岩洞湖氷上ワカサギ釣り2020シーズン開幕
暖冬のため東北各地で湖沼の結氷が遅れる中、2020年1月29日、岩手県岩洞湖の氷上ワカサギ釣りが解禁となった。解禁後の週末に2日連続で釣行した浅沼貴博さんが今季の状況などをレポート!
解禁後最初の週末 2月1日(土)は深場のエリアへ
1月29日に氷上わかさぎ釣りが解禁した岩洞湖。初の週末となる2月1日(土)と2日(日)に釣行してきました。今シーズンの岩洞湖の傾向を掴もうと、土曜日は深場21メートルラインへ、日曜は浅場7メートルラインに釣り座を構えてみました。
昨年は壊滅的に不調だった深場。
釣友とともに深場にてポイント探索を丹念に魚影の出入りのある底質の良い場所にテントを設営。ワカサギの泳層をカバーする長目の仕掛けと深場のワカサギが好むピンクの夜光玉付き仕掛けを選択。
大型が多いとの情報に手前祭り防止と落下速度のアップを考え錘は10グラムをセットし、エサは紅サシと白サシを大きめにカットしてスタート。
解禁から数日という事でワカサギもスレておらずスタートから高反応。誘えば素直に反応する状況で、アタリの間隔が長くなったなと感じたらエサ替えをすればアタリが復活。終始ワカサギの回遊が途切れる事なく釣りを満喫。
[1日目の釣果]
開始8時~終了14時
釣果333匹
岩洞湖の深場環境に特化したスペシャルモデル。
「ワカサギ仕掛け 岩洞湖 二段誘い 六本鈎(モーリス)」
感度重視、食い渋りにも有効な岩洞湖スタンダードモデル。
売り上げランキング: 139,583
2日目の日曜は浅場を攻める
昨年は好調を維持していた浅場。
前日と同じくポイント探索を丹念にしたものの散発的にしかワカサギの出入りを確認できず、底質からポイントを選択しテントを設営。
底を徘徊するワカサギがメインだったので、短い仕掛けを現地で制作しスタート。 ※深場用の仕掛けとして制作した仕掛け。中間部のみガン玉を打つように18センチに設計し、他は15センチ間隔、18センチ部の中間よりカットする事で2パターンの仕様の異なる仕掛けとなり浅場でも使える。 浅場用の短い仕掛けの持ち合わせが無い時や底を徘徊するワカサギがメインで長い仕掛けが不要な時など便利な裏技的&経済的な使い方だ。
3段式の深場仕掛けだが、中ほどで切ることで浅場に対応!
売り上げランキング: 63,880
仕掛けを降ろすとワカサギが集まり出し、時折ラッシュに恵まれるも時間の経過とともに徐々に失速。たまの回遊から丁寧に1匹を釣り上げるテクニカルな状況を攻略しつつ、浅場の軽快な釣りを満喫した。
[2日目の釣果]
開始8時~終了11時
釣果135匹
まとめ:今のところ浅場より深場が安定!
今の岩洞湖は浅場よりも深場が食いも良く、釣果的には安定している状況。
ワカサギは多く居るようなので、今後も楽しめるのではと予想。レストハウスや釣具店の釣果情報を釣行時のポイント選定の参考に、防寒対策にテント内の換気など忘れず、安全に釣行して頂きたい。
◆記事に書けない裏話や質問への回答は無料メルマガ(毎月25日発行)で配信中!
※取材・テキスト/浅沼貴博
YouTubeチャンネル登録もお願いします!