釣行記

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ちょい投げで釣力アップ【高橋妹の釣絵日記】

高橋久美子 2021年2月4日 更新

兄・一久さんのサポートの甲斐もあって、この夏、タカクミさんは大幅な釣力UPに成功(女子力の間違いではありません)。でも、虫餌のエサ付けだけはちょっと難関みたいです。
※2011年8月掲載の記事です。

日焼け対策も兼ねて夕マヅメからスタート

秋田へシロギス釣りに行きました。早朝ではなく、初めて夕方からの釣りです。今回は釣り場の近くにトイレが無いことが懸念材料でしたが、高速道路の温度計が「35℃」を表示するハードな夏日。これだけ暑ければトイレに行く回数も少なくて済みそうです。

車中では不安材料であるエサについて確認しました。今回はジャリメという禍々しい雰囲気たっぷりのエサとのこと。漢字ではどう表現されるのでしょうか。蛇離目?砂利目?その響きからシャコや百足のような状態を想像しましたが、青イソメが細くなった感じとか。どのみち嫌悪感に差はありません。

防波堤に到着。今までよりは道具が少なく、足元は二人ともサンダル履きで気楽な感じ。周りにはお子様連れも多く、私でも釣れそうな予感がします。

本日のファッション
この日はこんなスタイルでした

いよいよジャリメとご対面、活きが良いのか暴れていました。青イソメより細いせいか、それとも見慣れてきたせいなのか、割と平気に感じられたのは気のせいでしょうか。とは言え、自分で千切ってハリに付ける勇気はまだありませんが。

ジャリメ
これがジャリメと言う禍々しい者です
 
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投げるのは全て兄の仕事。でしたが…

ところが今回はここからが違いました。おもむろに竿を手渡され、「自分で投げて」と兄が言うではありませんか。自分不器用ですから…と思いながら嫌々挑戦。お約束で即、目の前にドボン。ほらね?ところが何度かやっているうちに、コツを掴んできました。やや右方向に投げる癖はありますが、意外と遠くまで飛ばせるように。あれ、ちょっと面白いかも…?

そのうえ、魚がつついてくる感触が分かるようになりました。最初に釣れたのはメゴチという魚でしたが、男鹿のフグとは違い食べられる魚というだけでも上等です。

その後、本命のシロギスが次々と釣れ始めました!月に1度、3回目にしては急激な成長だと自画自賛。このあまりの突然の進化、何がしかが私に憑依したか、はたまたチャクラの1つや2つ開いたような進化ぶり。

しかし、連続で釣れてしまうと、兄の手間ばかりかかってしまいます。ハリから魚をはずす勇気は無いけれど、ジャリメを刺すくらいは出来るかな…でもな…と迷っているうちに、日が暮れる少し前で魚の気配がピタリと止まりました。この葛藤は次回へ持ち越すことにします。

結局この日はシロギスが8匹、私にしては上出来です!

3回目にして開眼しちゃったかも

今回は皆様のご期待に添えられず、騒ぎが起こりませんでした。つ、次こそは!!

[関連記事] 兄・一久さんの釣り日記はコチラ(ウェブ版)

PROFILE:高橋久美子

岩手県盛岡市にて足で踏むマッサージサロンを営業中。自虐的なネタを中心にイーハトーブ絵日記を更新中。釣りは全くの素人。今後の課題は「青イソメ」と「トイレが近いこと」。いくつになっても典型的な妹気質。A型

 
画・テキスト/高橋久美子

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