晩秋エリアフィッシングのすすめ
日に日に水温が下がり、トラウトの活性が上向く秋は、エリアフィッシングに最高の季節。比較堤安全に釣りが楽しめて、バーベキュー施設も備えた管理釣り場で、紅葉のレジャーフィッシングはいかが?
※2011年10月の取材記事です。
澄んだ空気が心地よい 秋の渓流型エリア
この釣行記が掲載される頃には、蔵王山麓も真っ赤に色づいているのでしょうか。紅葉狩りをしながら釣りをする、なんてのも良いですよね。
10月15日、宮城県青葉区の作並渓流釣りさんにお邪魔してきました。今回は、初心者、お子さんでも楽しめる、晩秋のエリアフィッシングをリポート致します。
作並渓流釣りは、宮城県を流れる広瀬川をそのまま利用した管理釣り場です。大自然の中で、の~んびりと釣りができます。エサ釣りOK、ルアーOK、フライOK。しかも、釣れた魚は全てお持ち帰りOK。何とも嬉しいレギュレーションです。ちなみに、お値段はルアー&フライ2時間で2,100円、4時間で2,500円です。
エリア全体、水深は比較的浅く、急な流れも無し。お子様でも安心して釣りを楽しむことが出来ると思います。とは言っても、相手は自然。充分に注意しながら、思い切り楽しんでください。
【タックルその1】
手返し重視のタックルセレクトです。作並渓流釣りのような狭い釣り場に向いています。
ロッド:09カーディフX エリアエディション58XUL(シマノ)
リール:11バイオマスターC2000S(シマノ)
ライン: Sufix832 ADVANCED SUPER LINE 0.2号(ラパラ)
【タックルその2】
スプーンだけじゃなく、ミノーも使ってみたい!という方にオススメのタックルです。オールラウンダーとして活躍すること間違いなし。
ロッド:09カーディフX エリアエディション62SUL(シマノ)
リール:11バイオマスター2000S(シマノ)
ライン:Sufix832 ADVANCED SUPER LINE 0.2号(ラパラ)
タダ巻きだけでも十分に釣れる!
ルアーは管理釣り場用の小さなスプーンを使用しました。1.5gをメインに、2.5gサイズを含めた各色をローテーション。
カラーローテーションをこまめに行い、当たりカラーを見つけるのも、この釣りの1つの楽しみです。今日は何色が当たりかな?ちなみに先日は、ピンクや黄色など、派手派手のカラーに反応が良かったように思います。
川の流れを上手く利用し、ニジマスの群れるポイントにルアーを送り込んでやります。あとは一定のスピードでリールを巻くだけ。これだけで、ニジマスは釣れちゃいます。
作並渓流釣りのニジマスは、サイズが20cm程度と決して大きくはありませんが、随時 新たな個体を追加で放流しているため、数を釣るには最適な管理釣り場と言えるでしょう。ルアーへの反応もすこぶる良いようです。
ニジマスの燻製を作るもヨシ、竹串に刺して塩焼きで味わうもヨシ。お子様の食育の場としても、管理釣り場はオススメです。今週(今秋)は是非!お近くの管理釣り場へ足を運んでみてください。
宮城県仙台市と山形県東根市を結ぶ国道48号線の宮城県側に位置する。バスの停車スペースと看板があるので分かりやすいハズ
シーバス、ヒラメ、根魚等を狙うルアーアングラー。”お手軽フィッシング”も大好きで、夫婦で釣行することもしばしば。一眼レフ片手にアマチュアカメラマンの一面も。福島県出身だが、福島第1原子力発電所の事故のため、現在は山形県東根市に避難中。ラパラジャパンフィールドスタッフ。ブログ SaltWater釣行記。
※取材・テキスト/下野 顕