釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

岩手の磯ロックを熱く盛り上げろ!前編

編集部 2021年3月29日 更新

三陸周辺の磯ロックが秋のノッコミシーズンに入っている。10月19日には、「釣り河北・陸っぱりロックin釜石」を開催。大型台風が通過し、秋の海へと遷り変わり始めた中で行われた大会の模様を、2回に分けてお届けします!
※2013年掲載の記事です。

三陸のアイナメ乗っ込みシーズンへ!

岩手沿岸エリアは海岸線に根魚達が好む岩礁帯が続き、アイナメを中心としたロックフィッシュの宝庫。震災後は様々な問題から釣りを出来なかったり、遊びとしての釣りを自粛するムードがあったが、震災から2年半を経てようやく釣り人が海岸に戻りつつある。

今回の大会は、地元釜石市の釣具オヤマの全面的な協力のもと、平田漁港(元三陸博会場)周辺を本部に設定。四十八坂付近の大槌町北限から、釜石市全域、門之浜湾付近の大船渡南限までをエリアとし、陸っぱりのルアーで釣り上げたアイナメ、ソイ類3尾の合計重量を競った。

今大会には岩手沿岸、内陸を中心に、青森、宮城、山形、茨城の各県から約50名がエントリー。他大会で入賞実績を持つ実力派トーナメンター達も多数参戦!コンディション的には厳しい釣況が予想されたが、予想を上回る好釣果に恵まれ、トーナメントは大いに盛り上がった。

【大会本部付近(平田漁港)】

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【エリア北限(四十八坂付近)】

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【エリア南限(門之浜湾付近)】

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大会本部のある「釜石・大槌地域産業育成センター」で受け付け後、6時から開会式
当日のコンディションや注意点などを説明する、地元、釣具オヤマの小山哲平さん
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ハンター自ら釣り場の様子をチェック!

開会式終了後、ゲストのハンター塩津氏とともに釣り場の状況をチェックしてきた。ハンターと大先生こと塩津めぐみさんの2人は御箱崎周辺のお手軽磯を選択。台風とウネリの影響が考えられたため、濁りが少なく、かつウネリの影響を避けられるエリアで、外海からファーストコンタクトポイントに入った動きの早い魚に狙いを絞った。

御箱崎の林道からスタート
比較的お手軽な磯とはいえ行程は30分ほど
絶壁の上に到着。台風の後だったので、降りられる状況かどうかハンターがチェックしてから入磯
岩手沿岸に特有の白っぽい磯へ到着
使用したシンカーはハンター監修のボトムコップ(ティクト)。ハンターはラインを痛めないように全てのシンカーに仕掛けパイプを加工しているが、この商品は最初からパイプを内蔵!素材はゴールド系の輝きでアピール度の高いブラス。ブラス=真鍮は硬度が高いためボトムの状況を把握しやすく、また形状的にも底を探りやすくなっている
磯ロックに偏光グラスはマスト!独自の雑光カットフィルターを採用したTALEXレンズであれば格段に快適な視界を確保でき、また、多様なレンズカラーで状況対応も可能。ポイントの把握、攻略の大きな力になってくれる
■フレーム:ジール・オプティクス VERO 2nd
■タレックスレンズ:トゥルービュー
■2013年新モデルのヴェロ・セカンドに幅広い天候に対応したトゥルービューを合わせた。取材日のような眩しい朝日やピーカンの日中で大活躍!
■フレーム:ジール・オプティクス VERO ガンメタ/ブルー
■タレックスレンズ:イーズグリーン
■グリーン、イエロー系カラーは自然なやさしい見え方が特長で、曇天時や雨天にも強い。ちょっと天気が悪いときのドライブ時に視界を確保してくれて、これに慣れると安全運転に欠かせなくなるほど。
塩津さんの偏光グラスは全て、TALEXプロショップ和真メガネ仙台本店でセレクト。メガネのプロが、自分にぴったりの1本を作ってくれる。※和真メガネ仙台本店(宮城県仙台市)TEL:022-217-7717
外海に面したポイントでスポーニングのために接岸してきた魚を狙った
めぐみさんにヒット
ハンターもカワイイ系をキャッチ
アタリはちょこちょこあるが、小中型サイズが連発
ちょっといいサイズを余裕のぶっこ抜きランディング
この状況ではまずまずの40オーバーサイズをキャッチ

産卵前行動が本格化していないハシリの段階ながら、塩津さんはまずまずのサイズを短時間に釣り上げ、めぐみさんも型はちょっと小さめながらアイナメを連続キャッチ。場所によってはコンディションのいい魚も入り始めて、ハイシーズンは目前といった雰囲気だった。今回塩津さん達が入った御箱崎周辺は釜石以北のエリアだが、吉浜など南方面に向かった人も多く、エリアによる違いがどの程度あるのかも気になるところだ。

※大会の結果と各メーカーブースの模様は後編で!

イベントの速報結果はこちら

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※取材協力/塩津 紀彦

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