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第二管区海上保安本部(宮城県塩釜市)より、令和3年1~12月の東北地方における釣り中の事故者、死者・行方不明者が統計を取り始めてから過去最多となったとの発表がありました。

その多くが防波堤からの転落事故とのことです。昨年、一昨年から新たに釣りを始める方も増え、釣り人の姿も多くなっていますが、改めて安全装備、海況予測手段などを確認し、事故防止に努めていただければと思います。

以下が海上保安本部からの内容です。

第二管区海上保安本部から釣り愛好者の皆様へ

令和3年東北地方では、釣り中の事故者(前年+7人)、死者・行方不明者(前年+5人)が過去最多となりました。
第二管区海上保安本部では、釣具店等地域の方々と協同した釣り愛好者の皆様への安全啓発や防波堤等の管理者等と連携した合同パトロールにより、「釣りを安全に楽しむ3つのポイント」を呼びかけています。

3つのポイントを守って「安全第一」で釣りを楽しみましょう。
①防波堤等危険な場所に入らないこと
 釣り中の海中転落は防波堤から最も多く発生しています。波の高さは一定ではありません。100波に1波は1.5倍、1000波に1波は2倍近い高波が出現します。防波堤等危険な場所には入らないようにしましょう。
②ライフジャケット等必要な装備を装着すること
 ライフジャケットを着用していない場合、着用時と比べて死亡する可能性が高くなります。ライフジャケットは釣りをする際の命綱です。必ず着用しましょう。また、釣り場に応じた履物、通信装備(防水ケース入り携帯電話)、を装着しましょう。
③できる限り複数名で行動すること
 単独行動は、海中転落しても気づかれないことがあります。仲間と行動していれば、万が一海に落ちても救助される可能性が高くなります。仲間と一緒に釣りをしましょう。また、釣りに行く場所・帰宅予定時刻を家族や釣り仲間など第三者に予め伝え、定期的な連絡を励行しましょう。

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https://www6.kaiho.mlit.go.jp/info/marinesafety/00_totalsafety.html

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海の緊急通報は118番

釣りをしている際の事故、事件など緊急通報は118番が設定されています。
万一の海中転落時にも通報・連絡が可能なように、防水ケースとストラップで携帯・スマートフォンを常時装着するなどの備えをしておきましょう。

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※取材協力/第二管区海上保安本部交通部


登録日:
2022年1月26日