釣行記

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東北根魚トップシーズン!唐桑半島をRUN&GUN

編集部 2020年6月12日 更新

高水温の影響などにより、シーズンが遅れて進んでいる2018年の東北ロックフィッシュゲーム。例年より1か月ほど後ろにずれている感じで、11月半ば過ぎからようやくハイシーズンの雰囲気になってきた。

宮城県北の唐桑半島で実績のある漁港巡り

今秋は東北沿岸の水温が高く、ロックフィッシュシーズンも例年より遅れ気味。ようやく釣れ始めた11月上旬、バレーヒルフィールドスタッフの千葉正博さんはバレーヒル開発部の山形さんとともに唐桑半島に釣行した。

すでに釣れ出したという情報だったが、取材時は水温が思ったよりも高く全体的に低調。根魚の着くポイントが限られる感じで、状況を見ながらラン&ガンで着き場を探した。

最初に入ったのは弁天崎周辺のポイント。入り込んだ地形で波風の影響を受けにくい
 
テトラや堤防下に空洞があれば、根魚が居着いている可能性が高い
 
 
取材日はアワビの開口と重なり漁業関係者が至る所に散らばっていた。9時までの間、しばし様子見
ガイド役の金森淳さんにポイントをご教授いただき、いざ実釣!!
千葉さんが使用したロッドは、現在開発中の「NEW サイファリストHRX」シリーズの上位モデルCPRS-99MMH。来季発売予定のプロ仕様で、遠投のきく99レングス、MHパワーの2本をテスト中
シンカーは、バレーヒル社の「TGシンカー」。定番のバレットからドロップショットなど豊富なラインナップ。高比重・高感度でボトムをキャッチしやすい
バレーヒル(ValleyHill) TGシンカー 18 バレット プロパック 14G
バレーヒル(ValleyHill)
高硬度なタングステンを使用したシンカー
¥1,791
(2018年11月時点の価格)
フックは2019年の春に発売予定の「HRXブレードフック」。ロックフィッシュ専用に開発されたワームキーパー&ブレード付きオフセットフックで、パッケージから出してすぐ釣りができて価格的にも自作するより断然お得

各ポイントでアイナメをポツポツと拾い釣る

テトラ帯に並んで狙う千葉さんと金森さん

千葉さんにファーストアイナメ
 
 
宮城県漁業協同組合唐桑支所の水産物加工センター周辺。足場が安定していて移動も楽ちん。漁業関係者の作業中は邪魔にならないように
唐桑東・中の浜周辺
 
 
 
こちらは目前が広田湾とロケーション抜群。外海側の沖根で、良型と思わしき根魚がヒットするも痛恨のバラシ。その後は、チビナメ達のアタリ頻繁。フグの猛攻に遭い撤収することに

最初に入った弁天崎周辺のポイントでは千葉さんが30cm前後のアイナメをキャッチ。移動して次に入った岸壁のポイントでも山形さんが40cmほどの良型を釣り上げた。

そこからさらに移動した広田湾に面する中の浜周辺ではバラしてしまったものの良型らしいアタリ。釣れるポイントにムラがある状況だったがのっこみの魚が入っていることを確認。続けて気仙沼港の内湾の釣り場に行ってみることに。

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気仙沼エリアに戻ってベッコウゾイをキャッチ

気仙沼漁港の大浦周辺へ移動
付近は手前には石が敷き詰められ藻場も点在する好釣り場
ここから千葉さんはNEW サイファリストHRXをライトモデルのCPHC-711Lにチェンジ。遠投性は落ちるが、ピンを撃ってシェイキングでバイトレンジを探るのに最適
シェイキングに痺れを切らしパクっ!と藻場の陰からベッコウがヒット

最後に入った気仙沼湾内のポイントではライトリグで藻場を攻めて、千葉さんがベッコウゾイを釣り上げた。

取材後、徐々にシーズンが進み、11月下旬現在、アイナメ、ベッコウゾイともにハイシーズンを迎えている。11月18日に雄勝の波板海岸で行われた第4回ロックフェスティバルでも50UPを含む釣果が持ち込まれた。

[関連]

第4回ロックフェスティバルin雄勝波板

 
[HRX ロックフィッシュキーパー40](バレーヒル)
ライブフィッシュ制のトーナメントや普段の釣行でも魚を活かすのに便利なスカリ。側面は水通しの良いメッシュ、移動時などに魚を弱らせないように、底の皿部分に水が溜まるしくみになっている。40サイズバッカンにぴったり入る大きさで、非使用時は3つ折りに畳んで専用の防水パックに収納可能!

バレーヒル(ValleyHill) ロックフィッシュキーパー 40 43750
バレーヒル(ValleyHill)
専用防水バッグ付きで持ち運びも便利
¥4,613
(2018年11月時点の価格)

前夜のナイトゲームではクロソイが好調にヒット!

 
前日のナイトゲームで釣れたクロソイの釣果

気仙沼港ではクロソイも連日好釣。小型~中型がアベレージではあるが数が釣れていて、ポイントとタイミング次第では良型も有望。アイナメ、ベッコウのデイゲームとクロソイのナイトゲームの2本立ても面白い状況だ。

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※解説/千葉正博
※取材協力/バレーヒル