サケ(シロザケ)の下準備、いくらの取り方
①ウロコをすき引きにする
サケの鱗は普通に刃先で剥がし取ってもいいのだが、うろこが細かいため「すき引き」で表面の薄皮と一緒に切り取るのがおすすめ。すき引きにしても皮下のゼラチン質は身に残るので、皮もおいしく食べられる。また、すき引きにしたウロコと皮は酒などで調味してから干すと珍味になる。
まな板の上にサケを寝かせ、包丁で身をぴたっと押し付けるようにウロコを引く。魚体と並行に包丁をしっかり当て、前後に大きく動かすようにする。意外に皮は丈夫なので、しっかり包丁を押し付けること。おっかながって包丁を浮かせると失敗しやすい。
何回かに分けてウロコを引いていく。背側、腹側のカーブの部分は引きにくいので残す。
反対側にして同様にすき引きする。
腹側、背側に残った鱗は刃先を使って剥がし取る。サケの鱗は小さいのでしっかり流すこと。また、排水が詰まりやすいので注意。
④血合い(腎臓・めふん)を切り取る
サケの血合いは塩漬けにして「めふん」になる。そのまま捨ててしまってもいいのだが、両脇に切れ目を入れると手できれいに取ることができる。
血合いの境目に沿って切れ込みを入れる。
反対側もV字状に切れ込みを入れる。
頭側の端から指を入れるときれいに取れる。
途中で切れてしまわないように気を付けながら、血合いの部分を取っていく。
腹の中に残ったごみを流水で洗い流せば下処理は完了。
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