釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

電動ジギングで女子もラクラク!歌津沖タチウオ

編集部 2023年12月9日 更新

宮城出身のハピソンガール みなせちわちゃんが昨秋(釣行記)に続き、歌津大隆丸のタチウオジギングに挑戦!今季は2020年9月発売の新製品「電動リール用バッテリーコンパクト(ハピソン)」を使用して電動ジギングでタチウオを狙ってみました。

[PR]

歌津から南下し追波湾でタチウオを狙う

釣行記にもたびたび登場中の宮城県出身のハピソンガールみなせちわちゃんが、2020年9月9日、宮城沿岸でタチウオを狙った。新発売の「電動リール用バッテリーコンパクト」を持ち込み、電動ジギングで実釣した。

ちわちゃんは南三陸町ハマーレ歌津にあるアングラーズショップ大隆丸で受け付けを済ませ、5時頃にはすぐ近くの伊里前地区・菅の浜漁港から出船。タチウオが釣れ盛っているという追波湾海域へと向かった。

取材では歌津の大隆丸(牧野船長)にお世話になった
 
神割崎沖を通過しさらに南の追波湾へ

時化後の底荒れが心配されたがポツポツと釣れ始める

追波湾に到着すると、平日ということもあるのか他船は少なめ。さいわい海況は凪に恵まれたものの、前日まで時化続きだった影響が少し心配された。

最初のポイントで何回か流し直すと、ちわちゃんの隣の方にヒットするもバラシ。ほぼ同時に掛けた上州屋新盛岡店の大坂章さんが最初のタチウオをキャッチ!そのすぐ後にちわちゃんにもマズマズの型が釣れてきた。


最初は手巻きアクション、電動巻き上げで1本目。「電動巻きは食い上げにも対応しやすいです!これいいですね~」
海況は穏やかだが、若干濁りの残る追波湾
連続して釣れ続く場面も。「これまで大きいのしか釣れなかったんだけど、時化の影響か?小さいのが少し混じるようになった」と牧野船長

電動リール用バッテリーコンパクトで快適電動ジギング

腰巻式の小型バッテリー「電動リール用バッテリーコンパクト」は船上に固定されていないのでジギングで自動に動けるのが最大の利点。可動域が広いのでタモ入れなどがラクラクで、コードはベルトに束ねておけてコンパクト。大容量なのでフルに一日釣りを楽しめる。

電動リール用バッテリーコンパクトをみなせちわさんが解説
電動リール用バッテリーコンパクト(ハピソン)
腰にベルトで巻き付けられるコンパクト設計の電動リール用リチウムバッテリー。電動リールをフルスペックで使いこなせるパワー(14.4V)と容量(6.7Ah)を実現。リールのコードは束ねることができて、ジギングなど動きの多い釣りでも快適。USBボートやLEDライトも付いて災害時などにも重宝!
LEDライトにUSBポートも装備するので、非常用電源として常に充電しておくと安心だ

電動ジギングで良型タチウオ連発!

みなせさんは最初の2匹を手巻きで釣り上げたあと、電動ジギングに挑戦!

手巻きから電動巻きになって感覚をつかめずにいると、牧野船長が近付いてきて 「音が大きいから巻いてるような気がするけど、電動は思ったよりスピードが遅めなので、(スピードつまみを)少し速めに巻き上げながらアクションさせた方がいいよ」とアドバイス。

アドバイス通りに少し速めに巻きながらシャクり始めると、しばらくしてヒット!

電動ジギングに挑戦!
電動ジギングで3本目をキャッチ

周りも釣れている時合い。すかさず再度投入し、底から9シャクり目で再びタチウオ!サイズも少しアップ。

上アゴ付近にがっちりフッキング

電動リールを使うと電動パワーで巻き上げながら軽くアクションを付ければいいので、力に自信が無い方なども安心。タチウオの釣りでは船を入れ直す回数も多いが、回収時もラクラク。当然のことながら、バッテリーコンパクトは腰に巻かずに置いて使ってもOK

この日は残暑が厳しく、休憩時間には「空調風神服」も使用。空調服トップメーカーのサイエスとハピソンのコラボ商品
ファンで風を送れるので、汗をかいた体を冷ませて快適
パナソニック製のモバイルバッテリーをポケットに収納

釣れない時間帯もあったが連続ヒットする場面も

この日は終始タチウオの活性はあまり上がらず、レンジも底付近が中心。それでも群れに当たると連続ヒットすることも多く、良型中心にトップで9本の釣果。ちわちゃんも電動ジギングのアクションにもすっかり慣れて8本を釣り上げた。

上州屋新盛岡店の大坂さんとダブルヒット
連続ヒット!今度は上アゴにフッキング
 
ちわちゃんは途中、渋い時間帯に休憩などしながらも8本を釣り上げた
歌津に戻る途中、神割崎沖で反応をみつけてワラサを狙ってみた。この日は釣れなかったが、ワラサやブリもこれから秋が深まるにつれ期待が高まる

電動ラインワインダーでラインを簡単巻き取り

リールに巻いてあるラインを空スプールに回収したり、自在にテンションをかけながらラインをリールに巻き取ったりできる「電動ラインワインダー(ハピソン、2020年6月発売)」。家庭向けの価格設定になっていて、自宅でリール、スプール間の両方向巻き取りができる。

電動ラインワインダーの使い方をみなせちわちゃんが解説
アングラーズショップ大隆丸のお店で取材させてもらった。撮影後、デモ用にラインワインダーの実機を置いてきたので、気になる方は大隆丸のお店へ!

今回は、以前の取材でリールに巻いてあった2号のマルチカラーラインを1号の単色PEに巻き替えを行ったが、短時間で簡単に作業可能。

テーブル等の台にクランプ固定するのがやりやすいが、テーブル等が無い場合、付属のステップを取り付け、足で押さえながら一人でも簡単に糸の巻き取りをできる。

リールからラインを巻き取る時は付属のスプールを使っても良いし、手持ちの空きスプールに巻き付けることもできる。スプールのサイズは連結スプールなどを含め様々なサイズに対応。釣種に合わせて色々なラインを使い分けしたいときにも便利。

テーブルなどに固定する方法がもっとも使いやすいが、ステップを付けて足で押さえながら使うこともできる

いざ巻き取りを開始する時、電源を入れる時は「テンション側」に選択してから電源を入れるようにする(間違えて巻き取り側になっていると、突然回転してトラブルの元になる)。巻き取り速度は1などからゆっくり開始し、慣れてきたらスピードを上げて自動で巻き取るだけ。

糸をリールに巻き付ける時。好みのテンションをかけられるので、電動リールの場合は説明書に表示のテンションに合わせたり、釣種や好みに合わせテンションを調整できる。

使い方に慣れればラインの使い分けやリールの管理がとても楽になるはずだ。

リールに巻き付けるときはテンション、糸をスプールに回収するときは巻き取り。電源を入れる時はテンション側から、非常時は赤い緊急停止ボタンで電源OFF
一人でもしっかりテンションをかけながら確実に糸巻きできる
マルチカラーラインは付属のスプールに巻き取った。手持ちの連結スプールなどに巻いておいて、自由に使い分けることもできる

ハピソン YH-800 電動ラインワインダー

大隆丸は9月中旬現在も追波湾のタチウオ狙いで出船し、連日釣果を上げている。これからの秋のシーズンはブリ、ワラサなども期待大。いざ豊かな南三陸の海へ!

大隆丸はハマーレ歌津すぐ近くの菅の浜漁港から出船。牧野船長はジギングなどルアーの釣りも早くから取り組み、南三陸の色々な釣りに詳しいので任せて安心だ

※取材協力/ハピソン、大隆丸

関連カテゴリ

関連記事

[連載]常笑upcoming fishing!☆第26回 東北タチウオ釣りの可能性は何%?

[関連] 針生さんのその他の連載記事はこちら プレミアム連載:針生秀一さん 第26回 東北タチウオ釣りの可能性は何%? ※この記事は2015年8月にプレミアムメルマガで配信したもの...

2019南三陸沖タチウオフィーバーを振り返る!

2019年の夏から秋にかけて宮城沿岸の各地でタチウオが好調に釣れている。ここ数年、東北でも釣れるようになってきたタチウオだが、今季の追波湾はフィーバー状態!南三陸町歌津から出船する...

メタルジグで手軽に狙える仙台港パークのタチウオ

2020年8月、仙台新港の釣り公園スリーエム仙台港パークでタチウオが大フィーバー。ショアジギングで2~3本級のタチウオが釣れているということで取材してきた。 ※2022年追記:20...

話題のフィールド追波湾の太刀魚をジギングで攻略!

宮城県でもすっかり定着した感のあるタチウオゲーム。追波湾周辺では今季も初夏から安定した釣れっぷりを維持している。今回はバレーヒルフィールドスタッフの森本正善さんにタチウオジギングの...

ハピソン注目新製品「電動ラインワインダー」6月発売

  釣りフェスティバル2020横浜・ハピソンブースで電動ライン巻き取り器として取材した「電動ラインワインダー」が2020年6月いよいよ発売される。 リールとスプールの両方向巻き取り...

腰に巻けるバッテリー「リチウムイオンバッテリー7.0」

  「リチウムイオンバッテリー7.0」(ハピソン) 腰に巻けるベルト付きバッテリー 高出力バッテリーにベルト付きで、腰に装着して自由に動くことができるジギング用バッテリー...