北三陸「あまちゃん」釣りツアー実釣編
2013年、社会現象を巻き起こし、年末の紅白歌合戦でも大きく注目された朝ドラ「あまちゃん」。そのロケ地にもなった岩手県の野田村は豊かな海が大きな魅力で、カレイ、アイナメをはじめとした釣り対象魚も抜群の魚影を誇っている。
ここでは、プロアングラーの児島玲子さんらが野田村を訪れ、カレイ船、ロックフィッシュ船で終日釣りを楽しんだ模様をお伝えします!※2014年1月掲載の記事です。
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【当日のコンディション】
天気:晴れ時々曇り
波:少し⇒高い
水温:低下傾向
前半は三陸定番の船カレイからスタート!
この日、児島玲子さんと一緒に釣りをしたのは釣行記でもおなじみ、ライターでプロカメラマンの山口充さん。前半カレイ釣り、後半ロックフィッシュを狙うリレー船で出船した。
青森との県境に近い野田沖には良根が多数点在し、アイナメ、ソイ、ヒラメの宝庫。またカレイやメバルも実績が高い。今後も海況が安定していれば、ナメタやアイナメがグイグイ竿を曲げてくれ大いに楽しめる好釣り場だ。
6時45分に宿泊先(えぼし荘)を出発。車で走ること約5分。今回お世話になる「まったけ丸」の出船場所、下安家漁港に到着した。
準備をして7時30分に出港。沖合を目指した。といっても釣り場はすぐそこで、前半のカレイ&アイナメのエサ釣りのポイントまでは約10分ほどで到着。水深20~35mラインの流し釣り、かかり釣りで狙った。
仕掛けを落とすとそこはゴツゴツとした感触で、全くオモリがめり込まない硬い砂地のポイント。しかし、急な水温低下のためかモゾモゾとアタリが浅く、なかなかハリ掛かりしない状況だった。序盤は鈍めの展開の中、開始から約20分後、3回目のポイント移動で児島さんにアイナメがヒット。その後、再び場所を移動し、山口さんが40cmのイシガレイをキャッチ。さらに35mの深場では、今度は良型のマコガレイを釣り上げた。
後半はボートロックでのっこみ盛期のアイナメ狙い
10時40分頃からは根魚狙いのボートロックにスイッチ。開始早々、児島さんにヒットし、山口さんもコンスタントに釣果を伸ばした。ただ、お昼頃からは風波ともに強くなり、タフコンディションに…。
※観光の模様はこちら
写真中央が今回お世話になった「まったけ丸」の澤口船長。野田村沖は大型ロックフィッシュの宝庫。これからの時期は寒さを忘れるくらいデカイ魚をヒットに持ち込める可能性がぐっと高くなるとのこと。また例年であれば、同地のカレイは4月頃から深場でポツポツと釣れ始め、盛期となる5月半ば頃から6月にかけては、浅場で40cm級を中心に数も期待できる。数は少ないものの、稀に50cm台が出ることも。「是非、魚影の濃い野田沖で存分に釣りを堪能してください。皆様のお越しを心よりお待ちしております」。やさしい笑顔の船長とともに楽しい釣行を!
★遊漁船概要
全長6.22m
1.1t
最大7名(釣りは3名)
★出船場所
下安家漁港
★料金
・近場(水深30m~50mライン)一人¥5,000
※カレイ、ソイ6時間以内
・沖(水深80mライン)一人¥6,000
※メバル他6時間以内
釣り船の他、観光でも出船可。野田村の景勝地「十府ケ浦」や「えぼし岩」、「下安家大橋」、また普代村堀内地区の夫婦岩や堀内大橋なども海側から見ることができる。
★料金
・貸切
一人¥5,000
・人数:2~4名
一人あたり¥3,500
・人数:5名(団体割引)
一人あたり¥3,000
※内容はいずれも2時間以内の下安家湾クルージング
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