HOWTO

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スプーン?それともミノー?サクラマス用ルアーの選び方

2016年1月21日配信 【HOWTO】 【編集部】

サクラマス用のルアーについて、宮城県の追波川、旧北上川をホームとする村岡博之さんに基本的な知識を解説してもらった。

シーズン初期はスプーンがメイン!

北上川水系のサクラマスは3月頃からポツポツと釣れ出し、3月下旬、4月上旬頃から盛期になる。3月の2週頃まではアタリも少なく、根掛かりも多いためスプーン主体に攻める人が多い。使用するスプーンは17g前後。村岡さんはちょっと高価だが、タングステンを中心に使っている。本命の数が少ないと、アタリを求めて底を狙うため根掛かりが多くなりがち。ボトム形状を把握して、根掛かりを避けながら上手にトレースしよう。ボトムでしか食わないと思われがちだが、中層寄りでも結構ヒットしている。

飛距離、レンジキープ性能に優れたタングステンスプーンの「コルド65(ヘビーソース)」
スプーン形状はスタンダードなウイローリーフからティアドロップ型、エッグシェル、羽根付きタイプまで様々。実績があるのは定番「チヌークS(ダイワ)」や「リアライズ(フォレスト)」、最近は「アドロワ(シーレーベル)」も人気。スプーンワレットにわちゃわちゃと収納して持っておく
フックはシングルフックの2本掛けが基本。1本で使う場合も。使っているフックはがまかつの「丸せいご」か「三陸ヒラメ」、「プロヒラメ」。障害物に当たったりしたらフックポイントが鈍るのですぐに交換する
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盛期に威力を発揮するミノー系

村岡さんは、盛期に入ったら自身がハンドメイドする「オライノ」を中心としたミノーに移行。目安として彼岸以降はミノーがメイン。レンジに合わせてミディアムディープやシンキングタイプ。20g以上のバイブレーションも使用する。下流域は潮の干満で50cm以上の変化があるので対応が必要になる。

オライノのミノー。上から‥
「彗星90型」サクラマス用フローティングミディアムディープミノー。
「疾風90型深」ディープも攻められる疾風。どちらかというと押しが強い時に。
「流星90型」他のルアーでは届かないディープまでしっかり攻め切れるヘビーシンキング。
「流星80型」流れの弱い状況で90型と使い分けると◎。
ベストのポケットにジャストフィット!3010サイズのルアーケースに収納する
高活性になり広範囲で釣れる状況では遠投のできるバイブレーションも効果的。上はイクリプスの「キールバイブ75」、下は「震電(オライノ)」
フックはがまかつの「トレブルSP」ミディアムヘビーかミディアムの5~6号

※解説/村岡博之