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一世を風靡した懐かしのジョイント系ミノーを振り返る

2016年12月7日配信 【HOWTO】 【編集部】

今ではビッグベイトなどでも人気のジョイント系ルアーだが、長年の実績を誇り、今でも使えるようなアイテムも多い。今回は東北の巨匠こと村岡博之さんに懐かしのジョイントルアーについて語ってもらった。

レーベル、コットンコーデル、ラパラの名品3種

上)「ジョイントミノー」(レーベル)
中)「レッドフィンジョイント」(コットンコーデル)
下)「ジョイントラパラ」(ラパラ)

ルアーフィッシングの人気が出てきた頃からあるジョイント系のルアー。当時実績のあった多くは輸入品で、ラパラやレーベル、コットンコーデルはその代表的なメーカーだ。

ウロコ模様が特徴的なレーベルの「ジョイントミノー」。胴体の接続部分が切れ込み状になっていて、独特のアクションは現代でも実績あり。

赤いエラの模様がトレードマークのコットンコーデル「レッドフィンジョイント」。今ではシーバスで使う人は少なくなったが、ジョイントルアーならではの動きは秀逸で、イトウ釣りなどで愛用する人も多い。

ラパラミノーのジョイント版「ジョインテッドラパラ」。写真はフローティング(Jシリーズ)だが、シンキング版(CDJ)もある。「CDJ(カウントダウンジョインテッド)」は弱ったベイトを演出できる泳ぎで、今でもシーバス、イトウなどに使われる機会も多い。

画期的な機構を搭載して登場した「アルトロン」

「アルトロン」(ジャクソン)

ちょっと変わり種のジョイントミノーがジャクソンの「アルトロン」。最大の特長は日本とアメリカで特許を取得した、独自の重心移動システムとジョイント部の構造。ジョイントルアーは飛行姿勢が安定しないことなどから遠投できず、またキャスト時にエビになりやすい欠点があったが、新機構によりそれを解決した。

この技術は、可動式のジョイント金具とは別に可動式のウエイトを搭載。キャスト時はこのウエイトが可動部分をロックして後方重心になり、リトリーブを始めるとウエイトが前方に移動して前方重心になり、ロックも解除されるというもの。

理論上は画期的ともいえる技術だったが、先進的過ぎたのか現在は手に入れることのできない幻のルアーになってしまった。

ウエイトでジョイント部をロックした状態。後方重心になり、安定した飛行姿勢を維持できる
ウエイトによるロックを解除した状態。リトリーブを始めると自然にこの状態になり、前方重心のジョイントルアーとして使用できる

個性派が多いジョイントミノー

「月歩77かぐや」(ハルシオンシステム)

トリプルジョイント型の「月歩77」シリーズ。ソリッドボディのシンキングタイプで、小さめサイズとも相まってリアルにベイトを演出する。

「アンダー10/35」(ドリームウィル)

当時はまだ珍しかった発泡ウレタンボディを採用した「アンダー」のジョイントルアー。ドリームウィルの「アンダーシリーズ」は一時人気を博したルアーだが、ジョイントモデルを持っている人は少ないのでは?

※解説/村岡博之