岩手の磯ロックを熱く盛り上げろ!前編
三陸のアイナメ乗っ込みシーズンへ!
岩手沿岸エリアは海岸線に根魚達が好む岩礁帯が続き、アイナメを中心としたロックフィッシュの宝庫。震災後は様々な問題から釣りを出来なかったり、遊びとしての釣りを自粛するムードがあったが、震災から2年半を経てようやく釣り人が海岸に戻りつつある。
今回の大会は、地元釜石市の釣具オヤマの全面的な協力のもと、平田漁港(元三陸博会場)周辺を本部に設定。四十八坂付近の大槌町北限から、釜石市全域、門之浜湾付近の大船渡南限までをエリアとし、陸っぱりのルアーで釣り上げたアイナメ、ソイ類3尾の合計重量を競った。
今大会には岩手沿岸、内陸を中心に、青森、宮城、山形、茨城の各県から約50名がエントリー。他大会で入賞実績を持つ実力派トーナメンター達も多数参戦!コンディション的には厳しい釣況が予想されたが、予想を上回る好釣果に恵まれ、トーナメントは大いに盛り上がった。
【大会本部付近(平田漁港)】
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【エリア北限(四十八坂付近)】
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【エリア南限(門之浜湾付近)】
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ハンター自ら釣り場の様子をチェック!
開会式終了後、ゲストのハンター塩津氏とともに釣り場の状況をチェックしてきた。ハンターと大先生こと塩津めぐみさんの2人は御箱崎周辺のお手軽磯を選択。台風とウネリの影響が考えられたため、濁りが少なく、かつウネリの影響を避けられるエリアで、外海からファーストコンタクトポイントに入った動きの早い魚に狙いを絞った。
■タレックスレンズ:トゥルービュー
■2013年新モデルのヴェロ・セカンドに幅広い天候に対応したトゥルービューを合わせた。取材日のような眩しい朝日やピーカンの日中で大活躍!
■タレックスレンズ:イーズグリーン
■グリーン、イエロー系カラーは自然なやさしい見え方が特長で、曇天時や雨天にも強い。ちょっと天気が悪いときのドライブ時に視界を確保してくれて、これに慣れると安全運転に欠かせなくなるほど。
産卵前行動が本格化していないハシリの段階ながら、塩津さんはまずまずのサイズを短時間に釣り上げ、めぐみさんも型はちょっと小さめながらアイナメを連続キャッチ。場所によってはコンディションのいい魚も入り始めて、ハイシーズンは目前といった雰囲気だった。今回塩津さん達が入った御箱崎周辺は釜石以北のエリアだが、吉浜など南方面に向かった人も多く、エリアによる違いがどの程度あるのかも気になるところだ。
※大会の結果と各メーカーブースの模様は後編で!
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※取材協力/塩津 紀彦