宮城の投げ釣りで60cmホシガレイ&夜アイナメ・マダラ有望
※これは2017年3月の釣行記です。
宮城の漁港・防波堤は春の投げ釣りシーズン突入!日中は産卵を終えて荒食い状態のカレイに、夜釣りのアイナメも相変わらず堅調。夜は接岸してきたタラが釣れることもあるチャンス!
安定感のある夜投げアイナメ
3月になり、宮城の投げ釣りも春シーズン本番突入!
朝晩はまだまだ寒く、暴風の日もあり、また海水温もかなり低いので魚の活性も低いと思われがちですが、すでに大物続出中!これから5月頃にかけ、夜釣りのアイナメ&真鱈に日中のカレイも良型が狙える好季到来です。
さて、前回の釣行記でも紹介した「仙台広瀬キャスターズ12月例会(12月4日開催)」以降、本業多忙&協会会報作成&家族サービスのため釣行回数が激減していましたが、同クラブの木口クンに誘われて釣りに行くことができました。「宮城協会新年総会」前夜の2月4日(土)、暴風の中、6歳になった長男を連れて、夜投げアイナメに行ってきました!
仕事を終わらせ、釣り場には夜10時頃に到着。いつものように爆睡中の長男を乗せているため、車から離れるわけにいかないので、木口名人お薦めの常夜灯前に車を横着け。 ※この時期のアイナメは、日中でも全く釣れないという訳ではないのですが、夜釣りでの活性がかなり高く、なぜか夜明けとともにパッタリとアタリが止まってしまうパターンが多数なのです。
今回のポイントは、砂泥の中に沈み根があり、根周りを攻め始めると1投目から激しいアタリがあって、47cmの良型!その後も、3本目の竿が出せないくらい忙しく、しかも、40cmオーバーが多数の釣果。
途中、潮の関係か、1時間くらい全く喰わない時間帯もありましたが、朝4時の納竿まで、35cm以上が約40匹と爆釣!
※途中から40cm以下はリリース。大型のスカリが沈んでいました(^-^;
木口クンには50cmの大型がヒットし、同じく良型多数!ちなみに、長男は一歩も外へ出ませんでした…(笑)
春カレイも好シーズン。ホシガレイGET!
翌週は満月の大潮!牡鹿半島へ夜マコ狙いで出撃してきました。一晩中快晴の月明りでかなり期待しましたが、前夜の激荒れでウネリと濁りがきつく、最大で39cm止まりと撃沈…(>_<)
満月の晩は、条件が良ければ、一晩で20枚以上釣れることもあるのですが…。
そして先週、長男を連れて、久々の昼釣りに出撃してきました。またしても暴風が吹き荒れていましたが、前夜からポイントを数ヶ所回り、仮眠後、岸壁に車を横着けして朝イチからマコ狙い!砂泥の中の沈み根周りやカケアガリを中心に、遠近2本ずつの竿4本で勝負です!
投入から15分くらいで一度回収してみると、どうやらエサ盗りがいる様子。この寒い時期のエサ盗りの正体はスクモガニ(トゲクリガニ)!もちろん、釣れればお持ち帰り確定の裏本命です!(笑)
本命のマコはなかなか釣れてくれませんでしたが、開始から2時間くらいしてようやく40cm。その後、根周りに投げていた竿に、キツめに調節していたドラグを鳴らすもの凄いアタリがあって、最初はてっきり大型のアイナメでも来たのか?と!
アワセを入れてリールを巻くと、グイグイともの凄いパワーで締め込みますが、アイナメ特有の首振りは無く、海底を這うこの感じは、間違いなくカレイ確定!産卵後のこの時期にこれだけの手応えとなれば、まさか日本記録級のマコガレ!?
途中、強烈な締め込みを竿の弾力で何度もいなし、ようやく足下まで寄せると、水面に現れたのはまさかの超特大ホシガレイ!!!
使用していたハリスはホンテロン5号。タモ網を持参していなかったので、抜き上げる際には心臓バクバクでしたが、何とかゴボウ抜きに成功!いや~、やりました!(>_<)
口元を見るとかなりギザギザの歯なので、ハリスを切られる可能性もありましたが、運良く、枝針の絡み止め用硬質ビニールパイプが口に当たっていて、そのおかげでハリスを切られずに済みました!(^_^)
早速メジャーを当てると、口を大きく開けた状態でジャスト60cm!
※帰宅後に計量すると、産卵後にもかかわらず、重さは2.5kgもありました!
最近は、車の中で携帯ゲームやDVD鑑賞ばかりの長男も、さすがにこのサイズには驚いていました!(*_*)
もう釣りどころでは無くなり、昼過ぎには納竿。長男と約束していたゲーセンに寄ったあと、実家に戻り、連盟に申請する魚拓の作製!何とか62cmくらいで取れたので、今年度の連盟『その他のカレイ』部門、年間1~2位には入れそうです!(^_^)
夜の投げ釣りでマダラにも期待!
また、そろそろ投げ釣りで真鱈を狙える時期にもなってきました!クラブのメンバーからも、真鱈が釣れたとの情報が入っており、息子が春休みに入ったら出撃してみようかと思っています。
長男も今年いよいよ新入学!次男も幼稚園入園と、入学準備やら家族サービスやら、学校の行事等で、今後は釣行回数も激減しそうです…(^-^;
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家業である米穀店の仕事と育児の合間に、せっせと釣り場に通う、投げ釣りマスター。北は青森から南は愛媛や有明海まで、大物にかける情熱が足を釣り場に向かわせる。仙台広瀬キャスターズ所属
※取材・テキスト/東海林 誠
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