヒル