鯛ラバ、鯛ジグおすすめタックル紹介
一つテンヤマダイに続き、マダイルアーのタイラバ(鯛ラバ、鯛カブラ、鯛用ラバージグ)タックルを塩釜市、みなとや釣具店の鈴木順雄社長に教えていただいた。
タイラバゲームは、東北では山形県庄内沖から秋田沖、竜飛周辺にかけての日本海や陸奥湾で盛ん。太平洋側の仙台湾などは一つテンヤが中心で鯛ラバの実績は少なかったが、鯛ラバで狙うアングラーが増加中。また、庄内の春マダイでは鯛ジグと呼ばれる軽量のメタルジグを使ったジギングも人気。
一定にリトリーブしやすいベイトタックルが一般的
リトリーブ(巻き上げ)で食わせることの多い鯛ラバではタックルはベイト(両軸)が一般的。東北日本海側では長さ2m前後で、標準負荷が60~150gほどのタックルを使用する。~120gくらいが売れ筋で、とりあえずの1本目におすすめ。ポイントの水深や状況、釣り方に合わせ、~100gくらいの軟らかめのロッドと~150gくらいの硬めのロッドを使い分けると良い。
「BIN-BIN STICK BSC-610L-VCM」(ジャッカル)
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「BIN-BIN STICK HS BSC-HS610UL-ST」(ジャッカル)
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「ENGETSU SS B610M-S」(シマノ)
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タテ方向のただ巻きで食わせるタイラバはベイトリールが主流。魚探反応に合わせたタナ攻略が重要なので、レンジが分かりやすいカウンター付きリールも人気。ラインはPE0.8号か1号を200m巻いておこう。リーダーはフロロカーボンの3号がメインになる。
「炎月CT100PG/101PG」(シマノ)
「リョーガベイジギング1012PEシリーズ」(ダイワ)
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「VARIVASアバニ ジギング10×10 マックスパワー(モーリス)」
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タイラバはヘッドよりスカートの種類、カラーを使い分ける!
水深、潮流にもよるが、ヘッドサイズは60~100gくらいが標準的。庄内沖では80g前後を中心に、状況によって45gまで落とすこともある。潮が速ければ100gも使うので、対応が必要。
ヘッドカラー、形状にこだわる人もいるが、重要なのは重さの使い分け。カラーやアクションのバリエーションはスカート、ネクタイの色と形で使い分ける。人気のヘッドカラーはオレンジ系で、とりあえずこれがあればOK。チェンジ用のネクタイを多めに用意しよう。
最近は遊動式のタイラバが人気が出ている。遊動式はヘッドが固定されておらず、フォールの際に重いヘッドと軽いフック、ネクタイ部分が分かれて沈むタイプのもの。自然にアクションし、タイがフックに食い付いた時にヘッドの重みが邪魔をしないので、比較的に魚がバレにくいの特長。一方、固定式は直接操作がしやすく、タダ巻き時のアクション性に優れるため、両者をいいとこ取りした半固定式も出てきている。
「ビンビン玉スライド」(ジャッカル)
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「無双真鯛フリースライドTGヘッド」(ハヤブサ)
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幅広いレンジ攻略に!マダイルアーで人気のメタルジグ
ベイトや状況によってはメタルジグを使うタイジグも有効。タックルを使い分けるといいが、タイラバ用でもそのまま対応できる。小魚をベイトにしている時は小型のジグにしか食わないケースがあるほど。ジグの重さは25~100gを潮流、水深に合わせ使い分ける。カラーは春の山形沖ではグリーンゴールドが定番。2015年シーズンはピンクゴールドが極めて高い実績を誇った。
「TGベイト、TGベイトスリム」(ダイワ)
「ジャックアイTG」(ハヤブサ)
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[釣具店紹介] みなとや釣具店・みなとや丸
TEL:022-366-3709