釣行記

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縛りルールで楽しむ 岩手ロックフィッシュバトル!

編集部 2022年3月11日 更新

ベイトブレススタッフのみで行われる釣り大会「ベイトブレススタッフバトル2018」に密着!このバトルは独自の縛りルール(ルアー指定あり)が最大の特徴。ロックフィッシュゲームのハイシーズン、根魚バトルで盛り上がった。
※2018年12月掲載の記事です。

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くじ引きで決められたソフトルアーに一喜一憂

今年で4回目となる「ベイトブレススタッフバトル2018」。JBトップ50の3選手(小林知寛さん、井上泰徳さん、竹内俊美さん)も参戦し、岩手沿岸南部のボートロックでバトルを繰り広げた。

毎年恒例となっているこの大会のルールは、クジ引きで手渡されたルアー(ワーム)しか使用できないというもの。今後発売される予定の新製品やプロトタイプの他、奇抜なカラーやサイズなど、限られたワームだけで勝負した(与えられたルアーの加工はOK!アレンジで不利をカバーできる場合も)

手渡されたソフトルアーを見て満面の笑みを浮かべるスタッフもいれば、落胆するスタッフもおり様相は様々。これがまた勝負を熱くするのだ。

この大会はクジ引きで手渡されたワームで勝負!最初にベイトブレス矢野社長よりルール説明
どのルアーが割り当てられるのかドキドキ
割り当てられたルアー例[1]
SLIM CURLY(スリムカーリー)
フィネスタイプのベタンコカーリーに2.5インチサイズが新登場!
U30フィッシュテイルシャッド
リアル小魚フィッシュテールにシャッドの波動をプラス!新色の三陸根魚カラーも発売中
バイズノイジークロー3.5インチ
広範囲にアピール可能な強波動系クローワーム。3.5インチに三陸特注カラーを追加

割り当てられたルアー例[2]
FLAT BUGSY2.9inch(フラットバグジー)
ヒラメ、カレイやタナゴなど平たいベイトをイメージ!
G-STICK(ジー・スティック)
カバー撃ちに特化したスティックベイト。三陸ロックフィッシュでは果たして・・
SLリミックス2.4インチ・チビーSP
小型ボディの割に大きな波動が渋い状況で力を発揮
7時半、3隻に分乗し吉里吉里漁港(岩手県大槌町)を出航。ポイントを目指した
三陸リアス式海岸ならではの入り組んだ絶壁の間を縫うように走る。シチュエーションは最高!

 

例年とちょっと違う?岩手のロックフィッシュ

当日は前線通過に伴い午後から強風となる予報。午前中に行けるポイントまで北上し、その後は状況を見ながら南下。風裏ポイントを中心に狙い撃っていった。

「今シーズンのアイナメ攻略は難しいですね。 ポイントによっては複数人で30分撃ちまくっても釣果なしなんてことも。ボートロックでも溜まり場を見つけられればラッキーですね」と東谷輝一さん。

当日は、まさにそのような状況が待ち受けていた。釣れたメスのアイナメの90%以上が産卵前のプリの個体。しかも1匹釣り上げると、高確率で相方が追いかけてきた。

 
最初はソイの実績ポイントを狙い撃ち
予想より早く風が吹き始めた。サイズアップならずに、即場所移動
移動した先は水色はまずまず。後はターゲットのスイッチが入るだけ
 
 
 
 
魚影濃く、良型が次々ヒット!溜り場か?
10時を過ぎる頃には波ザブザブ。ここからは風裏となるポイントでの釣りを強いられた
 
風裏から良型がヒット

 
チビナメに混じり良型も顔を出し、マズマズのコンディション

ヒットルアーは「SLリミックスチビーSP」。2.4インチの食べごろボディに強い波動で、これから渋くなる季節の陸っぱりロックにも最適。
※2019年1月発売予定
JBトップ50の小林知寛さん(通称コバプロ)にも会心のアタリが!!
引き上げ途中に、横から邪魔!?が入るも難なくキャッチ

 
続けて同エリアで、またしてもコバプロにゴゴンっとバイト。藻場をスローアクションで探っての一尾。ゆうに50cm超えのランカーサイズをゲット
JBトップ50の竹内俊美さんこと竹じいもここに続けと大きくロッドがしなる。上がってきたのは・・・

競技終了5分前。先ほどの汚名挽回、竹じい念願の良型アイナメをゲット
時合い突入か中村さんにもズドンっ!ナイスサイズを入れ替え成功!!

 
JBトップ50の井上泰徳さんはマイクロソイの連釣に苦笑い
 
 
 
 
 
縛りルールはあくまでもスパイス。終始、和やかなムードで盛期の根魚ゲームを楽しんだ
 
 
 
 
 
 
帰港後の検量では続々と良型が持ち込まれて大きく盛り上がった
結果発表前に競技の総評を述べるベイトブレス矢野社長
今大会の賞品。ゴツゴツしたものから薄っぺらいものまで(?)ズラリ。毎年の恒例で箱の中身が違うなんてことも多々。中にはカップラーメンの裏に商品券が貼り付けてあったりなんてこともあるので、スタッフ達もヒートアップ
優勝は競技終了2分前に入れ替えを成功。スタッフ最高齢、還暦の中村勝さんが3,620gで圧勝
 

翌々日も岩手のロックフィッシュは絶好調!

谷野社長らはバトルの翌々日も出船。この日はT.T.SHADが炸裂!「他のルアーでも釣れましたが、バイトの数が桁違いでしたね。特に、3.2″と4″にバイトが集中しました。アイナメ、クロソイ、金魚みたいなマゾイやムラソイなど、いい魚が沢山釣れてくれました」と東谷さん。

やってみると意外と楽しいルアー縛りゲーム。皆さんもチームや仲間うちで試してみては?

 
 
 
 
 
 
 
 

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※取材協力/ベイトブレス

 

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