釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

投げ釣り好季継続中!宮城の投げカレイ、アイナメ

東海林誠 2020年9月26日 更新

東海林誠さんより、「第10回 宮城協会春季オープン投げ釣り大会&海浜清掃」の参戦リポートが届きました。これから投げ釣りの対象魚が増えてカレイやアイナメを狙う人が少なくなってきますが、水温も良く、好シーズンが続きます。

全日本サーフ宮城協会の木村会長

カレイ、アイナメともに50cm級の大物狙い!

5月21日(日)、「第10回 宮城協会春季オープン投げ釣り大会&海浜清掃」が石巻~牡鹿~奥松島一帯で開催されました!

当日は、天候にも恵まれ、日中は真夏並みの暑さに。一般参加の申し込みも多数いただき、カレイ+アイナメ、計2匹の合計長寸で順位を競いました。
※カレイの種類は問わず。

参加者受付&木村宮城協会長の挨拶のあと、早朝4時半に各自、思い思いのポイントへ出発!
※参加者には、事故防止の観点から単独釣行は避け、2名以上で行動していただきました。

個人的には、朝イチに大型アイナメを高確率で狙える地磯に行きたいところでしたが、今回も、6歳の長男と3歳の次男を連れての参加のため、車からあまり離れずに竿を出せるポイントへ!クラブのメンバー2名が先に入っていたので、その隣に入れてもらいました。

今回のポイントは根がかなりキツく、下見では、根掛かりに加えフグが湧いていて、エサが5分と持たない状況!そのため、当日は青イソメ1kg持参で勝負です。

開始早々に40cmくらいのアイナメが釣れて、まずは一安心。しかし、ここから約4時間、根掛かり地獄とフグの猛攻撃が始まり、ほとんど釣りにならず罰ゲーム状態になってしまいました…(>_<) カレイが1枚も釣れないまま潮止まりの時間になり、さすがにもう我慢の限界…。仕方なく場所移動を決断し、1本の竿を片付け始めたそのとき、別の竿の竿尻が浮き、勢い良くドラグが鳴りました! アワセを入れリールを巻くとかなりの重量感で、手前に来ると海底を這うような大型カレイ特有の締め込みが!釣れてきたのはイシガレイで、しかも50cmオーバー♪ 一気にテンションが上がり、そのまま釣りを続行!相変わらず根掛かり連発でしたが、今度は納竿直前、根掛かりから外れた仕掛けに、運良く45cm超のアイナメが掛かっており、良型2匹を揃えることができました。 ※ちなみに、持参した青イソメ1kgは、昼頃に全て消費…(^-^;

良型のイシガレイとアイナメ

審査会場に戻ると、良型のカレイ&アイナメが多数出ていて、かなり盛り上がっていました!その中には、なんと、50cm台後半の超大型ホシガレイの姿も!

審査の結果、優勝は55cmのイシガレイと48cmのアイナメを揃えた東北サーフ所属の三塚誠さん。
※昼前、大型ホシガレイが釣れたポイントに入れてもらい、なんと、残り1時間で連発したそうです!

筆者が2位になり、3位には、その大型ホシガレイを釣り上げた東北サーフの伊東寿子さん。途中、カレイが根に張り付いてリールを巻くことが出来なくなってしまい、時間をかけ3人がかりで何とか釣り上げたとのこと!

今秋(10月)にも、カレイを対象にしたオープン投げ釣り大会を開催しますので、興味のある方は、どうぞお気軽にご参加下さい!

イシモチ&ネズミゴチ釣り解説に続きます]

優勝した三塚さんも終了間際に良型を連発
超大型ホシガレイを釣った伊東さん。最近は大型のホシガレイが釣れる可能性が高まっている

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※解説/東海林 誠
※取材協力/全日本サーフ宮城協会