釣行記

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2017年の三陸マスジギングいよいよスタート!

大坂 章 2020年12月4日 更新

イサダの群れが三陸東沖に離れていたことなどにより、例年に比べてシーズンインが遅れていた今年の三陸マスジギングだが、ようやく好調になってきた。越喜来湾などでは4月に入った頃から船中2桁の釣果も出始めて、いよいよハイシーズンという雰囲気。

ここ数年、マスを追い続けている上州屋新盛岡店大坂章さんが2017の釣況を紹介!

例年通りに下北沖からスタートするも‥

今年も三陸にマスが回遊しマスジギングで狙える時期が来ました。自分のマスジギングはここ数年、2月の青森県・下北釣行から始まり、3月に入って三陸のマスが釣れ始まると三陸へと移行するスタイルでした。

今シーズンの下北のマスですが、昨年は1月下旬にはスタートしていたのが、1月中はマスの姿が見られずシーズンインが後ろにずれ込みました。自分が1回目に行った2月1日に1本目を釣るものの、その後の釣果は安定せず。2回釣行するもマスはボウズ、2月25日にやっと2本。その後、3月9日に2本と、例年よりシーズンインが1ヶ月遅れました。また、釣れるポイントが例年より東だったりレンジが深かったりと例年に無いシーズンでした。

下北半島沖で2月1日に今季1本目をキャッチ
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2016年の下北沖サクラマス釣行

シーズンは遅れ気味ながら、岩手のマスジギング発進

そうこうしているうちに三陸でも昨年に約10日遅れで、3月中旬からマスの釣果が出始めました。間が空きましたが、3月23日、大船渡の広進丸にて三陸では今季初のマスジギング釣行へ。今シーズンの三陸のマスはイサダ(アミ)の接岸が遅れた事からも分かるように、親潮の接岸が遅れ、船中1本、2本でそれ以上の釣果が出ず、昨年より本格的なスタートが10日くらい遅れている感じでした。

出船してまずは吉浜湾へと向かいました。この日は沖から親潮系の水が入ったのか、潮の色も変わりいい感じです。イサダの船団が吉浜湾沖に見えます。イサダが岸寄りに寄って来ている様です。

状況的にはいい感じでしたが、ベイトのメロウドが薄く、魚の反応もイマイチ。風も強いです。何度か移動しますがアタリも無く、船長の判断で越喜来湾側へ戻って首崎と越喜来湾口の間のポイントで釣ります。

メロウドは浮いてはいませんが吉浜よりは濃い様で、アイナメやタラなどの魚の反応があります。1本目は上州屋北上店の若月氏。マス独特の首を振り暴れる引きが無く、その前にもアイナメを釣っていたため、「またアイナメじゃないの」って網も準備しないでみんなで見ていると、上がってきたらマス!慌ててタモ入れして1本目ゲット。

その後、初挑戦の方が掛けますが尻尾掛かりで掛かりが浅く、ネットイン直前で逃走。初挑戦で尻尾にハリ1本の掛かりではランディングの難しいマスなのでベテランでも難しいです。

その後、何度か移動を繰り返していると、潮が効き始めたタイミングで静かだったタラが食い出します。それまでは水深60~80mの下は50mから上は15mくらいまでを延々シャクっていましたが、メロウドが浮いて無いので60~70mのメロウドのレンジのギリギリまでさらにジグを沈めてみます。

タラが浮くまではメロウドの周りはマスがいるはずと狙ってみたこの作戦が上手くいき、少し深めに沈めたジグにマスがヒット!深いレンジで三陸初マスをゲットできました。

そのタイミングで船中2本上がった後は同じポイントを攻めるもののタラが浮いてしまいタラが上のレンジで釣れてしまいマスは出てきません。その後、船中5本目が上がるも、以降は潮止まり&強風。こうなるともう奇跡は起きませんでした。

そんなラッキーが重なり今季初となる三陸のママス(サクラマス)をなんとか1本取れました。当日の結果は船中マス5本キャッチのバラシ2本となりました。

その後、4月に入ってからは日によって船中2桁の釣果も出ており、サイズも3キロ後半から4キロまで大きいサイズも釣れております。宮古でも釣果が出始め、三陸のマスが本格シーズンを迎えております。

 
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岩手の船釣り釣果はこちら

三陸で真鱒と呼ばれるサクラマス。その他、カラフトマスやサケ(おおめ)にキングサーモン(すけます)までが釣れることも
 
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三陸マスジギングではメロウド(イカナゴ)の動きを攻略する

三陸のマスを狙うキーはやはりメロウドのレンジです。マスのレンジが絞れればそこを効率的に探る事が出来、マスとのコンタクトの確率が上がり釣果に繋がります。

底から浮いた所にメロウドの層があり、その下にタラ、上にマスが居るイメージです。

基本はメロウドの層が底からどの位の所にあるのかがスタート地点になります。その水深の少し上から水深15m位までのレンジを釣ります。船中誰かがヒットしたらそのレンジを聞き、その水深を中心に釣る事が釣果に繋がります。

ただそれも日によって異なり、タラが底活性の時はマスもメロウドの層よりあまり浮かない事が多く、そのメロウドの層ギリギリまでレンジを下げてみると深いレンジでヒットするケースがあります。

ここで気を付けなければならないのは、いくらタラが薄く活性が低くても、タラの層までジグを落としてしまえばタラが反応してメロウドを散らしてしまいますので、ジグの落としすぎには注意です。

状況に応じてレンジを広げたり狭めたり、マスがいるレンジを見つけ、そこにいかに回数を多くジグを通すかがマスの釣果への近道です。釣って楽しい、食べて美味しいマスジギング。釣れている今がチャンスです!

この季節のマスのベイトとなるメロウド(イカナゴ)
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魚種別攻略法 サクラマス

[タックルデータ]
■ロッド:ディープライナー ロジカル60 #0
■リール:オシア カルカッタコンクエスト300J-HG
■ライン:バークレイ スーパーファイヤーラインカラード1.2号 + フロロ5号
■ルアー:ディープライナー スピンドルナロー100g
■フック:オーナーばり ジガーライトホールド2/0(自作ダブル)

基本のタックル類からシーズンごとの釣り場まで、分からないことは大坂さんが勤める上州屋新盛岡店で相談してみよう

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PROFILE:大坂章

陸前高田市内の気仙川流域に育ち、アユ釣りや渓流釣りを得意とする上州屋新盛岡店スタッフ。海のルアーなども大好きで、三陸の青物やロックフィッシュなど、小物から大物まで色んな釣りに挑戦している

 

※取材・テキスト/大坂章
※取材協力/上州屋新盛岡店(岩手・盛岡市)

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