釣行記

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投げキスでトレーニング【高橋兄の釣日記】

高橋一久 2021年4月22日 更新

高橋兄妹3回目の今回は、兄・一久さんに頼りっぱなしの久美子さんを基本から鍛えるべく、ちょい投げのキス釣りに行ってみた。釣り場はピンギスの数が釣れているという秋田県南漁港。まずは兄目線の釣行レポートから…。※2011年8月掲載の記事です。

今日は自分で投げてみてください。

8月7日、秋田県南に妹とシロギス狙いの釣行。初回のアジは片手の指で足りる程度、2回目のコイは出会えず仕舞いでしたが、今回は多分大丈夫!…なんじゃないかな~。

妹を拾って目的地に到着したのは16:20過ぎ。夕マヅメ狙いの時間選択。到着時の防波堤では家族連れを含め沢山の釣り人が思い思いに釣りを楽しんでいます。

まずは周囲に人の居ないスペースに入座。3.0m振出投竿、小型スピニングリールにPE0.8号を巻き、仕掛け(初心者用=幹糸、フロロ1.5号、ハリス:フロロ0.8号、ハリ:がまかつキススペシャル9号の全長70cm、2本バリ)、天秤、オモリも自作品を用意。自分用チョイ投げ仕掛け(全長120cmの3本バリ仕様)を結び、ジャリメをエサ付け。で、「今日は自分で投げてみて下さい、お嬢様」と竿を妹に手渡す(笑)。「え~!?」じゃないよ(笑)。

今回からはちゃんと自分で釣ってもらいます!

投げ方を軽くレクチャーして、さあ、投げてみよう!一投目、いきなり目の前ボチャン。少し練習すると、とりあえず前に飛ぶようになったので、まずは一安心。誘いは簡単な一定速度でのリールただ巻き。さて自分の道具を用意しようとしていると、「なんか来たかもしれない~」。お、本当だ。記念すべき1匹目はメゴチでしたが、ちゃんとアタリが分かったみたい。少し進歩したじゃない。

本日1匹目はヌメリが特徴のメゴチ(ネズミゴチ、ネズッポ)でした
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もしかして上達…してる!?

兄自慢の自作テンビン。ブログでもちょっと紹介してます

それからほどなく、今度は本命シロギスの釣り上げに成功。今日は下見の時よりアタリの頻度が少ない感じ。それでもポツリ…ポツリとお嬢様がヒットさせるので、ハリ外し、エサ換えでせわしなく、自分の釣りは調子が上がりません。

1時間程経った頃、キャストも安定してきた妹。1回目の男鹿ではライトなルアーロッドにも係わらずアタリが全く判らなかったのですが、慣れか自作天秤のお陰か、アタリを感じ取ってシロギスを連続ヒットさせ鼻高々。

好調な勢いのままに一荷も達成

マヅメ爆釣タイム突入か?と思ったのですが、暗くなってからは1、2匹しか釣れず。もしかしてシロギスって暗くなるとイマイチなのかな。さればと自分はサビキを取り出し、遠投サビキ(ウキ、コマセ無し)でコアジ狙いにチャレンジしてみましたが、結局かすりもせずで、20:00終了。シロギス17匹、メゴチ1匹のキープで終わりました。予定では、シロギス爆釣。暗くなったらサビキでコアジをバンバン!のつもりだったのですが…。

でも、妹はキャストも出来るようになったし、キス(その他魚も)のアタリも取れるようになった事に満足だった様なので、まずはメデタシ、メデタシ。なのか?自分は釣り足りなかったぞ~(泣)。

[関連記事] 妹・久美子さんの釣り絵日記はコチラ(ウェブ版)

PROFILE:高橋一久

最近あまり釣りに行けていない(釣りがイケてないわけではない)のが悩みのサラリーマン釣人。防波堤の小物釣りを発展させたワラシベ釣りが大好き。他、ワカサギ、渓流、各種釣具のハンドメイド&カスタマイズも得意。奥州市在住。ブログkazuたかしの釣り日記更新中!

 
取材・テキスト/高橋一久
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