電動ジギングで女子もラクラク!歌津沖タチウオ
宮城出身のハピソンガール みなせちわちゃんが昨秋(釣行記)に続き、歌津大隆丸のタチウオジギングに挑戦!今季は2020年9月発売の新製品「電動リール用バッテリーコンパクト(ハピソン)」を使用して電動ジギングでタチウオを狙ってみました。
歌津から南下し追波湾でタチウオを狙う
釣行記にもたびたび登場中の宮城県出身のハピソンガールみなせちわちゃんが、2020年9月9日、宮城沿岸でタチウオを狙った。新発売の「電動リール用バッテリーコンパクト」を持ち込み、電動ジギングで実釣した。
ちわちゃんは南三陸町ハマーレ歌津にあるアングラーズショップ大隆丸で受け付けを済ませ、5時頃にはすぐ近くの伊里前地区・菅の浜漁港から出船。タチウオが釣れ盛っているという追波湾海域へと向かった。
時化後の底荒れが心配されたがポツポツと釣れ始める
追波湾に到着すると、平日ということもあるのか他船は少なめ。さいわい海況は凪に恵まれたものの、前日まで時化続きだった影響が少し心配された。
最初のポイントで何回か流し直すと、ちわちゃんの隣の方にヒットするもバラシ。ほぼ同時に掛けた上州屋新盛岡店の大坂章さんが最初のタチウオをキャッチ!そのすぐ後にちわちゃんにもマズマズの型が釣れてきた。
電動リール用バッテリーコンパクトで快適電動ジギング
腰巻式の小型バッテリー「電動リール用バッテリーコンパクト」は船上に固定されていないのでジギングで自動に動けるのが最大の利点。可動域が広いのでタモ入れなどがラクラクで、コードはベルトに束ねておけてコンパクト。大容量なのでフルに一日釣りを楽しめる。
腰にベルトで巻き付けられるコンパクト設計の電動リール用リチウムバッテリー。電動リールをフルスペックで使いこなせるパワー(14.4V)と容量(6.7Ah)を実現。リールのコードは束ねることができて、ジギングなど動きの多い釣りでも快適。USBボートやLEDライトも付いて災害時などにも重宝!
電動ジギングで良型タチウオ連発!
みなせさんは最初の2匹を手巻きで釣り上げたあと、電動ジギングに挑戦!
手巻きから電動巻きになって感覚をつかめずにいると、牧野船長が近付いてきて 「音が大きいから巻いてるような気がするけど、電動は思ったよりスピードが遅めなので、(スピードつまみを)少し速めに巻き上げながらアクションさせた方がいいよ」とアドバイス。
アドバイス通りに少し速めに巻きながらシャクり始めると、しばらくしてヒット!
周りも釣れている時合い。すかさず再度投入し、底から9シャクり目で再びタチウオ!サイズも少しアップ。
電動リールを使うと電動パワーで巻き上げながら軽くアクションを付ければいいので、力に自信が無い方なども安心。タチウオの釣りでは船を入れ直す回数も多いが、回収時もラクラク。当然のことながら、バッテリーコンパクトは腰に巻かずに置いて使ってもOK
釣れない時間帯もあったが連続ヒットする場面も
この日は終始タチウオの活性はあまり上がらず、レンジも底付近が中心。それでも群れに当たると連続ヒットすることも多く、良型中心にトップで9本の釣果。ちわちゃんも電動ジギングのアクションにもすっかり慣れて8本を釣り上げた。
電動ラインワインダーでラインを簡単巻き取り
リールに巻いてあるラインを空スプールに回収したり、自在にテンションをかけながらラインをリールに巻き取ったりできる「電動ラインワインダー(ハピソン、2020年6月発売)」。家庭向けの価格設定になっていて、自宅でリール、スプール間の両方向巻き取りができる。
今回は、以前の取材でリールに巻いてあった2号のマルチカラーラインを1号の単色PEに巻き替えを行ったが、短時間で簡単に作業可能。
テーブル等の台にクランプ固定するのがやりやすいが、テーブル等が無い場合、付属のステップを取り付け、足で押さえながら一人でも簡単に糸の巻き取りをできる。
リールからラインを巻き取る時は付属のスプールを使っても良いし、手持ちの空きスプールに巻き付けることもできる。スプールのサイズは連結スプールなどを含め様々なサイズに対応。釣種に合わせて色々なラインを使い分けしたいときにも便利。
いざ巻き取りを開始する時、電源を入れる時は「テンション側」に選択してから電源を入れるようにする(間違えて巻き取り側になっていると、突然回転してトラブルの元になる)。巻き取り速度は1などからゆっくり開始し、慣れてきたらスピードを上げて自動で巻き取るだけ。
糸をリールに巻き付ける時。好みのテンションをかけられるので、電動リールの場合は説明書に表示のテンションに合わせたり、釣種や好みに合わせテンションを調整できる。
使い方に慣れればラインの使い分けやリールの管理がとても楽になるはずだ。
大隆丸は9月中旬現在も追波湾のタチウオ狙いで出船し、連日釣果を上げている。これからの秋のシーズンはブリ、ワラサなども期待大。いざ豊かな南三陸の海へ!
※取材協力/ハピソン、大隆丸