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~東北ゲームフィッシング復興へ
金華山沖でアングラーの集い!~

 


少数派の手巻き組に8kgオーバーのマダラがヒット。「今回、初めての参加なんです。このズッシリ感は最高ですね。やっぱり男は手巻きですよ!!」と、気合いみなぎる駆け引きでネットインさせた藤井さん。見事、2位入賞を果たした

平成25年5月26日(日)、菊田釣センター仙台店の主催により標記のジギング大会が開催された。東北のゲームフィッシングの復興、発展を願うアングラーが塩釜まがき港に集結。30名の参加者は第一海友丸、登竜丸の2隻に分乗し、水深200~250mラインの金華山沖を目指し出航した。漁場到着後の午前7時55分、一斉にスタートフィッシング。なお、今大会の参加費の一部は、後援の河北新報社を通じて、日本赤十字社への義援金に充てられている。

この日はイベントを祝福するかのような快晴、微風、ベタ凪。このディープな海域では、なかなか見受けられないほどのベストなコンディション。好釣果が期待された。しかしながら、食いは想像以上に渋く、前半は苦戦を強いられる結果に。後半、午前10時頃からようやく底潮が動き始め、船中のあちこちでヒット。ジグが着底してから、1~1.5m巻き上げたタイミングで食ってくるパターンが多かった。
 


塩釜港より第一海友丸と登竜丸に分かれて出船

 


競技中の船上の様子

またこの日は、フィッシャーマン社より鈴木文雄代表、スロージギングで有名なディープライナーの西本康生氏がスペシャルゲストとして参加。参加者達と交流を深めながら仙台湾沖でのディープジギングを存分に満喫していた。
 



ディープでも余裕のファイト!フィッシャーマン鈴木代表


スロースキップなどで知られるディープライナーの西本康生氏も参加

丹野さんは取材の合間に竿を出し、ビッグフィッシュゲット












参加者は仙台湾沖をエンジョイ!外道には定番のドンコ、ケムシカジカにナガツカも

ストップフィッシングは13時。大会は、マダラ2匹の総重量を競う形式で、シルエットの大きなジグで大型狙いに絞ったタックルセレクトが、勝敗を左右する結果となった。そんな中、パンパンな良型2匹を揃えた沢田吉仁さんがトータルウエイト13.44kgで優勝に輝いた。

また検量後も、全員に豪華賞品が当たる大抽選会などが行われ、会場は終始和やかムード。大会は大盛況のうちに幕を閉じた。

「今回はスーパーディープを対象としたマダラジギングに限定されていたにも関わらず、多くの方にご参加頂き感謝しております。本日は、安全に伸び伸びと釣りができました。この大会は、あくまでも競技優先ではなく、平穏があるからこそ釣りをできる、海に出られる、といった、震災後、改めて感じることができた思いを忘れないようにしようといった趣旨の集いです。今後とも仙台湾ソルトアングラーミーティングの応援、ご参加よろしくお願いいたします」と丹野さん。

次回Vol.3は前回大盛況だったブリ、ワラサジギングで、好シーズンを迎える10月6日(日)に開催を予定している。砂泥底のポイントでのメロウドパターンを、どう攻略するかが鍵となりそうだ。是非、この機会に足を運び、盛期の仙台湾でブリ、ワラサジギングを堪能してみてはいかがだろうか。

 


登竜丸

 


第一海友丸



帰港後、すみやかに検量を行った



良型を揃えて優勝した沢田さん



表彰式ではゲストの鈴木代表(上)、西本氏(下)から挨拶があった

釣り船を代表して、海友丸の瀬戸船長からも一言

イベントの総評を述べる丹野さん

参加者全員で記念撮影!



大会終了後、場所を移動し懇親会も行われた

参加費の中から、6万円が東日本大震災の義援金として寄付された(河北新報社を通し日本赤十字社へ)

【大会結果】
優勝 沢田吉仁 13.44kg
2位 藤井辰雄 12.47kg
3位 永野敏光 8.35kg
4位 庄子政克 7.15kg
5位 清水廣治 6.85kg 
6位 山口哲也 6.75kg
7位 馬場仁 6.72kg
8位 中川健治 5.71kg
9位 斎藤貴宏 4.85kg 
10位 矢口淳 4.84kg
※敬称略
 
次回は10月6日(日)、青物ジギングで開催予定!
 

 


登録日:
2020年3月2日