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投げ用ラインのターゲット、釣り場による使い分け

2015年7月16日配信 【HOWTO】 【編集部】

以前はナイロンラインが当たり前だった投げ釣りも、リール、ガイドの性能アップや糸自体の高性能化によりPE化が進んでいる。キス釣りでは0.3号といった極細PEまで出てきているが、ターゲットと釣り場の状況によっては今でもナイロンが有利なことも。投げ釣り用ラインの使い分けをまとめてみた。

根掛かり少なく遠投可能なPE

細糸を使用でき、遠投に向くPEはサーフ、砂底など根掛かりの少ないポイントに向く。最新のキスの投げ釣りでは0.3号ほどまで細い糸も使用するが、キス狙いで0.8号か1号くらいが普通。細い糸に強い力がかかるので、テーパー力糸は必須となる。投げ釣りの場合、PEと力糸の連結はルアーのリーダー結びほどこだわる必要はなく、電車結びで十分という人が多い。電車結びは片側5×5くらい、合計8~10回転しておけばOK。

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根周りで置き竿の釣りに向くナイロン

PEに比べて伸びがあるため飛距離は出にくいが、トラブルが少なく、低コストなのがナイロン糸の特長。根掛かりロストのおそれがある根周りを攻める置き竿の釣り、アイナメやカレイなどにはナイロンラインを使う投げ釣り師も多い。ある程度遠投したいなら投げ専用ナイロン2~3号にテーパー力糸を使用。磯場など根がキツく、近投主体ならばナイロン6~8号の通し(力糸無し)で釣る場合もある。

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[解説:和地一彦]
つりえさ倶楽部マリン仙台新港店店長。全日本サーフ連盟・仙台広瀬キャスターズに所属し、投げ釣り情報に詳しい

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