テンヤ&ジギングで好釣果!宮城のタチウオゲーム
秋も連日好調の追波湾タチウオ
テンヤとジギングよく釣れるのはどちら?
オーシャンルーラーフィールドスタッフの尾形慶紀さん、鈴木貴博さんは尾形船長の遊漁船グルービーで雄勝港から出船し、追波湾沖のタチウオをジギングとテンヤで狙った。鈴木さんは現在比較的主流のジギングからスタート。尾形さんは終日ワームテンヤで通した。
タチウオジギングにはオーシャンルーラーのオフショア用メタルジグ「ガンガンジグSL」タチウオカラーを使用。
オフショアゲームでよく使われる80g、100g、120g、150gをラインナップしたガンガンジグのヘビータイプ。ハイピッチ&スローピッチで非常に使いやすいセンターバランス設計。ゼブラグローやイワシブルーにタチウオカラーのピンクゼブラなどもある
OceanRuler(オーシャンルーラー) メタルジグ ガンガンジグSL 100g ゼブラグロー ルアー
また、最近人気が出てきているタチウオテンヤは尾形さんが研究開発中のワームテンヤスタイルで。「太刀魚テンヤ船HG」にワームをセッティングするので、イワシ餌に比べエサ保ち抜群!
フォールが速く、引き抵抗の少ない新型スリムヘッド採用。メタルジグ感覚でも使用できるタチウオ用テンヤ。40号と50号。タチウオのアピール抜群のグローカラーのHGのほか、フグが多い時などに有効な鉛色のSTがある
尾形さんは太刀魚テンヤ船にベイトブレスのTTシャッドを装着。グロー(ヘッド)×グロー(ワーム)のツイングローでアピール!
最初のポイントで強烈な魚探反応!鈴木さんジギングに連発
雄勝湾から大須崎を越えて追波湾へ。平日の雨天ということで遊漁船は少なめ。船団になっている周辺に近付き魚探をみると水深47mの底から10mくらいに濃い反応!
すかさずジグとテンヤを投入すると、1投目から鈴木さんのガンガンジグSLタチウオカラー(ピンクゼブラ)にサワラ、サバ、タチウオと3魚種が連発。
サワラ
サバ
タチウオ!と、3魚種が連発
尾形さんは太刀魚テンヤ船HGにグローワームで
尾形さんはワームテンヤ 曇天にグロー×グローがさく裂
ワームテンヤで狙っていた尾形さんもコンスタントにタチウオ、サワラをキャッチ。テンヤのタックルはジギングと一緒で大丈夫。アクションもジグと大差なく使え、尾形さんの場合はハーフピッチが中心。
「テンヤを動かし続けていると掛かりがいいし、バラシも少ない傾向です。食いが悪いときはゆっくりリトリーブもしますが、バラシの可能性が高まります。止めている時にも食いますが、ラインをヤラれることがあります。着底したら止めずにすぐにアクションさせた方がいいでしょう」
テンヤの誘い方を解説
テンヤではアシストフックの方に掛かることが約7割。アシスト装着はマスト
テンヤにもサワラがヒットしてきた
太刀魚テンヤ×ワームのセッティング方法を解説
グローヘッド仕様の「太刀魚テンヤ船HG」は夜光エサ台もグローカラーになっている。シャンク部分がグロー発光なので、ワームはもちろんイワシ餌でもグロー効果を得られ、ケミホタル類を装着することもできる。
尾形さんは明るいグローの太刀魚テンヤ船HGにワームもタチウオカラーのグローを選択。ワームは生餌に比べてエサ保ちがよく、短い時間にも手返しよく連発を狙うことができる。
アシストフックのトリプル、クワトロフックにも夜光色の収縮チューブを装着。タチウオは夜光に反応するので、アシストへのフッキング率を高められる。
太刀魚テンヤ船のセッティング方法解説
グローヘッドの太刀魚テンヤ船HGにグローのワーム(TTシャッド・タチウオカラー)という組み合わせ
ワイヤーはすぐ使えるように7~8cmにカット。アシストに装着するグローの収縮チューブも用意
ワイヤーはぐるぐる巻きにはせず、2か所ほどねじって固定。ワームの太さを活かせて、ワーム交換の手返しもいい
グローの収縮チューブをアシストフックに通し、ライター等の熱で収縮させる。タチウオがグロー部分に反応するのでフッキング率UPにつながる
アシストを装着するときはアイ部分の塗装を剥がしておくとやりやすい。写真のスップリットリングは「VARIVASアバニ オーシャンワークス パワーリング」
ベイトブレス「T.T.シャッド4.8”タチウオカラー」グローカラーが充実
ガンガンジグSLイワシブルーでサワラ
OceanRuler(オーシャンルーラー) メタルジグ ガンガンジグSL 120g イワシブルー ルアー
鈴木さんも太刀魚テンヤを投入!お昼の連発チャンスタイム
ジギングで十分おみやげを確保した鈴木さんもワームテンヤに挑戦してみることに。太刀魚テンヤ船HGにパープルグローのワームをセットし沈めると、5mくらい巻いてきたところでヒット!この魚は水面でバラしてしまったが、ちょうど時合いにも入ったようでここからタチウオが連発!
太刀魚テンヤ船HGにグローパープルのワームで
ワームテンヤでタチウオが連発!
「テンヤはあんまやったことないから苦手」と言っていた鈴木さんだが
時合い突入!この日最大の指7本が登場
潮止まりまで1時間ちょっとの時合いにも重なりテンヤタチウオで6、7連達成。これだけ釣り続けるとイワシ餌だとエサ交換が必要なところだが、ワームはちょっと傷がついた程度で時合いを逃さず連発することができた。
そんな中、尾形さんに「これはちょっと大きいかも」というトルクのあるタチウオのアタリ。途中、急に軽くなって上がってきたのは尾をかじらた大型タチウオだった。
パープルグローからピンクグローにチェンジしたところにきた大型タチウオ
やりとり中に尾を食われ無残な姿に(共食い?サワラ?)
あとでドラゴンスケールで測ってみるとF7ライン到達。腹の中には大きなサバが入っていた
鈴木さんは連チャン達成!グローのテンヤは雨降りの薄暗い天候にもベストマッチした
「太刀魚テンヤ エサ巻ステン」(釣研)
80cm3本入りのテンヤ用エサ巻きステン。ワームの場合は7~8cmくらいにカットして、2か所ほど上の方でねじって固定すればOK
「太刀魚テンヤ船リーダー」(釣研)
タチウオの歯に耐え、糸グセのつきにくいナイロンリーダー。16号70cmが3本入り
雄勝湾内でちょっと寄り道バチコンアジング
鈴木さんだけでタチウオ12本、サワラ4尾を釣り上げ、タチウオ釣行は終了。雄勝港へ帰港途中、雄勝湾内でアジを狙ってみることに。
最近、注目度が急上昇中のバチコンアジング(船のアジングゲーム)。前週の釣行では良型のアジをGETしている。タチウオ、サワラ、サバにアジのお土産も追加したいところだが・・。
アジ狙いのガンガンジグスローに食ってきたのは、またまたタチウオ。何故?
魚探に反応があって釣れてきたのイナダ。湾内に相当な数が入っているようだった
ガンガンジグSLとガンガンジグスロー。湾内で使用したガンガンジグスローはヒラヒラとしたフォールでアピール効果が大きく、なんでも狙える万能ジグだ
? OceanRuler(オーシャンルーラー) メタルジグ ルアー ガンガンジグSJ 20g ゼブラグロー
おまけのアジを釣ることはできなかったが、ガンガンジグシリーズのジギングと太刀魚テンヤ船HGで色々な魚種を釣って大満喫の釣行だった。宮城のタチウオはそろそろ終盤戦になりそうだが、サワラや青物類も多くなってきて楽しみは一杯。これまでジギングだけだった方もワームテンヤにもチャレンジしてみていただきたい。
【鈴木さん使用ライン】
■タチウオジギング、テンヤ
アバニ ジギング10×10 マックスパワーPE X8 1号
VARIVAS オーシャンレコードショックリーダー60Lb
■バチコンアジング
アバニ SLJ マックスパワーPE X8 0.4号、0.6号
遊漁船Groovy(グルービー)
今季営業を始めたばかりの尾形慶紀さんの遊漁船。雄勝港から追波湾や女川周辺などルアーターゲット中心にガイド。詳細は近日中に当サイト掲載予定!
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※取材協力/オーシャンルーラー(釣研)
※解説/尾形慶紀、鈴木貴博