梅雨時ボートロック楽しみ術!
ロックフィッシュ最盛期の松島湾に
お手軽なレンタルボートで出船!
絶好のロックフィッシュシーズン到来。シャローエリアでアイナメ、ベッコウゾイと遊ぶのに最高の季節になっている。ここでは、ルアー船・アーネストの佐藤尚行さんが仙塩マリーンのレンタル艇でボートロック釣行。実釣を通して、この季節の攻略法や偏光グラスの使い方を解説してもらった。
「今の季節はエサになる生き物が多いので、ロックフィッシュは魚や甲殻類など色々食べて高活性になっています。これからはイワシなどのベイトに着くことも増えてきますが、今日は藻場を集中的に攻めていきますよ」と佐藤さん。
藻場は太陽が昇った後もシェードになり、小エビやカニなどのベイトも多い場所。根魚は藻の陰に身を隠しつつエサを待っているので、透明度が高く藻場を確認できるようであれば、藻の際をサイトで攻めると捕食モードの魚が飛び出してくることが多い。
【関連記事】松島湾マイボートロックのすすめ
[仙塩マリーン]http://senen-marine.co.jp/sen-en/
シャローの藻場パターンでは、藻の形状をしっかり把握して、根掛かり(藻掛かり)しない茂みのキワやポケットをピンスポットで攻めていく。
「よく藻のド真ん中や藻の奥にキャストして、藻場に突っ込んで攻める人がいるんですが、それだと海藻と格闘してばかりでロックフィッシュと戦う機会が少なくなってしまいます。藻場のエッジをしっかりと見極めて、根掛かりしないように手前のキワを点々とついていくのがセオリーです。ルアーを藻の中まで入れなくても、魚はちゃんとエサを食いに出てきますから」
梅雨ドキに多い曇天&濃霧時
偏光グラスの威力と使い分け!
サイトで藻場を攻略する際に大きなアドバンテージになるのが、水中の様子をしっかり伝えてくれる偏光レンズ。高性能なTALEXレンズであれば、藻場のエッジの形状までしっかり見分けられ、シャローであれば魚がバイトする瞬間まで確認できるほど。
「ロックフィッシュ以外でも、7月以降の青物シーズンには表層を泳ぐ回遊魚の動きを見極められるので、キャスティングゲームを圧倒的有利に進められます。以前、キハダマグロをキャッチしたときは、船の周りにサバの群れがいたのですが、その中をマグロが単発で泳ぎ回っていて、マグロの動きを予測してキャストして仕留めたってこともありましたね」
TALEXレンズの大きな特長が19色ものカラーバリエーション(室内用5色を含む)。このレンズカラーを天候や状況に合わせて使い分けることで、より快適な視界で釣りを展開できる。スタンダードなのが「トゥルービュー」などのナチュラル系(グレー系)で、晴天から曇天まで広く対応。とりあえずこれで偏光グラスを1本作れば、ほぼ問題なく使用できる。
また、梅雨時の曇り空や濃霧時などには、ローライト時でも明るい視界を得られる「ビスタイエロー」など、ブライト系カラーが最適。メガネ専門店の和真メガネであれば、TALEXの多彩なラインナップから、使用するシーンに最適な偏光グラスを作ることができる。
[関連情報] 和真メガネ TALEX解説ページ
http://www.washin-optical.co.jp/glasses/talex/index.html
【フレーム】VERO 2nd(ZEAL)
【フレームカラー】ガンメタル/オレンジ
【レンズ】TALEXトゥルービューシルバーミラー
【レンズカラーの使い分け!】
藻場パターン攻略テクニック!
戦略の幅を広げるベイトフィネス
初夏の藻場ゲーではいわゆる「カニパターン」が中心になってくる。しっかりボトムを取りつつ岩や藻の周りを誘う根魚ルアーの基本テクだが、佐藤さんによれば、「私から見てみなさん、ちょっとアクションが小さすぎる人が多いように感じますね。釣る人はアクションの一つ一つが大きくて、例えば、大きくリフトさせた後のフォールでしっかりアタリを取っていたりします。小さいアクションばかりだと、ルアーを動かしたつもりでも、ほとんどアピールになっていないってことが結構多いんですよ」
大切なのが、根の大きさをしっかり見極めること。カニパターンではロッドを立ててズル引きすることが多いのだが、バイトのチャンスが多いのは、ズル引きして根を抜けた後。だから、根の上でゴツゴツという感触を感じるだけではなく、根の頂点をクリアしたタイミングをしっかり把握し、そのあとのフォールで集中してしっかり食わせることが何より重要になる。
また、東北ロックフィッシュ界で急激に広まりつつあるのがベイトフィネス。これはシャローの根周りをタイトに攻めるのとは異なり、水深4~5mくらいのミディアムレンジで、根掛かりのリスクの少ないボトムからちょっと上のラインをスイミングやリフト&フォールで攻めるのに適している。
ベイトフィネスはヘビータックルに比べ根掛かりには弱いものの、岩や藻の上をユラユラと誘うことで、上を向いたロックフィッシュを効率よく狙うことができる。かといって小物ばかりヒットするわけではなく、50cm級の大型もこの釣り方でばっちりキャッチしているそうだ。特にこれからの季節の小魚ベイトを追っている魚などに有効になってくるので、使えるようにしておくと戦略の幅が大きく広がるはず。
仙台湾周辺でも青物の姿も見えてきて、そろそろロックフィッシュから移行する人も出てきているが、今季のボートロックはまだまだ好シーズンが続きそう。今シーズンはマイTALEXを持って、新次元のロックフィッシュゲームに挑んでいただきたい!
【ボートロック専用タックル登場!】
【流行のベイトフィネス専用タックル!】
偏光グラスはメガネ専門店で購入するべし!
佐藤さんが愛用している偏光グラスはTALEXプロショップ「和真メガネ仙台本店」でフルオーダーしたもの。同店舗ではTALEXレンズの多様なバリエーションからユーザーの用途に最適なものを専門スタッフがチェイス!また、レンズとフレームの組み合わせも自由自在に選べるので、自分だけの1本を手に入れることができるのも大きな魅力となっている。
【関連記事】MY偏光グラスで釣りの楽しさ劇的UP!
※取材を行った和真メガネ仙台本店は2014年10月で閉店しました。現在は和真メガネ仙台長町店で同様にサングラスを作ることができます。
■住所:仙台市太白区長町7-20-1 ザ・モール仙台長町 3階
■TEL:022-308-2911
■営業時間:10:00〜21:00
■定休日:ショッピングセンターの定休日
■駐車場:ザ・モール仙台長町お客様駐車場を利用
■公式サイト:http://www.washin-optical.co.jp/shop_list/map/tohoku/sendai_n.html
◆記事に書けない裏話や質問への回答は無料メルマガ(毎月25日発行)で配信中!
※取材協力/和真メガネ仙台本店、仙塩マリーンTEL:022-362-2405
※解説/佐藤尚行(アーネストTEL:090-3641-4621)
YouTubeチャンネル登録もお願いします!