釣行記

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夏をさきどり!久米島オフショアバトル!(前編)

塩津 紀彦 2021年4月14日 更新

今回のハンター塩津は沖縄・久米島に遠征!狙うはもちろんオフショアの巨大魚。なのですが、おまけで陸っぱりのロックフィッシュもちょっとだけ調査しちゃいました。※2012年6月掲載の記事です。

久米島にハンターが降り立った

「久し振りに遠征でもしてみようか?」
と、何気ない話がトントン拍子で進んでしまい、今回は沖縄・久米島にオフショアフィッシングに行ってまいりました♪

初日フライトは富士山が綺麗に見えるくらい良い天候

羽田発の朝8時の飛行機に乗り那覇に到着したのが10時40分。

沖縄といえばソーキソバでしょ!
沖縄ならではのブルーシールのソフトクリーム旨し!

早めのお昼を済ませて那覇発12時30分のエアーで久米島到着が13時5分。

那覇で乗り換えです
意外と近い?久米島に到着~♪

初日は半日なので、「島内を観光しながらオカッパリで遊んでみましょう♪」って事で、まずはリーフに潜むロックフィッシュを東北スタイルの釣り方で探ってみます。

セミが鳴きヒマワリ満開…。すっかり夏です♪
ハイビスカスがあちこちに咲き南国情緒溢れます
島中どこでも、海水パンツがあればリーフエッジまで出て釣りができます

とりあえずリーフの切れ目にガルプ!バルキーホッグ3インチをキャスト!アイナメやベッコウを狙う様にリフト&フォールで誘うと早速…
「コン!」
と、明確なバイト♪

沖縄らしくミーバイちゃんでした

ミーバイの他にはこんなのもリーフのエッジで喰ってきました。

謎の魚もパルスクローをパクリ!
アイナメ+キスを半分に割った感じの魚です(汗)

その後はリーフで少し遊んでから「リーフ意外の釣りもしてみよう」ってことで、港でまったり小物釣り。が、意外と苦戦…。

エンゼルフィッシュみたいなのやチョウチョウオとかバイトしてくるも、口が小さ過ぎて乗らないのが貧果の原因…。

そしてそんな中やっと釣れたのがコレ↓

オジサンです♪

港で苦戦した後は、淡水もちょっと見てみようと川を覗くとティラピアがうようよいます♪

サトウキビ畑の用水路でサイトフィッシング
沖縄では最もポピュラーな淡水ルアーターゲットです

でも、ちょうどスポーニング中でこれもまた渋い釣りでした…。

さてまぁ、あっという間に夕方になり明日に備えてお手軽オカッパリは早々に終了です。沖縄の雰囲気は充分に満喫したので、明日に備え早めに就寝。

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2日目 いよいよオフショアへ

梅雨の沖縄は天気の移り変わりが激しく、朝は微妙な曇りのスタートです。

今回お世話になったのは久米島「太一丸」さん。気さくな船頭さんと息子さんの太一さんがスキッパーの人気船です♪

どんよりしてますが気温30℃以上で湿度もMAXです…

行き先は久米島に12基あるパヤオ(人口浮き漁礁)の中で最近調子の良い5番パヤオ。

5番パヤオは水深1400mに設置されていて、キハダマグロ、クロマグロ、メバチマグロ、ビンチョウマグロ、カジキマグロ等々のマグロ族の玉手箱的なポイントで、久米島のオフショアでは切っても切れない重要な釣り場になっております。

また、マグロの他にも巨大なシイラやカツオ、サワラ等の回遊魚も多く回ってくる素敵な漁場です。

パヤオまでの所要時間は海況によってちょっと変わりますが、大体1時間50分くらいで移動。

9時ちょい前にポイントに到着してようやくウキウキのフィッシングスタート~!

先ずはキャスティングでパヤオ周りを攻めてみます。

茶色く見えるのがパヤオです

しかし魚が沈んでるらしく残念ながらトップに反応ゼロ…。

上がダメなら沈めてみましょう!とりあえず60m付近に反応が出ているので130gのジグで様子見してみます。

ハリキってシャクリ中!

すると結果はすぐに返ってきました。

メバチマグロやキハダマグロの3~10kgクラスが飽きない程度にパタパタ釣れます
ジギングはずっと同じ調子でぽつりぽつりと釣れます

そして、そうこうしているうちに徐々に活性が上がったのか、トップにもシイラが出始めます。

シイラは130cmくらいがアベレージで、160cmくらいまでのサイズが姿をみせます

マグロはなかなか特大サイズが出ないものの数は釣れるので楽しめますが、船頭さんの提案でモンスター狙いの久米島特有のパラシュート釣法を試してみます。

パラシュート釣法はパラシュートと呼ばれる布に仕掛けとコマセをくるみ、マグロのいるタナでシャクルとコマセと仕掛けが飛び出すというもの。

ご当地釣法の威力はいかに?

船頭さんの指示タナに入りシャクり上げ誘う。しばしの間誘い続けるも反応なし…。
「ダメなのかなぁ~」
と諦めていると、仕掛け回収中の釣具オヤマの若大将テッペイくんにビックバイト!

キツめに締めてるドラグがとんでもないスピードで引きずり出されます(驚)。

マグロと文字通り死闘中

巻いては出され、出されては巻いてのマグロとの綱引きがしばらく続きます。この釣りは日ごろの鍛練が試されますね…。

そうしてなんとかかんとかランディング!

40kgクラスのキハダマグロでした
私もちゃっかり記念にパチリ!

さて、パヤオゲームも存分に堪能したので「カンパチのジギングとGTのキャスティングにも挑戦しましょう」ってことで、今度は久米島まわりのリーフサイドや根、サンゴ周りへ移動。

こちらのポイントは港から20分と近いのが魅力です

しかしながらこちらの作戦は見事に失敗(苦笑)。5時に沖上がり港へ。

水揚げの一部です♪ちょっとしたマグロ祭です

さて、そんなこんなで2日目終了です。釣ったマグロやカツオを肴に軽く宴会をして3日目に備えて早々に就寝。

そしていよいよ3日目は久米の海が本領発揮?!

3日目につづく

【使用タックル】
■ロッド:アブガルシア ソルティーステージオフショアキャスティング77H-KR(プロト)
■リール:スピニング16000番代
■ライン:サンライン キャストアウェイ モンスターバトルPE6号
■リーダー:サンライン システムショックリーダーナイロン100~130Lb


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【久米島】

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※詳しいお問い合わせは
アライトラベル
TEL:029(225)1418
釣り担当:塩津 まで

PROFILE:塩津 紀彦

磯ロックがブームになる以前から牡鹿半島の磯に通い、50UPベッコウ&アイナメを狙っていたロックフィッシュハンター。険しい、キツイ、危険の3Kを乗り越えながら、数々のモンスターを仕留めてきた。茨城県在住。チーム・ハンター所属。ピュア・フィッシング・ジャパン、サンライン、パズデザイン、がまかつフィールドテスター

 

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※取材・テキスト/塩津紀彦

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