2016年9月6日(火)(公財)日本釣振興会宮城県支部主催、宮城県釣船業協同組合協力による、マダイ稚魚放流事業が行われた。
塩竃市まがき港沖に放流されたマダイの稚魚(7㎝~10㎝)は、神奈川県栽培漁業協会から取り寄せた5000尾。小さいながらも体色は茶褐色を帯びた光沢のある淡紅色で、青い小斑点が散在していた。約2年から3年ほどで30cmに成長する。
「マダイの放流は今年で4回目となります。仙台湾でのテンヤ真鯛釣りも年々定着してきておりますが、通年マダイを狙えるようになればと期待しています」。と日釣振宮城県支部長の小泉哲さん。
そもそもマダイは、東北地方の太平洋側ではなじみの薄い魚種だったが、生息域が北上しつつあり、年々マダイの個体数も増えてきている。今後も放流を続けることで、宮城の海に多くのマダイが定着することを期待したい。
登録日:
2016年9月1日