連日好釣!塩釜沖の船ヒラメ
仙台湾周辺のヒラメ船が最盛期を迎えている。平均50cm以上と型が良く、連日、多い人で2桁の釣果が続いている。自己記録級の大判サイズを狙うなら今!
今が旬のヒラメ釣りのほか、アジビシ五目、青物ジギング、タラジギング等も歴史が長く高実績!
ここ数年の好調っぷりは今季も健在
仙台湾周辺海域のヒラメの船釣りが数年前から絶好調。今季も初夏の頃から順調に釣れ始め、型、数ともに安定感のある釣れっぷりを維持している。
例年、ヒラメのエサになる小型魚の動きも活発になる秋は大判ヒラメを狙える季節。50~60cmをアベレージに70~80cmの大型、90cmオーバーといった超大型もコンスタントに上がっている。
釣行日は9月23日、伊藤育男さんが高校生の頃からお世話になっているという第一海友丸(塩釜港)の仕立船で出船した。
ライトモデルながら、ただ軟らかいだけではなくシャープな張りを実現。この日は80号のオモリ負荷まで対応したLight 240Mを使用
食いが浅いときはチラシ針仕掛けを活用!
この日の朝は前日までの低気圧の影響が残り、風とウネリがあるコンディション。ハイシーズンとあってアタリはそこそこあるのだが、食いは渋い状況だった。
こういった条件の時に効くのがチラシバリ仕掛け。1本バリだとアタリがあっても乗せきれないケースがある場合でも、チラシバリであれば多少食いが浅くても口の付近にハリ掛かりしてくれてキャッチ率が高まる。ウネリで底を取りづらい条件にも対応しやすくなる。
丁寧に底を攻め しっかり掛ける
コンディションは徐々に回復。船長が色々なポイントを回ってくれたおかげもあって、後半にかけて釣況は上向いた。結果的に70cmオーバー2枚を含む3~10枚とまずまずの釣果に。
「ヒラメ釣りの基本は丁寧に底をトレースすることです。アタリがあったらステイ気味にして食わせ、しっかりハリ掛かりさせることが釣果アップにつながります。また、アタリが出ないときは少し上に上げてから落として誘いを入れるのも有効です。底の状態を的確に把握し、思い通りに操作するには竿の感度も重要になりますよ」
秋になってイナダ、ワラサなどのゲストも増えてきて、豊穣の季節はまだまだ続く。今シーズンの好調っぷりを逃さず体感していただきたい。
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※画像提供、解説/伊藤育男
※取材協力/第一海友丸(塩釜港)
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