大野ゆうき宮城石巻シーバス釣行[1日目・絶好調マゴチ編]
大野ゆうきプロが宮城県石巻周辺エリアに釣行。1日目は東京から新幹線と車を乗り継いで移動後、好調のフラットフィッシュ狙いで宮城県北の某河川河口からスタート!
東京から移動後、河口域のマゴチゲームからスタート
6月中旬、大野ゆうきさんが宮城に遠征。東松島市在住の邪道フィールドスタッフ・千葉正博さんがガイド役となり、石巻周辺エリアで2日間にわたり宮城の釣りを楽しんだ。
千葉さんが最初に案内したのは県北河川の河口域。まずは人気が絶頂を迎えている宮城のフラットフィッシュで宮城の水に慣れてもらうことに!
巻き抵抗が軽く、リフト&フォールでボトム付近を探ってもトラブルが少ないメタルバイブ。エビになりにくい点も嬉しい。サイズは14g、24gの2種類
ここでは邪道の「冷音(レイン)」が活躍した。邪道ブランドのルアーはいずれも「投げて巻くだけで誰にでも釣れる」をコンセプトに開発されていて、この冷音はトラブルレスで使いやすいメタルバイブ。
冷音には14g、24gの2サイズがあるのだが、14gが細かいアクション操作性に優れており、遠投が必要な場面では24gと使い分けるのがおすすめ。今回の河口域は水深もそれほど深くなく、14gを使ってドリフトさせながらボトム付近をヒラ打ちさせる動きにマゴチが反応してきた。
マゴチはシーバスの外道に釣れる程度で、本格的に狙うことはあまりないという大野さんだったが、この日はコチのコンディションもよく、狙い通りに釣果を上げることができた。
「アクションは横から見るとリフト&フォールのようですが、ちょっと違っていて、ボトムからフック1、2個ぶん持ち上げて、それをまた倒す動作を繰り返しながら、ボトムを這わせるように引っ張ってきました。この起こして倒す動きは寝た時は魚から見えないですが、起き上がると見えるので、見えたり見えなかったりするのに興味を抱いたコチがじりじりと寄ってきて、ルアーが見えた瞬間にパッと飛びついてきます」
大野さんによればボトムを意識しているフィッシュイーターに効果的なアクションとのこと。フラット狙いの時に試してみると面白いテクニックだ。
夕マヅメのリバーシーバス ボラ稚魚食いのシーバス攻略!
満潮で潮が止まった頃、同じ河川を少し上がってデイゲームのリバーシーバスに移行。入ったのは、岸際にハクからイナっ子の間くらいの3~4cmのボラの稚魚が回遊しているのが見えるポイント。デイゲームでベイトの群れを追い回すシーバスを目視しながら狙える、非常にエキサイティングな状況だった。
ヨレヨレっとした泳ぎで弱ったベイトを演出するシンキングペンシル。硬質発泡素材により遠投性に優れ、安定した泳ぎでデッドスローからミディアムファーストまで対応する。80mmは全レンジ一定層をキープ、68mmのミニはシーバスが浮き上がり気味の時に若干キビキビとした動きで誘うことができる
シーバスがアシ際にボラ稚魚を追い込み始めて時合いに突入。大野さんは「ゴッツアンミノー89F」をゆっく~りとただ巻きで攻める。レンジは20~30cmくらい、少し潜らせ気味に引いてきたところにバイト!
浅い所ならどこでも使えると言っても過言ではないバーサタイルなフローティングミノー。浅瀬や夜の明暗部などなど、食い上げ気味のシーバスを自在にバイトに導く
シーバスの活性が上がっていろいろなテクニックを試せそうな状況だったが、時合いは短く、この日はここまでで終了。翌朝はいよいよ追波川!本命に備えてこの辺りで引き上げることにした。
2017年6月、大野ゆうき氏のSEA SCAPEと邪道がコラボしたプレミアムなルアーボックスが登場(発売中!)。カラーは大野さんのイメージカラーであるハッピーレモンとコーラルピンクの2色。夏向きなさわやかなイメージで、中身のルアーが見えやすいスケルトンカラー。「YDFタフケースW210」がベースになっており、大容量ながらライフベスト等にぴったり収まり、仕切りも豊富で使いやすい
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※取材協力/バレーヒル
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