能代沖マグロキャンプ2014
恒例となっている能代沖・久六島のマグロ合宿に今年もいってきました!お世話になったのは能代港のくろまつ丸です。
「3日食わないことはない」という船長の宣言に従って3日間のプラン。終わってみればセオリー通りに1日だけ当たって、8~20kgをみんなで合計9本キャッチすることができました。
※2014年9月掲載の記事です。
>久六島マグロパラダイス!(2013年)
能代沖マグロハイシーズン
2014年のマグロキャンプは台風明けのタイミング。1日目は影響が残ったのかベイトも全く見られずノーキャストに終わりました。しかし2日目はトビウオのベイトに2、3匹の単発のハネに遭遇!
昨年のような洗濯ナブラまではいきませんが、マグロの反応はよく、いい位置にキャストが決まれば高活性にルアーを追ってくる状況。激しくチェイスしてきて、いったんルアーを弾いても誘い出して食わせることができました。
ヒットルアーは12cmから19cmくらい。凪が良く水面が見やすくて、単発のハネに合わせて釣りやすく、魚の反応もよかったためチャンス多数でした。ほっとけメソッドからの誘い出しが有効だったと思います。
この日は20kgくらいまでの比較的獲りやすいサイズが多かったのですが、80kg、100kg級の魚影も。そして、私は60kgクラスをヒットさせて、船べりに姿を見るところまでいったものの‥船底に入られて残念ながらバレてしまいました。
船を動かして何回もかわしたのですが、マグロはモリを用意したところからの誘導が難しいというのを実感しました。マグロは大きくなるほど本当に頭がよくて、船をうまく使って何とか糸を切ろうとします。船長は「体を回転させて糸を巻きつけてから、一気にジャンプして体で糸を切るやつもいる」と言っていました。このどうしても釣れないのを何とかして釣るのが、マグロゲームの醍醐味なんだと思います。
3日目は雨模様で天候優れずに終了。毎年続けているこのマグロキャンプですが、一緒に狙う仲間も増えてきています。私たち以外でも、東北のマグロを狙うアングラーは確かに多くなっていますし、船上チームで戦うような独特の一体感もいいんだと思います。次のチャンスは今回の経験を何とか活かして、逃してしまった大物を獲りたいですね。
◆記事に書けない裏話や質問への回答はweb版 無料メルマガ(毎月25日発行)で配信中!
カレイ釣り大会で多数の入賞経験を持つカレイ競技のエキスパート。三陸をメインフィールドに、仙台湾や青森周辺にも足を延ばす。青物ジギングやマダイ、ワカサギなども得意。岩手県一関市(千厩町)在住。ささめ針フィールドモニター、サンラインフィールドテスター、下野アドバイザリースタッフ
※取材・解説/千葉宏一