岩洞湖ワカサギ 2015氷上シーズン解禁!
深場挑戦がちょっと裏目に出たが
ワカサギの食いは上々!
昔から氷上のワカサギ釣りが盛んで、水質が良いため釣ったワカサギが美味しいことでも人気のある岩洞湖。今季の氷上解禁は2015年1月19日(月)。2014年の1月21日と比べてもほぼ例年通りの解禁となった。
千葉宏一さんは解禁日の1月19日に釣行。「いつもの年だと解禁の頃はレストハウス対岸側のワンド付近など水深12~15mで釣りをすることが多いのですが、ここ数年100匹前後と釣果がいまいちだったので、思い切ってワラビ平や弁天島の深場エリアを試してみました。ドン深の水深35~36mです!」
結果はアタリはかなりあるのだが、水深が深いため手返しが悪く、浅場に比べるとバラシも多めだった。さらに、時折り吹雪き混じりの不安定な天候のため移動もままならず、ポイント移動は諦め、深場で1日粘ることに。
「朝方は底よりも中層がよくて、底から10~20mくらい浮かせた所でポツポツとアタリがありました。10時頃に1時間くらいアタリが止まったんですが、昼頃になって36mのドン底で食いだしてきて、昼から午後2時くらいまで結構調子良かったです。今までのポイントだと朝がよくて昼は駄目なパターンが多かったのですが、タナ次第で日中もよく釣れるのが深場の傾向ですね」
今回はドン深ポイントへの対応にちょっと苦戦して数が伸びなかったが、食いのいい状況でタナの変化に上手く対応しながら釣れば200~300匹くらいはいけそうな感じだった。天候がよければ朝方は浅場側で釣って日中は深場でじっくりやるのもいいかもしれない。
エサは白サシ、紅サシ、チーズ白サシ、チーズ紅サシ、ブドウ虫を持ち込み、朝は白サシ、紅サシからスタート。その後、8時から9時くらいに白サシの食いがよくなり、食いが止まった時間帯はブドウ虫で釣果を上げた。日中に良く釣れた水深36mの底付近では、紅サシとブドウ虫の混合が効いた。チーズ系も使ったものの、この日はいまいちの結果だった。
帰りに岩洞湖レストハウスでも釣果を確認したところ、レストハウス対岸の各ワンドやオートキャンプ村付近などは下は30~50匹から上は200匹超とまずまずの釣果。氷の厚さも申し分なく、これから3月のシーズンオフまでたっぷり満喫できそうだ。なお、氷上には新雪が積もり、水が浮いている所もあるので、防寒装備と足元をしっかりと固め、十分に気を付けて楽しんでいただきたい。
■岩洞湖のワカサギマップURL(岩洞湖漁協オフィシャルブログ)
http://ameblo.jp/0409-1977/entry-11978796417.html
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カレイ釣り大会で多数の入賞経験を持つカレイ競技のエキスパート。三陸をメインフィールドに、仙台湾や青森周辺にも足を延ばす。青物ジギングやマダイ、ワカサギなども得意。岩手県一関市(千厩町)在住。ささめ針フィールドモニター、サンラインフィールドテスター、下野アドバイザリースタッフ
※取材・解説/千葉宏一
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