釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

石巻リバーシーバス!ナイトゲームが楽しい夏~秋の川鱸

編集部 2021年2月18日 更新

石巻の追波川、旧北上川でリバーシーバスがトップシーズンを迎えている。2017年8月4日の夜から8月5日の朝にかけて当サイト主催による「2017釣り河北カップ リバーシーバスin石巻」を開催。2016年は6月下旬にデイゲームで開催したが、今年は盛夏の8月にナイトゲームで実施した。こちらではイベント当日の模様をレポートします。

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2017釣り河北カップ リバーシーバスin石巻

8月4日、夜11時から受付開始。競技委員長のオライノ・村岡博之さんからルール等の説明ののち、競技をスタートした
参加賞として全員にベイトブレスの「チェリースピン」とパズデザインの鱒&鱸ステッカーが配られた
 
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夜半から明け方にかけてのシーバスナイター!暑い夏開催の予定が・・

8月の酷暑を予想し、涼しいナイトゲームで企画したイベントだったが、2017年は梅雨明け後もどんよりとした日々が続き、この日も時おり小雨が混じる天候。湿度は高いものの、活動はしやすく、水量的にもまずまず期待できそうな雰囲気。

夜中の23時から受け付け開始。仙台から石巻にかけては雨が降っていたが、大会本部を置いた追波川の河川敷付近は幸い雨雲はかかっていなかった。受け付けと競技説明を速やかに済ませ、実釣開始!

競技中の午前3時過ぎ、オライノの村岡博之さん、大会MCの千葉めぐみさんは釣況をチェックがてら追波川下流域へ。しかし、上中流域の有力ポイントはアングラーが少なく、大多数の参加者が河口付近に行ってしまったようだった。

村岡さんたちは福地閘門よりちょっと下流側のポイントへ。5時の検量開始時間には戻らないといけないので、1時間ちょっとの勝負。ちょうど下げ始めで、潮が効き始めたが、ベイトの気配も少ないまま終了。本部に戻って、エントリーしたアングラー達の朗報を待つことにした。

夜明けの時間にかけて村岡さんと千葉めぐみさんは並んで竿を出した
夜が明けヒグラシが鳴き始めた頃、潮が効き始めて釣れる雰囲気も出てきたが・・後ろ髪を引かれながらタイムアップ
朝6時の帰着時間を前に続々とアングラーが帰ってきた

この大会は60cmのスズキ1尾の尾又長(びさちょう、口吻の先から尾びれのくびれ部分までの長さ)を写真で競う形式。同寸の場合は2尾目の長さで順位を決定した。

現場で検量カードと一緒に撮った写真を送ってもらい、写真で判定。ジャッジは大会委員長の村岡さんに全権をゆだねた。

女性参加者2名にはレディース賞としてバレーヒル社よりルアーケース、サンバイザー、アームガードが贈られた

70オーバーは追波川に集中【入賞者インタビュー】

5位以上の入賞者にはインタビューを行い、釣った場所やルアーが明らかになった

[5位 相澤雄さん]

副賞は協賛各社商品詰め合わせ
シーバス73cm

「釣り場は追波川の中流域、右岸側。時間帯は2時ころ。ヒットルアーはダイワの『モアザン・レイジースリム』でした」

[4位 安達直人さん]

副賞は協賛各社商品詰め合わせ
追波川で74.5cmのシーバスをキャッチ

「釣った場所は追波川河口右岸。ルアーは『タイドバイブスコア68』(デュオ)でした」
―河口は最近バイブが釣れてますからね。時間帯とテクニックは?
「時間帯は1時過ぎ、特別なテクニックというものは無くて、普通のリフト&フォールに食ってきました」

[3位 鈴木和也さん]

副賞はシマノのヒップバッグとアンブレラ。また、3位以上の入賞者には後日、名前入りクリスタルも贈呈
75.5cmのほか、75cm、74cmと3本揃えての入賞

「釣ったエリアは追波川の中流域右岸側です。3匹ともガボッツ90で釣りました。時間帯は5時過ぎ」
―ルアーは表層系ですね、どのように釣りましたか?
「1秒1回転くらいのスピードのリトリーブでした」

[2位 阿部哲也さん]

副賞はパズデザインのPSLバッカンと後日、名入りクリスタルも贈呈
 
シーバスの尾又長は80cmジャスト

「釣り場は(当日エリア追加された)長面浦です。ヒットルアーは『悟空』」
―ずいぶんマニアックなルアーを使いましたね。
「水深が非常に浅かったので、捕食している魚を狙って釣りました。時間は2時くらい。最初、隣(の同行者)に連続で釣られてプレッシャーを感じながらの展開でした(笑)」

[優勝 田端仁さん]

優勝した田端仁さんにはリトルプレゼンツ(リトルオーシャン)のゲーム用ライフジャケット。名前を彫ったクリスタルも
夜が明けた時間帯にキャッチ!尾又長は85.5cm

場所は追波川河口右岸側。ヒットルアーは「シリテンバイブ」(マドネスジャパン)。時間は5時半頃。
「ミノーをずっと使っていたのですが、小さめのバイブが良いようだったので、チェンジして食わせました」

出展ブース紹介

■ベイトブレス

「先ほど参加賞にも配れらたチェリースピン各種展示しています。セットで使用するTTシャッドは、シーバスなんかで速く巻いても安定して使えるワームですので、こちらも一緒にチェックしてみてください。定番の湾ベイト、湾バイブもあるので、見て触って、ぜひ使ってみてください」

■邪道(バレーヒル)

「アーダ、エンヴィ、ごっつあんミノーなど各種展示しています。中でも『EADA零(アーダゼロ)』は藤沢さんプロデュースの新作。水面下30cmという説明ですが、実際40cmくらい潜って北上川水系にもちょうどいいルアーです。リップの形状が独特で飛距離も出ますので、発売されたらぜひ試してみてください。シーバスロッドも発売予定なので、お楽しみに」

検量に送られてきたシーバスの釣果写真を一挙公開

 
※規定サイズの60cmに満たなかったシーバスは残念ながら順位には反映されていません。

最後はお楽しみのジャンケン大会!

がまかつ「トレブルSP MH シルバーテイル/ゴールドテイル」
ラパラからは「オリジナルロゴ入りキャップ」をプレゼント
ハヤブサより「FINAマルチケース」とステッカーのセット
フィッシュアローからは「ビビットクルーズ」各種
ベイトブレスより「ベタンコスリムカーリー3インチ」詰め合わせ
地元石巻のリアスからは「オリジナルメッシュキャップ」
モーリスより「VARIVASロゴ入りTシャツ」と大判ステッカーのセット
ヤマリアからは「マリアロゴ入りタオル&フックセット」とステッカー
ピュア・フィッシング・ジャパンより「バークレイ・スーパーファイヤーライン」こちらは一人200mずつに分けて
ジャクソンからは「アスリートミノー」や「にょろにょろ」のルアーをプレゼント
エクリプスから「ストリングショルダーポーチ」とラッシュガード
ラストはオライノハンドメイドルアーの争奪戦で盛り上がった

今回のイベントでは、70オーバーのスズキは追波川中流域から河口の実績ポイントに集中。サイズは小さめといわれていた長面浦からも80cm超が飛び出した。旧北上川は60cmクラスの釣果は多く聞かれたものの、残念ながら上位争いになる大型は出ず。

今年は雨続きの夏となっているが、石巻のシーバスは爆釣とはいかないまでもコンスタントに釣れ続けている。追波川上流域では90クラスも釣り上げられているとのこと。降り続いた雨も来週にはようやく止む見込み、このまま秋シーズンも期待できそうだ。

釣り河北では今後も様々なイベントを開催予定です。色々とあたらしい企画、運営面もさらに改善して参ります!これからもより多くの皆様のご参加をお待ちしております。

【ご協賛、ご後援】
オライノ、邪道、ベイトブレス、ピュアフィッシングジャパン、がまかつ、ささめ針、ハヤブサ、フィッシュアロー、サンライン、モーリス、リトルプレゼンツ、ヤマリア、オーシャンルーラー、ジャクソン、和真メガネ、ラパラ、リアス、シマノ、エクリプス、ザップ、エヌズステージ、河北新報社
※順不同、敬称略

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2017釣り河北リバーシーバスin石巻・大会結果

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