釣行記

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日本海で釣女入門【高橋兄妹・妹の釣絵日記】秋田男鹿のファミリーフィッシング・サビキ釣り

高橋久美子 2021年4月24日 更新

黙々と釣りに没頭する兄・一久さんの釣り日記に続いて、妹・久美子さんの釣り絵日記をお届けします。普段の釣行記とはちょっと違った一般女性的目線をお楽しみください。
※2011年6月掲載の記事です。

兄の釣り日記はコチラ

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特に流行りの釣女を目指すワケではなく

20数年ぶりに釣りへ行きました!小学生の頃はワカサギ釣りについて行ったものですが、思春期の頃から足が遠のきウン十年。三十路に突入した今、再び釣りに行ったら面白いかも?と思い立ち、釣り暦30年以上の兄に声をかけたのです。

兄の提案により秋田の海でアジ釣りに決定。素人の私にとっては食卓で見かけるアジが釣れるかもしれないとテンションアップ!当日の深夜2時起き直後は軽く後悔したものの、途中立ち寄った釣具屋ではアイスのショーケースに餌らしき物が入っているのに大ウケし、再度テンション急浮上!直後、レジで兄が青イソメを購入しているのを目にして、再度テンション急降下!

この日の椿漁港は非常に穏やか

椿漁港に着き、海面を見下ろすと、何か小さな物が大量に泳いでいました。正体は小さなフグ!すごいすごい♪とはしゃいでツイッターまでした私。今思えば周囲の釣り人達の「わかってねーなー」感を抱かせていたのではないかと思います。その間に兄が黙々と慣れた手つきで用意をした竿で、さっそく釣りを開始。

到着するなりそそくさと準備を進める兄をパシャリ

途中、トリック仕掛けなる方法に変えてから、ちょこちょこ小さいのが釣れ始めました。

トリック仕掛けで釣れてくれた本命の小アジ

小さかろうが、釣り玄人さんが鼻で笑うような魚だろうが、何がしかが釣れれば私はミッションクリア!最悪、何も釣れなかった場合は若いお兄ちゃんに声をかけて「釣男子を釣っちゃいましたテヘ☆」というオチの用意をしていましたが披露できず残念です。

最終手段としてバッカンから取り出したのは、トリック仕掛けとスピードバケツ(第一精工)の組み合わせ

このトリック仕掛け、鈍い落とし方をすると下に落ちる前にフグが食いついてくるとのことで「この(河)豚め!お前に食わせる餌はない!」と心の中で罵りながら勢いよく仕掛けを落とす楽しい作業の繰り返しでした。

ついに動きが無くなった椿漁港から船川港へ移動しましたが、周囲の釣り人達も釣れていないようです。そんな中で兄だけがシロギスを何匹か釣り上げており、ドヤ顔の私。もちろん私は全く釣れませんでしたけどね!そのまま13時で釣りを終了。

パールホワイトの魚体が美しいシロギス

3時間かけて実家に戻り私がお風呂でサッパリしている頃、兄はせっせと魚をおろし、鯵のたたきとシロギスの刺身を用意してくれました。小さな1皿を、祖母も含め家族全員で賞味。美味しかったし釣り自体もけっこう面白かった。おそらく兄は通常の1.8倍は疲労したと思うのですが、また次も宜しくね♪お兄ちゃん(笑)。

釣った魚のお刺身は最高

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画・テキスト/高橋久美子

PROFILE:高橋久美子

岩手県盛岡市にて足で踏むマッサージサロンを営業中。自虐的なネタを中心にイーハトーブ絵日記を更新中。釣りは全くの素人。今後の課題は「青イソメ」と「トイレが近いこと」。いくつになっても典型的な妹気質。A型

 
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