東北根魚トップシーズン!唐桑半島をRUN&GUN
高水温の影響などにより、シーズンが遅れて進んでいる2018年の東北ロックフィッシュゲーム。例年より1か月ほど後ろにずれている感じで、11月半ば過ぎからようやくハイシーズンの雰囲気になってきた。
宮城県北の唐桑半島で実績のある漁港巡り
今秋は東北沿岸の水温が高く、ロックフィッシュシーズンも例年より遅れ気味。ようやく釣れ始めた11月上旬、バレーヒルフィールドスタッフの千葉正博さんはバレーヒル開発部の山形さんとともに唐桑半島に釣行した。
すでに釣れ出したという情報だったが、取材時は水温が思ったよりも高く全体的に低調。根魚の着くポイントが限られる感じで、状況を見ながらラン&ガンで着き場を探した。
各ポイントでアイナメをポツポツと拾い釣る
最初に入った弁天崎周辺のポイントでは千葉さんが30cm前後のアイナメをキャッチ。移動して次に入った岸壁のポイントでも山形さんが40cmほどの良型を釣り上げた。
そこからさらに移動した広田湾に面する中の浜周辺ではバラしてしまったものの良型らしいアタリ。釣れるポイントにムラがある状況だったがのっこみの魚が入っていることを確認。続けて気仙沼港の内湾の釣り場に行ってみることに。
気仙沼エリアに戻ってベッコウゾイをキャッチ
最後に入った気仙沼湾内のポイントではライトリグで藻場を攻めて、千葉さんがベッコウゾイを釣り上げた。
取材後、徐々にシーズンが進み、11月下旬現在、アイナメ、ベッコウゾイともにハイシーズンを迎えている。11月18日に雄勝の波板海岸で行われた第4回ロックフェスティバルでも50UPを含む釣果が持ち込まれた。
ライブフィッシュ制のトーナメントや普段の釣行でも魚を活かすのに便利なスカリ。側面は水通しの良いメッシュ、移動時などに魚を弱らせないように、底の皿部分に水が溜まるしくみになっている。40サイズバッカンにぴったり入る大きさで、非使用時は3つ折りに畳んで専用の防水パックに収納可能!
前夜のナイトゲームではクロソイが好調にヒット!
気仙沼港ではクロソイも連日好釣。小型~中型がアベレージではあるが数が釣れていて、ポイントとタイミング次第では良型も有望。アイナメ、ベッコウのデイゲームとクロソイのナイトゲームの2本立ても面白い状況だ。
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※解説/千葉正博
※取材協力/バレーヒル