震災からちょうど半年を迎えた9月11日(日)、釣船再開イベント(6月1日開催)に続く形で、標記の復興チャリティーイベントが仙台湾大型魚礁一帯を会場に開催された。宮城県釣船業協同組合が中心となった今大会には、宮城県内をはじめ隣県、中には東京、静岡県といった遠方からの参加者も見受けられ、総勢89名が塩竈まがき港に集結した。
当日は組合所属の8隻の釣船に分乗し、漁場到着後競技開始。15cm以上のマガレイ5枚の総全長(同着の場合は高齢者優先)で順位が争われた。エリアは仙台湾真沖の45mライン。数、型ともに安定した釣果が望める有名なポイントで、選手たちの期待が膨らむ。しかし、当日の状況は風雨に加え白波が立ちウネリがあるタフコンディション。正確なタナ取りが明暗を分けた。納竿は12時。帰港後、湾内の船上にて全長計測。最後まで自分のリズムをキープし、寄せる誘いを入れた選手が良型をダブル、トリプルと連発し上位に食い込んだ。
【大会結果】
優勝/小平幸男 164.5cm
2位/富永浩 160.0cm
3位/佐藤馨 159.5cm
4位/大竹英次 154.0cm
5位/八重樫勝弘 153.0cm
レディース賞/千葉ひろみ 141.0cm
大物賞マコガレイ/佐藤清志 35.0cm
各船中トップ賞/遊佐亨、澤井利夫、菅原照之
※取材協力/宮城県釣船業協同組合、釣船えびす屋、ほか