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【塩釜周辺の船宿近況&出船再開について】
塩釜、松島の島々に護られ、宮城県内の漁港では比較的に津波被害の少なかった塩釜地区で、今後の復旧見込みなどについてお話を伺ってきた。中には海域の安全が確認でき次第、出船可能な船もあるものの、4/6の河北新報紙面に掲載の通り、宮城海区漁業調整委員会の指導により、5月末までの2ヶ月間、浅海域での漁船操業や養殖を制限する方針が決定的となった。実質上の自粛方針を踏まえ、各遊漁船等の対応が問われる中で船宿サイドの見解を取材してきた。

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奇跡的に多くの船が助かった塩釜まがき島周辺の様子(4/7撮影)

◆第一海友丸

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取材時、ツナギ姿で船底作業中だった瀬戸船長

宮城県漁協塩釜総合支所・遊漁船部会部会長を務める瀬戸船長。漁業調整委員会の漁業制限については、国内外の協力で海上の捜索・復旧活動が続いていることや重油の流出などによる海産物への影響等を調査する必要性、また、組合員の多くに犠牲が出ていることなどを鑑み、致し方ない判断だと認識している。今後の出船再開については、漁協、釣船組合で話合いを持ち、釣り船一丸となって再スタートを切りたい意向。現在、第一海友丸は塩釜港の桟橋に打ち上げられているが、4/8下架予定となっており、整備が済めば今まで通りに出船できるようになる見込みだ。

◆えびす屋丸

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えびす屋釣具店の駐車場前に立つ伊藤長栄社長(取材時、栄明専務は不在)。関係者総出で浸水した店舗の復旧作業中だった

宮城県釣船業協同組合の理事長を務める伊藤長栄社長にお話しを伺った。店舗は1階部分が浸水し、泥だらけになったものの、何とか復旧の見込み。船はすべて残った。今後は船長同士で協力して再興を進め、出船再開の時期は釣船組合の理事会で話し合って決めたい。

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「津波を想定して土台を高く作ってあったんだけど、ずっと上まできたからね。でも、土台と建物がしっかり残っているので、またお店を再開できます」

◆みなとや丸

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鈴木順雄専務と福ちゃんでおなじみ福永和成店長(4/7、着々と片付けの進む店内にて)

店舗が浸水したため連日、清掃・復旧作業を行っている状況。みなとや丸も無事だった。鈴木専務は「漁業、遊漁だけでなく、釣りの業界全体の復興のため、被災地からでも立ち上がれるというところを示したい。いち早く釣り人の受け皿を作って、業界全体の勢いをつけていきたいと思っています」

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4/20過ぎの始動を目指して店舗の復旧を進めていた

◆金剛丸

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あと数十mのところで浸水を免れた店舗前で大船長夫婦

長年、塩釜港の遊漁船を引っ張ってきたベテラン船長の石垣剛さん。「船は2艘とも無事で、いつでも出られるように準備しています。出船時期などの詳細は若い世代に任せているので、組合の決定に合わせて出船再開したいと思っています」

◆東北丸

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ぎりぎりのところで床下浸水までで済んだ国道45号線沿いの店舗

女船長として人気の寺島明美さんにお話を伺った。所有する大型船4艘のうち1艘を失ったものの、残りの船と店舗、旅館は無事。依然として漂流物が多く、危険な状況のため出船を見合わせているが、ポイントと安全を確認でき次第、できる限り早く再開したい、とのこと。

◆アーネスト

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再起へ熱い決意をみせる佐藤尚行船長父子(4/7、釜の淵漁港にて)

震災時は泉区の自宅にいたため家族とも無事だったものの、係留してあった所有船は行方不明に。「船がなくなっちゃって落ち込みもしたけれど、今は前向きに考えています。遊びに気が回るようになってこそ本当の復興だと思うので。大きくグレードアップして皆さんの前に現れてみせますよ。期待して待っててください!」

【仙台周辺の釣具店近況】

◆菊田釣センター仙台店

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東北をメインにジギング、船釣りの先駆者として走り続けている丹野正文店長

「震災直後は、先のことなんて考えられなかった。数日間は本当に悩みましたね。それで悩んだ末、東北釣り業界の復興に全力を尽くすことにしました。やっぱり僕には釣りしかないですからね。皆様と一緒に一歩ずつ前進していきたいです」と熱く語ってくれた。

◆釣キチ

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移転を予定している産業道路店の前で(福来進社長)

「今回の震災で自宅、車を流されました。今後、どうしようかと悩みましたが、一日も早い釣りの復興に向けて頑張ることにしました。店は移転するために半年ほど休業し、捜索、復旧活動が一段落してから営業を再開したいと思います」と今後の意気込みを語ってくれた。


登録日:
2020年3月2日