HOWTO

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季節、ポイントに合わせたサクラマスのウェア選びの基本[ウェーダー、ベスト等]

2016年1月19日配信 【HOWTO】 【編集部】

サクラマスゲームのウェアについて、宮城県の追波川、旧北上川をホームとする村岡博之さんに教えてもらった。サクラマスウェアはトラウト用ブランドのベージュ系やカーキ系などのナチュラル系カラーで統一するのが主流。黒やベージュ系であればシーバス用などでも流用可能だが、赤や黄色などカラフルなものは避けた方が良い。「トラウトは形から」とも言われ、できればトラウト用品で統一したいところだ。

基本的にはウェーダー、ウェーディングジャケット、ベスト、グローブ、キャップが一通りの組み合わせとなる。トラウト用ベストはシンプルなベストが多いのだが、最近は浮力材入りのものも出てきている。

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水の冷たい早春はネオプレンウェーダーからスタート!

4月の上旬くらいまではネオプレンウェーダーが向く。ネオプレン素材は水を吸って体温を蓄えるので、水の冷たい季節にも強力な保温性に期待できる。ウェーダーの下のアンダーウェアは普通のアウトドアウェア等でもいいが、ジャージ、フリースなどストレッチ性の高いものがネオプレンにフィットして良い。

村岡さんはジャケットはシーズン通して同じものを使っているが、寒さに合わせて中着のフリースなどを着脱して保温性を調整。グローブもネオプレンなど保温性の高いものを選択。

[冬~早春の例]
■ウェーダー:フレイFWD-7000(リアス)
■ジャケット:ウェーディングジャケットFRS-9000(リアス)
■ベスト:トラウトベストFWA-1000(リアス)
■グローブ:3フィンガーレスグローブFAC-0140(リアス)


【Rearth/リアス】トラウトベスト FWA-1000 TAN L

暖かくなってきたら軽快な透湿素材にチェンジ!

4月中旬以降、少しぽかぽかとしてきたら、ウェーダーをネオプレンから防水透湿系の素材にチェンジ。例はソックスタイプだが、もちろんブーツタイプでもOKだ。冬でもネオプレンは着用せず、透湿素材の下に防寒を着込んでシーズンを通す人もいる。

村岡さんの場合ウェーディングジャケットは冬と一緒だが、アンダーウェアを薄くしたり、またはジャケットを脱いで寒暖に合わせる。グローブはネオプレン製だが、3フィンガーレスからより感覚の分かりやすい5フィンガーレスに。追波川は4月に入ってからが盛期。ウェアを軽くして、サクラマスゲームもさらに熱くなる!

[春から初夏の例]
■ウェーダー:ストリームソックスウェーダーFWD-8000(リアス)
■シューズ:ウェーディングシューズFFW-1000(リアス)
■ジャケット:ウェーディングジャケットFRS-9000(リアス)
■ベスト:トラウトベストFWA-1000(リアス)
■グローブ:ニンブル グローブFAC-0110(リアス)
「ストリームソックスウェーダーFWD-8000」はウェーディングシューズにカバーを被せることで、抵抗を少なくし、ゴミなどが挟まりにくくする設計


【Rearth/リアス】ストリームソックスウェーダー FWD-8000 TAN XL

追波川など護岸の釣り場では防寒を着込んでニーブーツでもOK!

旧北上川は基本的にウェーダーが必要なのだが、追波川の一部ポイントなど、護岸から竿を出せるポイントはニーブーツでも対応可能。足元が寒いので防寒ウェアをしっかり着こんでからニーブーツを履こう。ソールはラジアルか、できればラジアルスパイク。フェルト系は泥や濡れた葉などで滑りやすいので良くない。
※震災後は地盤沈下の影響で浸水しているエリアもあるので、そういったポイントはウェーダーが必要になります。

滑りにくいラジアルスパイク

※解説・モデル/村岡博之