釣行記

東北の有名アングラーらによる釣行リポート!最新の釣況情報、テクニックをカバー!!

ハンター的元旦の過ごし方

塩津 紀彦 2021年4月7日 更新

ハンターこと塩津さんの2013年初釣りは、昨年に続き、北海道の磯ロックからスタート!極寒の中、北海道規格のでかアイナメを狙っちゃいます!

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もはや恒例?北海道で新年初釣行

あけましておめでとうございます!

今年も1年、釣りを通して東北各地の自然の雄大さや美しさを皆さまへ発信出来るように頑張っていきたいと思いますので宜しくお願いいたします♪

さてさて新年の挨拶早々ですが、初釣りにちょろっと出かけてきましたのでレポート致します。毎年、年末年始は仕事で北海道へ出かけていることが多い私ですが、今年もやはり例に漏れずで北海道のホテルで年越しです。

ちなみに今回は登別にstay

元旦の仕事は朝のちょこっとの時間と夕方5時からなので昼間がすっかりフリーダム♪なので正月休み中の北海道のスーパーロコガイド、ハンターONO氏に頼みこみ日中だけのプチ釣行へ連れて行ってもらいました!

今回ガイドしてもらったのは胆振の磯場。平岩盤の磯とゴロタの複合したエリアが特徴の磯場です。

当日の気温は-10~-5℃。水温4~5℃。風はスーパー爆風で10~20m(汗)

トンでもない風波で風表は死亡…

劣悪な条件下ですが、風裏で波裏になる磯限定でいよいよスタートフィッシングです♪

凍てつく磯場…寒すぎです…

この時期の北海道の磯は、すでにアフターの魚も大半は沖に離れてしまいほとんど魚はいなくなっております。が、そのタフコンディションが逆にアツい狙い目になっております。

体力のない小型のアイナメは沖へ越冬のために移動してしまいまったく姿を見れない反面、シャローには体力がある大型が単発ながらも居残り、越冬準備にベイトとなるカニやボケジャコなどの甲殻類をせっせと捕食しています。

さらに人的プレッシャーが低くなるため、普段の季節に比べてイージーに口を使わせ易いのもプラス要因と言えるでしょう。

残念な波が打ち寄せてました…

活性は水温的にそんなに高くないので、バイトも居喰い(ベイトを追うのではなく目の前のものを食べるだけ)ですし、メインベイトは甲殻類オンリー。バイトも浅いので、喰わせ重視のパルスクローの一点賭けで勝負です♪

風と波をかわしながら影で魚を探します

…。開始から1時間半。三人共にノーな感じ(涙)

やりたいエリアに入れないのでこんなもんでしょうと思いながらも、せっかく北海道での初釣りですから「なんとか1匹!」と起死回生を狙い小移動。

ポイントに到着し、ONO氏オススメのスリットにめぐ大先生がキャスト。ワンアクション、ツーアクション、スリーアクション…。で、「モッソリ」バイト!ロックスイーパーが激曲がり(汗)。そしてなんとかいなしてランディング♪

長!
アフターのママアイナメ58cmでした

とりあえずアイナメさんに「あけましておめでとう!」が言えたので、私も続けとばかりに奮闘します(汗)

するとワンドの対岸へフルキャストして攻めていると「モソっ!」っと喰わえこむバイトがやっときました♪

アワセも決まり高根を一気にかわしてランディング!

あけましておめでとう!

新年一発目は53cm♪幸先いい一年のスタートがきれました(喜)

そして二人が釣ったのを見届けONO氏も「あけおめ」

こちらも53cm♪

さて、渋いながらも丁寧に岩を嘗めるように攻めるとなんとか魚は釣れるようです。丹念に岩の隙間へとパルスクローを送り込み続ける釣りを展開します。

パルスクローのカラーをちょいちょいローテーションしながらキャストしていると…
「モソっ」
「お出でなすったぁ~!」
と、喜び勇んでアワセると痛恨のフッキングミス…(涙)

「もうワンチャンス下さい!」
と願いを込めてもう一度キャストすると~
「モソっ」
「あざ~ス!(笑)」
今度は一呼吸入れて全力フッキング!バッチリ、アワせも決まりランディング♪

ちょいサイズアップの54cm

その後はしばらく攻めるも沈黙が続きます。「さすがにもうダメかな?」ってタイミングで大先生のパルスクローにふたたびビッグバイト!またもやアツいファイトを繰りひろげ、やっとこランディングした魚は…。

55cmのアフターオスアイナメん

「イケメンGET」と大先生はご満悦…(汗)。しかしその後は完全に沈黙。ちょい移動でまた最初に入ったエリアに入り直して攻めてみます。

潮が下げて動いたので、ダメだったエリアでももしかしたら口を使うようになっているのではないかと思い丹念に探り直すと待ちに待った
「グッ」
っと押さえ込むような渋いバイト到来です♪

高根に引っ掛かりながらもロングロッドのポテンシャルを生かしなんとかランディング!

57cm、3kg弱のナイスサイズ

新年からいい魚に出逢えました(喜)

そしてその後はさらに移動し、ONO氏が2匹連続でGETん。

ナイスサイズのオスアイナメん
これまたビッグサイズです♪

56cmと57cmのオスアイナメ。北海道のポテンシャルの高さを充分に見せつけた魚ですね♪

さてさて、今回の釣行は仕事もあるので早めに終了です。最小サイズが53cm…。恐るべし北海道クオリティですね(笑)

東北でも1~2月にシャローでモンスターサイズがポロっと釣れるギャンブル的な釣りがありますが、今年は皆さんもパルスクローを持ってシャローに居残るモンスターを狙いに行ってみてはいかがでしょうか?

釣れたらデカイですよ~。なかなか釣れませんけどね(笑)

【タックルデータ】
■ロッド
アブガルシア NRC-882EXH LIMITED MGS
■リール
アブガルシア Revo Elite パワークランク
■ワーム
バークレイ ガルプ!パルスクロー
■ライン
サンライン FCスナイパー16Lb
■フック
がまかつ ワーム316 3/0
■シンカー
1/2~1oz
■ベスト
パズデザイン ULTIMATE V-1
■防寒着
パスデザイン BSウォームレインスーツ

【関連記事】昨年の初釣りの模様はコチラ!
ハンター塩津の2012年初釣りin北海道

PROFILE:塩津 紀彦

磯ロックがブームになる以前から牡鹿の磯に通い、50UPベッコウ&アイナメを狙っていたロックフィッシュハンター。険しい、キツイ、危険の3Kを乗り越えながら、数々のモンスターを仕留めてきた。茨城県在住。チーム・ハンター所属。ピュア・フィッシング・ジャパン、サンライン、パズデザイン、がまかつフィールドテスター
※ハンターブログ http://yaplog.jp/jgfahunter/

 

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※取材・テキスト/塩津紀彦

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