秋の三陸・ブリ+ロックフィッシュ祭り 2日目
岩手釣行2日目は、場所を越喜来湾から両石湾に移してのロックフィッシュ釣行記です。
※2012年掲載の記事です。
2日目 シーズンin三陸ロックフィッシュ!
さてさて2日目は両石湾のボートロックです♪
例年より4~5℃も水温が高いエリアもあるので若干ながら
「まだ渋いんだろうなぁ~」とか、
「シャローにはまだ魚いないだろうなぁ~」とか、
不安いっぱいながらも、ひさびさのボートロックに期待もあり、複雑な心境での朝一スタートフィッシングです♪
当日は天気予報では風がかなり吹くような予報でしたので、船頭のダイさんの判断で凪いでいるうちに外洋側のエリアを撃ってみることに。
まず潮通しの良い外洋と一番に面した、ブレイクライン最寄りの岬に入ります。が、波がガバガバで大変なうえ、魚のサイズも微妙な30cmクラスが2~3匹釣れたのみ…。
で、風も少し強めに吹いてきたので、風裏になるワンド最奥のシャローへ移動です。
ハイシーズンならば手堅いスポーニングの魚がストックされるエリアですが、
「果たしてこの水温でも入ってるのかな?」
と、不安ながらもシャローへキャスト。
水深4~5mのシャローに点在するツブ根にキャストして着底。リフト~フォール~リフト~フォール~っで
「ゴン!」
と、明確な気持ちいいバイト♪
幸先よくいい魚に出逢えました♪
魚のコンディションや体色からして意外とシャローはイケイケのようです。そしてプチ入れ喰いは続きます。
こりゃもうすっかりシーズンinって言ってもいいですね!
サイズはまだハシリの季節なので20~50cmとかなりマチマチで型が揃う感じではないですが、やはりシャローでガンガン喰ってくるのは楽しいもんです♪
ベイトは荒喰い特有の何でも来い状態で、「海タナゴ」、「蟹」、「ボケジャコ」、「ハゼ類」、と様々。
そんな中でも今回はパルスクローばかりに大型がバイトしてくるパターン。高活性下の魚は強い振動に良い反応を示します。ですが、小さい魚ほど強い振動に先にバイトしてしまうのでゴム素材のワームでは水を揺らす力が強過ぎてチビッ子に先にバイトされてしまう。それを回避しやすいのが、ナチュラルに水に馴染むガルプ!素材ならではの弱振動になります。
おそらく今回はそのパターンにガッチリハマったようです♪まぁチビッこが釣れ過ぎて困るなんて贅沢な悩みですけどね(笑)
さて、その後も祭りは継続。
そうこうしていると、まさに水を差す微妙なお天気雨。綺麗な虹が、逆に天候の急変を教えてくれます。
風向きが北寄りに変わり始めパワーアップ…。さらに風裏のワンドを探して、帰港する港近くをランガンです。
先程のエリアよりも両石湾の内側に入った分、まだシャローに魚の寄りが悪いかと心配しましたが、こちらもかなりの高活性。
と、岩手を代表するソイ類もポツポツと釣れてきます。
そして~最後に
「ど~ん!」
と一発吸引バイトです!
さてまぁ、ここまで楽しめたものの風も爆風になってきたためストップフィッシング。
これからますますハイシーズンに突入していく三陸のロックフィッシュ。ボートにオカッパリにと楽しい季節の到来です♪
ロックフィッシュもジギングもアツい岩手の海。秋の最盛期を迎えた海に皆さんも今週末は是非ともお出かけ下さい♪素敵な魚達に出逢える…かもしれませんよ(笑)
◆ロッド
アブガルシア NRS-722EXH MGS
◆リール
アブガルシア レボ パワークランク
◆ワーム
・ガルプ!パルスクロー
・ガルプ!イール10インチ
・パワーベイト ダブルホッグ
(いずれもバークレイ)
◆ライン
サンライン FCスナイパー16Lb
◆フック
がまかつ ワーム321 3/0
◆シンカー
3/4oz
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磯ロックがブームになる以前から牡鹿の磯に通い、50UPベッコウ&アイナメを狙っていたロックフィッシュハンター。険しい、キツイ、危険の3Kを乗り越えながら、数々のモンスターを仕留めてきた。茨城県在住。チーム・ハンター所属。ピュア・フィッシング・ジャパン、サンライン、パズデザイン、がまかつフィールドテスター
※ハンターブログ http://yaplog.jp/jgfahunter/
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※取材・テキスト/塩津紀彦
※取材協力/釣具オヤマ(岩手・釜石市)TEL:0193-23-7754