2014年9月28日(日)、岩手県上閉伊郡大槌町同湾において、復興まちづくり大槌株式会社の働きかけで参加者76名(女性4名・子供1名)を集め標記イベントが盛大に開催された。
今イベントは東日本大震災とその津波による甚大な被害からの復興を主目的に、自然環境の保全・再生、地域経済の活性化といった「大槌の海を元気に」を進めるため行われた。
大槌川、小槌川、鵜住居川3本の河川から注ぎ、ミネラルを多く含んだ海水に育まれた魚の宝庫、大槌湾。周辺も、三陸特有のリアス式海岸で親潮と黒潮が交わりあう好漁場だ。また、ひょっこりひょうたん島のモデルとなった蓬莱島が浮かぶ。
特産品も豊富で、三陸沿岸で捕れたサンマや、天然のヒラメ、カレイ、マグロ、スルメイカ、ヤリイカ、マダラ、サバをはじめアワビやウニ、そして長期保存のきく塩鮭の手法を開発し出来た「南部鼻曲り新巻鮭」も有名だ。
カレイの総重量で争われた今大会。白熱したバトルが展開された。水温が高かったためか全体的にタフコンディション。釣り始めは徐々に釣況が上向いてくる感じでマコガレイやムシガレイが、ぐいぐいと竿を曲げてくれたりというシーンも多く見受けられたものの、朝の時間帯を過ぎるとペースダウン。50~70mラインのポイントを拾い釣りする釣船が多く見受けられた。
そんな中、オリジナル仕掛けを使用し午前10時半までに35、36cmの良型マコガレイを揃えた岩手県盛岡市の藤村さんが、見事優勝に輝いた。表彰式終了後には抽選会が行われ大盛況。また参加者全員に地元のホタテが手渡され終始和やかムードの中、大会は幕を閉じた。
水温も下がり安定釣行が期待できるこれからのシーズン。大槌湾の肉厚マコガレイ、引き味抜群のムシガレイを堪能してみてはいかがだろうか。
優勝/藤村 忠夫(海園丸)2.5㎏
2位/西堀 義和(大海丸)2.0㎏
3位/西城 満(稲荷丸)1.7㎏
4位/福士 隆宏(勘栄丸)1.6㎏
5位/中嶋 崇(稲荷丸)1.5㎏
【竿頭賞】
鈴木 宣明(稲荷丸)1.4㎏
大森 勝美(岬丸)1.2㎏
千葉 達哉(海園丸)1.1kg
岸浪 衆二(美嘉丸)1.0㎏
稗貫 理(海秀丸)1.0㎏
倍賞 慎(光代丸)0.9㎏
千葉 秀彦(海勇丸)0.9㎏
金野 匠(大海丸)0.8㎏
菅原 昭夫(勘栄丸)0.7㎏
阿部 幸太(両神丸)0.7㎏
キッズ&外道賞/吉田玲音(両神丸)アイナメ・イイダコ
レディス賞/和久井 修子(美嘉丸)1.0㎏
大物賞/大澤 敬(岬丸)ホウボウ38cm
ブービー賞/高橋 純一(光代丸)0.1㎏
【外道賞】
熊谷 正明(光代丸)アイナメ43cm
及川 真(大海丸)アイナメ43cm・ホウボウ
※竿頭賞、大物賞等は、上位5位に入っていた場合、繰り上げで次の方に賞を授与
大会風景。漁場到着とともにスタートした。外洋はウネリと風波があったため、大半の競技船は、湾内湾奥に
9/28(日)、岩手県大槌町の大槌湾で、カレイ船釣り大会が開催される。
大槌の遊漁船3艘(美嘉丸、海秀丸、伸勇丸)に加え、鵜住居、両石、船越の船宿さんにもご協力をいただき、計10艘で行います。募集人数88名、参加費8,500円。参加特典、景品も多数用意しています。奮ってご参加ください!
詳細、申し込みは大会公式ページから。
http://otsuchi.co.jp/news-190.php
お問い合わせ先:復興まちづくり大槌株式会社 (担当:石井・松岡)
TEL:0193-55-6650 E-MAIL:info@otsuchi.co.jp