釣行記

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[連載]仙台湾ルアーフィッシング大攻略「ディープロックのタックル選択」

佐藤 尚行 2020年8月19日 更新

私が「ディープロック」と言い始めたのが約10年前。仙台湾ではロックフィッシュが1月頃から釣れにくくなるので、魚を追いかけていろいろなポイントを開拓。その過程で冬の深場でのロックフィッシュゲームに光明が見えるようになり、徐々に怪獣クロソイの存在が明らかにされてきました。

怪獣クロソイって?

イロイロな試行錯誤により最近では誰でも楽しめる楽しい釣りとして定着しつつあると思いますが、まだまだ分からないことが多く、今後も楽しみな釣りでもあります。そこで今回はディープロックを楽しむための細かい部分を少しだけご紹介させて頂きます!

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ルアーのアクションを第一にタックルバランスを考えてみる

過去にも何度か取り上げているのが、ラインの太さとルアーウエイトの関係。ディープは潮の流れや風、波などの影響を大きく受けやすく、快適かつ効率的に魚を釣るためにはタックルバランスが重要となってきます。
●底が取りづらいから、シンカーを重くしたら、底は取りやすくなったが釣れなくなった。
●シンカーウエイトやワームを釣れている人のマネをしてみたが、自分は全く釣れない。
●隣ばかり釣れるので、ワームのカラーや形状をマネてみたが不思議と釣れない。 といった感じで悩む方も多いと思います。

以前にココでご紹介した内容と被ると思いますが、そういった釣れない時こそタックルバランスが重要になると考えています。ラインの太さによる影響をシンカーと一緒に考えてみること、ルアーの種類だけでなくフックサイズや形状、ワイヤーの太さなども気にすることで、タックルバランスの問題は改善できますよ。

私の使用するタックルは、通常のシャローロックで使っているのが、「ロックスイーパー・ボートスペシャル」にラインはフロロの12ポンドの組み合わせ。このメインタックルで21グラムのテキサスリグにすれば水深30mまで攻略可能です。


Abu Garcia(アブガルシア) ロッド RockSweeper NRC-702EXH LIMITED 10シュウネンキネンモデル

ベイトフィネスタックルではラインはフロロ8ポンドを使い、12gのジグヘッドで30mまで攻略可能です。私は「できるだけ軽めに」を理想に釣りをしているので、軽いウエイトに対応できるよう、より絞り込んだタックルといえます。

第一回 ラインとシンカーの密接な関係


Abu Garcia(アブガルシア) ロッド RockSweeper NRC-702M BF MGS

釣りは遊びですから、好みや趣味で選択肢は無限にあるのかもしれません。12gのジグヘッドに合わせて他のタックルを選ぶのか、ロッドに合わせてルアーウエイトを合わせるのか?1番魚に近いもの(ルアー、フック)を最優先にして、他を合わせてみてはいかがでしょうか?!

タックルバランスを考えずにシンカーウエイトだけで調整しようとすると、ルアーのアクションがおかしくなって釣れなくなることがあります。ロッドに合わせて重くする、水深に合わせて重くするのではなく、その水深で使いたいルアーと必要なウエイトからタックルバランスを整えてみましょう。

釣り方もそうで、ロッドやティップの動きばかり気にせずに、魚に1番近い所=ルアーの動きのイメージを強く持って釣りをして頂ければ・・と思うことも多いですよ!

最後に、最近の気になるワームのお話し。大人の事情でまだハッキリ名前は出せませんが「○○シャッド」凄く釣れますよ。昔からあるシャッドのニューバージョンです!


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PROFILE:佐藤 尚行

ルアー船EARNEST(アーネスト)ガイド。バストーナメントに6年間出場した経歴を持ち、海にフィールドを移した現在も新パターンの研究やターゲットの開拓に力を入れる。サンライン、ピュア・フィッシング・ジャパン、がまかつ、ティクト、メロン屋工房、和真メガネのサポートを受ける