10月21日(日)、岩手県大船渡市・越喜来湾を会場に、上州屋とサンラインの主催により標記のイベントが開催された。この大会は2010年に第1回大会が行われ、昨年は震災があったため、今回が2度目の開催。
越喜来湾はカイ、ヒラメ狙いの遊漁船が集中する岩手県内屈指の船釣りのメッカ。震災により甚大な被害を受けたが、昨秋から今夏にかけて続々と出船再開し、今回は11艘の遊漁船が出船。参加者も岩手県内中心に宮城や茨城などから93名を集め、盛大に行われた。
大会当日は後半、風が強くなり11時早上がりとなるも、ヒガレイ(ムシガレイ)中心に好釣。短時間ながら、多くの参加者が30枚以上を釣り上げていた。
優勝は38.8cmを筆頭に、3枚合計107.8cmを釣り上げた千葉敬正さん。千葉さんの乗船した第八宝成丸の上村船長は船頭賞に輝いた。表彰の後には豪華賞品が当たるジャンケン大会、抽選会を行い、イベントとしても大盛況のうちに幕を閉じた。
三陸のカレイ釣りはこからがシーズン本番。この調子なら、今秋もかなり期待できそうな雰囲気。この大会を機に、カレイファン(およびすべての釣り人)のみなさんには、今後も三陸にご注目いただき、機会があれば実際に竿を出してその魅力に触れていただきたい。
▼当日の模様
岩手県内中心に総勢93名ものカレイ釣り師が集まった
開会式で主催者挨拶やルール説明があった後、11艘の遊漁船に分かれて出船
崎浜漁港の岸壁はかさ上げが完了し、乗り降りもスムーズに
朝のうちは凪いでいたものの、徐々に風が強まり、11時早上がり
船上でサイズを集計。30cm台のまずまずサイズも多数!
帰港後、集計の合間にサンライン商品の展示も行われた
総合上位の5名。賞状、トロフィーとともに大型液晶テレビなどの豪華副賞が贈られた
こちらは総合上位を除いた、各船竿頭賞の6名
1~3位を輩出した船長には船頭賞が贈られた
定番のジャンケン大会も大盛り上がり!
●大会概要
【開催日】10月21日(日)
【開催場所】越喜来湾・崎浜漁港
【参加人数】92名
【競技方法】カレイ3枚の総全長にて(カレイの種類は問わず)
●大会結果
【総合】
※サイズは3枚長寸、敬称略。
優勝/千葉敬正107.8cm(第八宝成丸)
準優勝/村上修106.6cm(三崎丸)
3位/村井宏祐106.5cm(聖徳丸)
4位/菅原正104cm(第十八千祥丸)
5位/坂本博志103.8cm(やまきゅう龍神丸)
【竿頭賞】
※上位5位以外の船での竿頭。敬称略。
第十八億幡丸:出羽利安103.5cm
第八仁勝丸:滝沢己101.8cm
第八長栄丸:西城満100.5cm
第八億幡丸:白鳥琢98.8cm
勝丸:菅原昭夫98.1cm
資幸丸:酒樹勉97.5cm
【船頭賞】
優勝:第八宝成丸(優勝者の出た船)
準優勝:三崎丸(準優勝者の出た船)
3位:聖徳丸(3位の出た船)
※その他、飛び賞、当日賞、ジャンケン大会、抽選会。
※情報提供/上州屋盛岡上堂店、上州屋盛岡店(ともに岩手県盛岡市)